千葉匡さんの映画レビュー・感想・評価

千葉匡

千葉匡

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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.8

おもしろい。
前半は落ちぶれた日常がメインで、それがダラダラと続いていくのにちょっとダレそうになったが、勝地涼演じる芸人が番組の1コーナーでボクシングの真似事を始め、物語に絡み始めたあたりから面白くな
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

3.7

言うまでもなく、藤原竜也のハマり役。
利根川を演じた香川照之もサイコーに利根川だった笑

鉄骨渡りやカードゲームなど名シーンの数々もきっちりとオリジナリティ溢れる実写にして、結末は分かっているのにいち
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.6

劇団ひとりは才能あるんだろな。
おもしろいし、とことんバカもやれて、こんな物語まで考えてしまう。

タイムスリップして、若かりし頃の父と母に会う。よくあゆ設定だが、そこからがおもしろい。
得意のお笑い
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岳 -ガク-(2010年製作の映画)

3.4

いい俳優陣と山々の映像美。
十分でしょ。

小栗旬はやはりああいう飄々とした役が良く似合う。
ストーリーはさておき、山登りの厳しさ、自然の厳しさと美しさを知れる。

原作の方が面白いけど、これはこれで
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ネオ・ヒロイック・ファンタジア アリオン(1986年製作の映画)

3.5

原作が好きで、こちらの映画も鑑賞。

安彦良和の描く漫画はホント独特。
誰も似たようなタッチで書いていない作画だと思う。
これだけ自分の世界を持っている漫画家も珍しいのでは。

物語もギリシャ神話をモ
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.1

さすがキューブリック。
わけわからん笑
キューブリック監督とはどうやら相性が悪いらしい。
彼の作品を一度もおもしろいと思ったことがない。
難しすぎる。

トム・クルーズとニコール・キッドマンが主演て、
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.0

結局は『序』が一番好き。
テレビアニメ版を踏襲しつつ、映像がかなりキレイに細部までこだわった作画になっていた。
ヤシマ作戦なんて、エヴァのアツいエピソードのひとつをあれだけのクオリティーで仕上げてくれ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

これは素晴らしい。
とても良く仕上がっていた。

数年ぶりにアニメ化されたのも神谷明ががんばってくれたおかげでとても楽しめた。
海外での実写映画も監督がシティーハンター好きということで、こちらも非常に
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

聴覚障害を持つ女子プロボクサーのドキュメンタリーでも観ているかのような雰囲気。

主役の岸井ゆきのさんも存じ上げないまま、ボクシングを題材にしているので鑑賞してみた。
ストーリーに魅せられるというより
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ミケランジェロの暗号(2010年製作の映画)

3.6

ちょうどいい感じに軽い気分で観れたかな。
ナチスやヒトラーが絡むとだいたい凄惨さや暗さが溢れ出てくるが、この作品は素直に楽しめた。

絵画が絡むとだいたいおもしろいという自分の尺度は間違っていないと思
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.6

コナンは一生懸命観てる方ではないが、これはおもしろかった。
公安なんて出されても子供達は、ん?って感じになっちゃうと思うが、とにかく安室さんがカッコいい。

初めて見ました動いてる安室さん。
アムロの
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.6

超平和バスターズの世界観は好き。
作画も好き。

でも自分が歳とったんだろな。青春モノが観ていてムズムズして落ち着かない笑
姉妹の愛情、過去と未来の関係性、各キャラの個性・いろいろ好きだし。

『この
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.5

人間の奥深さ。
息子があんな感じだったら想像を絶する負荷がかかっていたかもしれない。でも障害者?を持った親は皆がんばって育てている。それを大変なことと認識せずに育てている親さえいる。

会話さえままな
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ファーザー・スチュー 闘い続けた男(2022年製作の映画)

3.6

コメディかと思ったら、ちゃんとした人生讃歌だった。

宗教という珍しい世界が題材だったから、観ていてのめり込めないかと思ったけど、反骨精神剥き出しのマーク・ウォールバーグを観ているとスポ根モノにさえ見
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.6

いつもコナンの人気作品の上位に組み込んでいるので、視聴してみた。

最近の作品に比べてアクションは少なめ、派手なのも少なめで好感持てた笑

ホームズが出てきたり、設定が恐ろしくマンガチックだったのが、
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.7

ずっと緊張して観て肩が凝った。
そのくらい全編殺るか殺られるかのシーンの連続。
実際にあった作戦と後から聞いてもう一度観たくなった。

マーク・ウォールバーグでさえ今回はダメか?と思わせられる展開。
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コンカッション(2015年製作の映画)

3.8

自分の国が大好きなアメリカ合衆国にしては、勇気ある題材ではないだろうか。
国民皆大好きなNFL。
その存亡を根底から覆してしまう事実。
FBIまで登場してしまうアメリカの怖さ。
認められれば国のお抱え
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.6

『インファナルアフェア』『ダブルフェイス』ともにおもしろかったし、それが錚々たるメンツで、マーティン・スコセッシ監督なんだから期待しないわけがない!

期待しすぎたかなぁ
期待しすぎたオレが悪いのかな
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カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

3.6

当たり前だけど、2はパワーアップしていた。いろんな意味で。
お調子者だけど、心優しい主人公のパンダ好き。
脇を固める動物や虫たちもキャラが立っていて飽きさせない展開は、1でも感じたがよく出来ていると思
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遠い夜明け(1987年製作の映画)

3.8

見応え十分。

アパルトヘイトしかり、黒人差別問題を取り上げている作品は数多くあるが、事実を基に作りれていると重みが違う。
事実だからこその切ない展開もあるが、物語として十分楽しめるし、実話を題材にし
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ある男(2022年製作の映画)

3.9

久しぶりに大人の落ち着いた上質なミステリーを観た気分。
俳優陣が皆静かな役で、物語の切なさや奥深さや様々な感情がさざなみのように伝わってくる。

結末がさらにもうひとつこの物語の言いたかったことにプラ
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.2

西部劇は嫌いじゃない。
だから観てみた。
最近観た中では一番ハマれなかったかな。

出演陣がほぼ黒人のためキャラの見極めがすんなりいかず、キャラも立ってないのでなおさら、これ誰だ?状態がしばしば。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

しまった…
part 2があったのか…
全く興味がなかったからなんの情報も仕入れてなかった…
続きが気になって仕方がない。

とにかく壮大。
映像も世界観も衣装やらメカやら全てが凝ってる。これは絶対映
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

戦争映画をエンタメに昇華し、一周回って人の命を問う壮大な人間ドラマに転化。

凄惨なシーンが多いが、手を握りしめ鑑賞し続けた。
なんの縁もない人間の命を、自分たちの命と引き換えに守る。誰にでもできるこ
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.9

原作のオリジンを読んだ時も思ったが、ここを観るからこそファースト・ガンダムのひとつひとつのセリフや人間関係がより深く知ることができる。

しかもあのガンダムが今の時代の技術で動く。もはやそれだけで感動
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激突!(1971年製作の映画)

3.7

スピルバーグはやっぱり天才か。
こんなのを何十年も前に作ってしまう感性とバイタリティー。

作中ずっと緊張状態。
何回観ても怖い。
大人になったのに怖い。
やっぱ一番怖いのは人間か。

終始追われるだ
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7

子供の頃何回も金曜ロードショーで放映し、その度に怖いのに観てしまう面白さよ。
その頃はスピルバーグなんて知るはずもなく、とにかく怖いのに面白いとしか考えていなかった。

弱いのにがんばるロイ・シャイダ
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トランスフォーマー/リベンジ(2009年製作の映画)

3.6

とにかく映像がスゴい。
スゴすぎる。

これだけ男の子の心をくすぐる映画があるだろうか。
クルマがロボットに。
ヘリコプターがロボットに。
なにこれ。

ストーリーは荒唐無稽だけど、純粋に映像を楽しむ
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トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.8

破天荒極まりない笑

ジェイソン・ステイサムはなんでこんなにカッコいいんだ!と心の中で何回叫んだことか。

とにかく何も考えずに、どうなるんだこの先はと不安にならずに絶大な安心感を持ちながらゆったりと
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

3.6

デニーロがフル回転。
監督・制作・主演。
がんばった。
一風変わったギャング映画というか、家族の物語かなぁ

古き良き時代を映し出してる物語の世界に没頭できる。

知識が足りず、デニーロが他にも監督し
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.9

このシリーズホントに大好き。
大人なルパン。
この中での峰不二子は最強。
沢城みゆきの声がホントいいんだわ。
自分はこれで彼女の声が好きになりました。

ストーリーのハードボイルドと作画のアダルトな感
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

3.3

ルパンの作品の中ではガッカリな方かなぁ

コナンとのコラボは素直に面白く、2つの作品のキャラがうまく噛み合ってたし、いい感じの話の展開だっただけに、非常に残念。
キャッツ・アイ好きなのに。

一番は作
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BECK(2010年製作の映画)

3.8

青春映画として成立していた。
原作が好きでどうしても観たくなった。

とにかく俳優陣がカッコいい。
イケメン揃い。
桐谷健太歌うますぎ。
雨のライブでの『EVOLUTION』サイコーすぎ。
さらにはエ
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仮面の男(1998年製作の映画)

3.4

いわゆる『三銃士』モノ。
前半盛り上がりに欠けてダラダラしちゃったような気はするが、後半はアツい展開で、まぁ、いいんじゃないでしょうか。

自分的にはもう少しアクションに寄るか、人間ドラマに寄るか、も
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前科者(2022年製作の映画)

3.5

とても重たい職業だと伝わってきた。
優しさがないとやっていけない。
でも優しさだけでは成り立たない。
有村架純が演じる役柄は人たらしな、パーソナルスペースを気にしない性格。

それが実際はどうなるのか
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

原作にそこまで思い入れがなかったからか、これはこれでアリかなと。

マンガ原作の実写化はバケモノが出てきたり、SFチックな内容でなければ、ある程度観れる作品には仕上がるんだよね。

どう表現されるんだ
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