海鼠さんの映画レビュー・感想・評価

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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.2

キングダムの実写は原作へのリスペクトがとても感じられて、この2も本当に愛が溢れていて良かった。
今作から登場する羌瘣、原作ではとても重要なキャラクターだし人気も高く、誰が演じるのか話題になっていた中で
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キングダム(2019年製作の映画)

4.2

原作ファン(私)大納得の素晴らしい映画だった!
各キャラクターの配役がほんとわかってる…ありがとう…になりました。思い描いてた実写そのままのキャストでこのアクション、スケール感、素晴らしかった。
王騎
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

4.3

大好きな映画。
兄弟二人は原作から飛び出してきたよう。ビジュアルだけでなく、雰囲気や空気感が泉水と春そのもの。
この先どうなるのかとハラハラしたり、現実の残酷さに悲しんだりしながら、兄弟とともにいられ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.1

胸糞悪くて後味も悪くて痛くてたまらないのに何故かまた観たくてたまらなくなる。
思春期の残酷さ、愚直さ、間違った正義、正しい正義、弱さ、そういうものが美しい田園風景と音楽とともに押し寄せてくる。こんなに
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スピリッツ・オブ・ジ・エア(1988年製作の映画)

4.3

強烈な色彩に彩られた映像美に圧倒される。
ひとつひとつのカット、シーンが絵画のように奇妙に美しい。その芸術的な色彩の波に飲まれて巻かれる心地よさ。砂漠と空のコントラストの美しさ、いつかそこに身をおいて
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影裏(2020年製作の映画)

4.2

故郷でのオールロケ、映画の内容よりもそちらのほうに感情移入してしまったのは否めない。岩手の自然は本当に美しいのです。
綾野剛さん、さんさ踊ってくれてありがとうございます。
静かに、訥々と、淡々と。とき
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.8

美しい、美しいファンタジー。
いわゆる若い美人女優じゃないヒロインがどんどん可愛く愛らしくなっていく恋の力。
現実が不遇でも、愛する存在と信頼できる友人がいれば夢を貫く力になるのだと思えた。
細かいこ
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

残酷な現実から逃げ込んだ先が美しい残酷な夢だった、そんな映画だ。
彼女にとってこれはハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、考える。
美しさの中にはいつも狂気があると思わされる。

花とアリス(2004年製作の映画)

4.0

鈴木杏ちゃん演じる花のうざったさ、蒼井優ちゃん演じるアリスの自由奔放さ、どっちもわかるわかる…いたよねこういう女の子、と甘酸っぱい気持ちになる。
ぶつかるけど大好きな関係性、振り回されてるようで実は大
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.4

真っすぐで純粋な心が周囲を変え、心に灯りを灯していく物語。
最初の衝撃から遡って回想になるので、エピソードがすべて繋がったときに"あぁそうか、彼は生き方を全うしたんだな"と胸にしみる。
吉高由里子さん
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害虫(2002年製作の映画)

3.8

害虫とは一体誰のことなのか。
全体的にシンプルな映像、台詞も多くなく、無機質な空気感の中で、宮崎あおいさんの退廃的な美しさと蒼井優ちゃんの瑞々しさが際立つ。
己の欲望とのジレンマ、閉塞感、それに抗う力
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落下の王国(2006年製作の映画)

5.0

再生の物語。
映像が圧倒的過ぎてそれが印象に残りがちだが、この美しい映像の全てが、ロイがアレクサンドリアのために作り出し、彼女の脳内に生み出したものと思うと美しさが更に深みを増す。
アレクサンドリアは
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.5

実写が発表されたときの賛否両論(どちらかと言えば否が多かったが…)を覆す、原作ファン納得のアクションムービーだった。
原作にある外連味もちゃんと感じたし、実写ならではの大迫力もあり、満足。スクリーンに
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.0

とにかく重い。話の内容も画面も重く、暗い。でもまた観たくなる不思議な映画。
知識とは、と考えさせられる。知識は宗教に非ず、宗教は知識に非ず。しかし、それが同等のものとして存在していた時代。暗闇で蠢く人
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ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

5.0

世界観全てが美しい宝物のような美しい悪夢の映画。
ゴルチエが担当している衣装もとても良い。
不気味で奇妙で荒廃したヘンテコな世界に主人公の圧倒的な美少女感がビビッドに輝いている。
変人だらけ、みんな狂
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ベイブ(1995年製作の映画)

5.0

とにかくベイブが可愛い。
可愛いだけじゃなく現実的にシビアな面も描いているので時折考えさせられたりもするが、それを凌駕するほどとにかくベイブが可愛い。
キャラクターたちの個性が際立っていて、全員が愛す
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