ウォシャウスキー兄弟のマスターベーション。
色々な要素をつめこみすぎて、ただでさえわかりづらい設定・世界観が、より難解に。
足し算はもういいから、引き算をしてくれ。
はじめて観た時はあれ程の衝撃を受けたマトリックス。
改めて鑑賞してみるとストーリーの急展開っぷりに笑ってしまった。キスひとつで覚醒してめちゃくちゃ強くなるネオとかね。だがそれがいい。
で、アクション>>続きを読む
ゾンビ(ウイルス)&世界の終焉、この設定ありがちすぎるんだけど、飽きないんだよなー。
ゲームにしたら面白そう。
特に深みは無いのでファストフード感覚でお召し上がりください。
アフリカの鉱物資源をめぐって欧米人と現地人の欲望が渦巻くTIAM(ディス・イズ・アフリカ・ムービー)。
シエラレオネ内戦を長引かせた紛争ダイヤモンド問題を軸に、RUF(革命軍)の非人道的殺戮、政府側で>>続きを読む
あぁ、いいなぁ。ブレイブハート、俺も欲しい。
男だったら仙崎のようなヒーローに憧れないわけがない。
個人的にはリアリティーを追求する映画が好きだし、だからこそバッドエンド派。
でも気づいたらハッピー>>続きを読む
シルベスタスタロニズム。アーノルドシュワルツェネガニズム。男の中の男。筋肉。このふたりの共演はもっと欲しい。
『生』についてのシンプルかつ強烈なメッセージがこめられた作品。ほのぼのムービーでは描けない、グロテスクでこそ描けるリアルな『生』。ショッキングな映像が『生』の生々しさを加速させる。
映画をひとつの体>>続きを読む
囚人と看守の実験、アメリカ版リメイク。
とりあえずエイドリアンかっけー、ロン毛も坊主も髭のばしっぱなしも様になる。
ウィッテカーはルールの上でだけは強くなれる醜い人間を完璧に演じていた、上手い。あの醜>>続きを読む
1よりも2が面白く、2よりも3が面白い。これぞまさに三部作。もはや語り尽くされた物語なので、今更しのごの言うつもりもないが、これはフロドの物語ではなくて実はサムの物語でした!みたいなオチだったら、もっ>>続きを読む
クライマックスに向けて急展開する物語。ガンダルフがどんどん強くなる。アラゴルンがどんどん格好よくなる。サムがどんどん頼もしくなる。いよいよ怪しくなるゴラム。いよいよ疲弊するフロド。いよいよ激しさを増す>>続きを読む
あくまで三部作の第一部。壮大な叙事詩の序章、幕開けに過ぎない。つまり、これを観たからには第二部・第三部は必ず観るべきである、いや観る責任がある。長尺だからと途中で放り投げてはいけない。我々は勇気ある傍>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
※原作を読んでいない、戦争について深く知らない、という前提で批評。
正直な感想、物語の強烈性に欠ける、つまりそこまで感動しなかった。
劇場では序盤から鼻をすする音も聞こえてきたけれど、原作を知らない>>続きを読む
畜生、ええやん。私的には『猟奇的な彼女の彼氏』の方がしっくりくる。若いうちにたくさん遊んでおけ、とはよく言うものだけど、若いうちこそ真剣な恋愛をしようじゃないか。たくさんの女性を経験するというのは、た>>続きを読む
映画にはストーリーで魅せるものと映像で魅せるものがあって、トゥモローワールドは後者。長回しのカメラワークが醸し出す臨場感に見入ってしまう。もちろんストーリーも悪いわけじゃないんだけど、深みを求める人に>>続きを読む
全く新しい映像体験。スクリーンに映し出されたのはスターウォーズ的な宇宙(たぶん宇宙ってこんな感じ)ではなく、私たちが住む世界の延長線上にたしかに存在する宇宙だった。そう見えた。素晴らしい画と音と無重力>>続きを読む
超エキサイティング、ヤバい。イケてるPOVとナチュラルなVFXの組み合わせがマジに調子いい。POVってホラーかパニックが定番なんだけど、クロニクルはその発想はなかったわーって感じ、まぁある意味ホラーだ>>続きを読む
IMAXで観るための映画。メタリカのファンであればあるほど興奮する仕上がり。しかしながら、最先端の映像とド迫力のサウンドで繰り広げられる極上のライブを目の前にしながら、椅子に座り続けるのは拷問に近い。
ファンタジーと現実のバランスが絶妙。キッズでもアダルトでも楽しめる内容だが、どちらかといえば大人にオススメしたい。
何かを語るなら古典は基本だよね、というわけで鑑賞。
60年以上も前の作品とは到底おもえない!
と、まず感じたのだが、そんな感想は見当違いであることに気がついた。古いものをナメているからこそ出てきてし>>続きを読む
認めたくないものだな、自分自身の、若さ故の過ちというものを。はたから見たら「過ち」だとしても、自分にとっては「大きな意味のある経験」。だから認めたくない、認めない。安保闘争や学生運動について何も知らな>>続きを読む
俳優・脚本・演出・編集で魅せる映画。あえて粗探しをするならば、深みがない。言い換えると、表面的だがクオリティーは高い。小説家に例えるなら、伊坂幸太郎(つまり、村上春樹ではない)。ブラピ好きはマスト。
天才、ラスベガス、キャンパスライフ、、、わくわくする要素がいっぱい。深く心に突き刺さるメッセージがあるわけではないけど、観ている間は気持ちよくトリップ(現実逃避ともいう)できる。優等生!
一言で表すなら、外国人向けアート。日本の文化である、「お笑い」の新しい潮流を自ら生み出してきた男、松本人志の「らしさ」が随所に散見される。既存の「映画」という概念をとっぱらって鑑賞することをお勧めする>>続きを読む
リリー・フランキーがヤバイ。あまりの狂いっぷりに、おもわず笑ってしまう程。自分とは関係のない世界の凶悪にばかり目がいって、身近に潜む凶悪には気付かない。こんなことって結構あるんじゃなかろうか。
小さい頃にシアターで観ていたら思い出の一本になっていたに違いない、そんな映画。ああ、海がみたい。
ひとつの事件を、一定の時間軸を繰り返しつつ、複数の視点から描くという手法、好きだなー。基本的に映画って主人公の視点がメインで進行していくものだけど、この作品では全ての登場人物の視点がメイン。言い換えれ>>続きを読む
観る価値のある映画、いや実験報告というべきか。作中で指摘される事実は、健康で文化的な最低限度の生活を営むために不可欠な知識として蓄えておいて損はない、決して。無論、マクドナルド史上、最大のネガティブキ>>続きを読む
レイプ・強奪・殺人を繰り返すリベリアの少年兵たち。彼らにとって、それは単なる儀式であり、唯一の生きる道。人間は動物でしかない。
唯一のアイデンティティーを否定されたとき、人は破滅に走る。それは自殺かもしれないし他殺かもしれない。ナインインチネイルズの音楽とデニーロの狂気は良い組み合わせだった。
主人公が癌患者、ありがちな設定だな、と思いがちなんだけど、永遠不変の価値ある題材なのではないかな。カジュアルで比較的オーソドックスな映画なので、テーマの重さが苦にならず爽やかな印象。パスタに例えるなら>>続きを読む
ただの浮世離れした恋の物語ではなく、現実味を帯びたストーリーとして鑑賞できるのは、社会的な人間と反社会的な人間とが共存している世界を描いているから。どちらか一方に偏らないお陰で、こちらが受け取るメッセ>>続きを読む
ストーリーは予想通りの展開ではあるものの、世界観と映像美とクロエちゃんの可愛さで退屈しない。ハリウッドのリメイク作品は原作を知らない方が楽しめるのではないだろうか。
兄弟間の絶妙な距離感をリアルに描写している、それは決して言語化できないものであり、だからこそ直接的に胸を刺す。この感覚は、ひとりっこの人には理解できないかもしれない。ドラマ半沢直樹での怪演を観てから、>>続きを読む
第1部いる?映画の完成度を下げちゃってる印象。
もちろん序盤には最低限の説明があって然るべきなんだけど、なくてもいい場合もある。
あと一言、キルビルの影響を感じたのは気のせいだろうか。
ホラー映画ではなく、お茶の間エンターテインメント。あくまでも貞子というシンボルが日本中に浸透しているからこそ、興行的には成り立つ代物。テーマパークの映像アトラクション的な感覚で鑑賞するのであれば、少し>>続きを読む