このレビューはネタバレを含みます
この作品が今公開されたのは、まさに完璧なタイミングだった。
望まずに着けるマスクがいかに息苦しく我慢ならないものかを、私たちは身をもって体験した後だからだ。
だからこそ、逆にマスクをつけた瞬間に呼吸が>>続きを読む
10年前の作品。
そこからネット犯罪は
手口もより高度化、多様化した上で
増加の一途を辿り、
また被害者・加害者共に
低年齢化も深刻である。
ネットの便利さは今更捨て難いし
心の繋がりを求める人々に>>続きを読む
ポン・ジュノ作品といえば個人的に
パラサイトより、殺人の追憶より
断然これ。
ポン・ジュノワールドじゃ
ウォンビンの天下の美貌も形無し。
初めて観た時は途中まで
これウォンビンである必要ある?
くら>>続きを読む
“ヒトラーは人命だけでなく
芸術をも奪ったのだ”
ヒトラーが自分が理解できない
近代芸術をまとめて弾圧したのは
ナチスが掲げた“アーリア人至上主義”
に通ずるところがある。
なんでも表面的にカテゴラ>>続きを読む
爆イケスーツ姿のコン・ユも
かわいい高校生ウシクもいいけど
やっぱりマ・ドンソク兄貴が優勝。
最後の回想シーンは
何度見ても号泣。
コン・ユパパの手つきと表情が絶妙。
もはや珍しくもなくなった
元>>続きを読む
どの大人にも確かに
無垢な子供時代があったはずなのに
夢や希望などすっかり忘れ
薄汚い欲望に囚われ
なぜこんなにも別の生き物のように
なってしまうのだろうか。
兄弟役の表情がとても巧くて
惹き込まれ>>続きを読む
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「ぼくが犯罪者じゃなくて
ロンドン市民は本当に幸せだよ」と
かの有名なシャーロックホームズの
台詞があるが
良い行いにも悪い行いにも
結局使える頭脳って同じだもの。
どちらに転ぶか。
きっかけは親友の>>続きを読む
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子役時代のKep1erイェソを
確認したくて二度目の鑑賞。
しかし前回ほとほと泣き疲れたため
なかなか勇気が出ず、、
休日前に観ることをおすすめします。
イェソ(ちょい役だけどキーパーソン)
も当然可>>続きを読む
わたしの中に在る子供心というか
小学生男子マインドが反応して
何回見ても爆笑、
大好きな作品なんだけど、
安易に人には勧めません笑
韓国の盧武鉉元大統領をモデルに
ブルジョワ弁護士から
人権派弁護士へと変貌を遂げ
政治活動に身を投じる転機となった
事件への一連の流れを描いた作品。
なんだけど
本人が後年ぶっちゃけた
政治に手を>>続きを読む
うーーーん...
複雑すぎる環境下で
身近な大人を反面教師にして
しっかりしてるように見える長女が
内心自分を救い出してくれる
白馬の王子を夢見てる
ってとこまでは理解できる。
でも言っちゃ悪いが結局>>続きを読む
個人的に
青春時代のシュガー&スパイスな
ラブストーリーに弱いので点数甘め。
ソヨンは周りから見れば
男を振り回す小悪魔な
“クソ女”かもしれないけど、
スンミンの位置・距離から見たら
やっぱ魅力的>>続きを読む
移民の多いフランスにおいて
公立高校内はあくまで無宗教という
前提があるそうだが
多感な時期にある生徒たちを
狭い教室に詰め込めば
宗教的、民族的な諍いも耐えない。
単に教えるということすら
容易で>>続きを読む
ゾーイ見覚えあると思ったら
スシガールかぁ。キャラ的に
そっこー死んじゃう系ビッチかと。
女の子たちはみんなスタイル良くて
可愛いけど彼氏陣...
ビーバーの造りが超絶チープなものの
襲いかかってく>>続きを読む
タイトルそのまま、
ペンシルベニアが舞台の
ストックホルム症候群に陥った
犯罪被害者の少女と
その家族の葛藤を描いた作品。
終始息が詰まって
酸欠気味の99分間でした。
4歳の時に誘拐された娘が>>続きを読む
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エイミーは産まれながらの
サイコパスというより
ソシオパスってやつかな。
両親からは常に完璧を求められ
絵本の中の“架空の自分”と比べられる、
そんな環境が彼女を造った。
物心ついた頃から息をするかの>>続きを読む
“神様だって、
どうしてあんな遠くにいるの?
本当に私たちを
救ってくださるのなら、どうして
目の前にいらっしゃらないの?”
ある小説の一節が
ずっと頭に浮かんでいた。
秀吉ら時の為政者の
異教徒>>続きを読む
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重くて、痛くて、
観ているのも辛いのに
すごく引き込まれた。
「汝 殺すなかれって言うけれど
みんな殺してる」
戦争で殺し合うのと
罪のない者を虐殺するのと
罪のある者に罰を与えるのと
死を>>続きを読む
小さい頃、ドラマ「家なき子」で
メイドのあき竹城が
ピラニアの水槽に落とされて
殺されたのが忘れられず
ピラニアは若干トラウマでしたが
今作で克服できて
大人の階段一つ登った気分。
実際ピラニア=人喰>>続きを読む
日常で、たまにふと
この作品を思い出すことがある。
タイムトラベルの設定には
ハテナ?なところもあるのだけど
ゴリゴリのSFってわけじゃないし
あんまり考えすぎなくていいかな。
本質としては
特殊な>>続きを読む
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タイトルからリベンジするのは
わかりきってて
まぁスカッともするんだけど
“華麗なる”要素が物足りないかな。
前半は
暴力検事ファン・ジョンミンの
「ショーシャンクの空に」
後半は
イケメンなのにイケ>>続きを読む
「トランスワールド」の
サラ・パクストンが可愛かったから
その流れで適当に選んだら
海外ドラマ好きには見慣れた顔が
たくさんいてテンション上がった!
サメのパニックものとはいえ
今作のサメは単なる手段>>続きを読む
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いかにもヒントになり得そうな
会話の絶妙な噛み合わなさを
拾いつつ、徐々に真実が明るみに
なっていく過程は中弛みもなく
最後まで目が離せなかった。
一見ハッピーエンドだけど
誰より身体を張ったトムは結>>続きを読む
服なんて脱いでしまえば
メイクなんて落としてしまえば
それまでだけど
その身体の内側に在るものは
どうもがいたって
決して誤魔化せない。
性(さが)も、愛も。
どのシーンも切り取って
額に入れたいく>>続きを読む
ダニー・ボイルっぽくない、
リチャード・カーティスっぽい
お話だなぁと思ってたら脚本が。
考えたことがある人も少なくは
ないだろう、ありがちな発想が
しっかりとエンターテイメント
作品になってて。
や>>続きを読む
“謎の組織が秘密裏に造り育てた、
特殊な力を持った子供たち”
というよくある、いかにも漫画的で
厨二感満載の設定なのですが
個人的には結構好物。
前半はスローな展開だけど
前振り充分、
後半からの怒涛>>続きを読む
タイトル的に
「死ぬ前にしておく10のこと」
の頃に、その話題に便乗した
トンデモ翻訳の邦題かと思ってたら
最近の作品で
しかも和訳そのままでびっくり。
40歳のクリスティーナ・リッチが
変わらなさす>>続きを読む
18年前の作品かぁ。
そういや当時影響されて作った
自分の
「死ぬまでにしたいことリスト」が
未だほぼ消化されてないことを
思い出し愕然。
むしろリストを一新せねば。
旦那の笑顔がどタイプなのは
相変>>続きを読む
韓国で80〜90年代に実際に起きた
連続殺人事件をモチーフにしており
事件の詳細も作品も正直すごく
胸糞だけど、最近になって
犯人が判明したと知って再鑑賞。
2003年に公開された
この作品の中では>>続きを読む
1989年に実際に起きた
モントリオール理工科大での
銃乱射事件をベースにした作品。
女性の社会進出が少し進んだ時代
自分の人生がうまくいかないのを
全て、男の権利を奪っていく
女のせいだと思い込んだ>>続きを読む
運命という体で
こんな壮絶な人生、
残酷な仕打ちを課すなんてもう
神様なんていない、というか
そんな神様要らないでしょ。
宗教のための争いなど
ただただ馬鹿げていると感じる。
だんだんとパズルのピー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
オランダのジュブナイル的な、
大人を振り回して冒険に繰り出す
子供の話かと思ってたら
なんやかんやと大人の事情に
振り回される子供の話だった。
一応ハッピーエンドだし
テンポは良くてワクワク楽しい。>>続きを読む
ストーリーはあくまで
王道のシンデレラストーリー。
ただめちゃめちゃお金がかってる
だけあって、タイトルどおり
まさにクレイジーとしか
言いようのない中華系超富裕層の
リッチぶりが圧巻!
ぶっ飛び過ぎ>>続きを読む
昨今の壁面アートといえば
プロジェクションマッピングなど
最先端の技術がよく話題になるが、
今世界的に注目を集めている
ストリートアーティストであるJRが
“ヌーヴェルヴァーグの母”
アニエスと共に取>>続きを読む
初めて観た時は子供で
カフェの女主人の
ヒステリックさに辟易して
序盤で鑑賞をやめてしまった記憶。
それから20年近く経ち
そう言えば、とふと思い出して
今更ながら再チャレンジ。
パッケージやポスタ>>続きを読む
邦題から想像するような、ほのぼの
ハートフルストーリーではない。
もちろん主筋は84歳の老人が
周囲の反発を押し退け
小学校に通う、というそれだけでも
充分ドラマティックな実話なのだが
そこに彼の壮絶>>続きを読む