キルエムオールさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~(2012年製作の映画)

1.0

息子の名前は、昔の恋人の名前だった。「子供には愛する人の名前をつけたいでしょ?だから昔の恋人の名前をつけたの♡」これってロマンティックなんですか?心に秘めた恋、それが悪いと言いたいわけではない。ただ、>>続きを読む

刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.4

序盤からジョンブックがアーミッシュの生活圏に入り込むまでの緊迫感溢れる展開。さあ、ここからどうなるのかとワクワクしていると、思わぬ方へ転がっていく。個人的には前半の無骨な緊迫感が好みだが、この牧歌的?>>続きを読む

One Night,One Love ワンナイト、ワンラブ(2011年製作の映画)

2.0

①なんか少女漫画みたいな話だった。
②吐き気がするほど甘ったるいシーンの連続に、何度か本気でうんざりした。
③かわいくない女の子をヒロインに使い、モデル風美女をコケにする、、客のご機嫌取りが浅ましすぎ
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ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

3.0

閉鎖空間殺戮ムービー。適度にグロい人体破損描写良し。最後まで一切素顔を出さないドレッド良し。なんとなく恐ろしさは伝わってきたラスボスのあっけなさに若干物足りなさを感じるが、まあ良し。ただ、多くのシーン>>続きを読む

プレミアム・ラッシュ(2012年製作の映画)

2.5

しつこいくらいに劇中でスリル云々言う台詞が出てくるが、あまりそういった緊迫感はなく、ユーモラスで軽い。かと思えば、運んでいるものはすごく重い。というか、アレわざわざメッセンジャーに運ばせる必要あった?>>続きを読む

マックス・ペイン(2008年製作の映画)

1.0

観る前にゲームが原作と聞いていたからなのか、本当にゲームをやってる気分になった、、悪い意味で。「イベントをこなす→その場にいた人物から手掛かりやキーワードをゲット!→次のイベントへ」がただ連続する、恐>>続きを読む

アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

他の方々が仰っているように、ダークシティぽい世界観、ビジュアルは魅力的。が、肝心のストーリーが追いついてこない。SF設定のツメの甘さは百歩譲るとして、全体的にぼんやりした味わい。ヒロインの記憶喪失の設>>続きを読む

ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

3.0

「古き良き」、「慎ましく、ささやかで」、「どこにでもいるような」市井の人々の日常といったところだろうか。「こんな愉快な家族、今(過去も?)いないんじゃないかな」と、思わずそれぞれ括弧で括ってしまったが>>続きを読む

ラスト・ターゲット(2010年製作の映画)

4.8

徹底的にミニマルで、圧倒的な緊迫感。写真家ならではのハッとする画作り。昨今巷に溢れている、激しく画面を揺さぶることなどしない的確なカメラワーク。無駄を一切省いたセリフ。全編美意識に貫かれ、それが見事に>>続きを読む

アドレナリン(2006年製作の映画)

3.0

信号待ちしていて、ふと横を見るとそこには勃起したステイサムが。さらにそんなステイサムに睨みつけられたら、、この世で考えられる最上位の恐怖だろう。ナイスシーン!

ブリッツ(2011年製作の映画)

3.0

特筆するところはなし。話のアラも多い。が!ステイサムが無敵、、それだけでいいじゃないか!これからもバシバシ人殺してください、映画の中で。(ステイサム関連でひとつだけ文句をつけるなら、劇中であんな素敵な>>続きを読む

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とても奇妙で不気味な余韻を残す作品。映像、音響など演出が非常に凝っていて、まったく飽きさせない。が、終盤若干微妙な箇所も。結局、感覚が鋭すぎる主人公はあの後どうなったのだろう。正常なのか異常なのか曖昧>>続きを読む

ハンコック(2008年製作の映画)

1.6

ごはん食べながら観るのに最適。即ち、どうでも良い映画ということです!あまりにブサイクな作りで笑えた!

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

2.8

ロケーション含め、撮影はとても良かった。ただ、いつ逃げるんだ?いつ反逆するんだ?と思って観ていたら、最後説教くさいことをぬかして、あっけなく終わった、、こりゃないでしょう!「私達は作られた存在で、さら>>続きを読む

息もできない(2008年製作の映画)

5.0

ただただ見事。暴力のどうしようもなく虚しい連鎖を予期させるラストシーンは、ほんとに息もできなかった。学芸会見せてあげたかった

ファニー・ピープル/素敵な人生の終り方(2009年製作の映画)

2.0

エミネム登場シーンなど所々笑えるところがあったのと、セスローゲン達がシェアしている部屋がかっこ良かった。そのくらいしか言うことなし。とにかく長すぎ。

ぼくのプレミアライフ(1997年製作の映画)

2.2

端的に、出来がよくない。あまりおもしろくない。主人公と恋人の間にある恋愛感情も、主人公のサッカー中毒っぷりも伝わってこない。時代もあるのかもしれないが、画がブサイク。ただ、「裏切りのサーカス」で再度共>>続きを読む

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

5.0

こんなに楽しいロードムービーにはそうそう出会えない!ポール一行のやり取りを見ているだけで心が温かくなったり、笑えたり、泣けたり、、映画が終わる頃には別れるのが寂しくて辛かったほど。
ポールが軽薄なムー
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くたばれ!ユナイテッド -サッカー万歳!-(2009年製作の映画)

3.0

マネーボールのような試合での采配術や選手やオーナー、他のクラブの監督とのやり合いなど舞台裏がたっぷり描かれるのかと思いきや、意外とそこはあっさり見せる。じゃあ、二人三脚で頑張ってきたアシスタントコーチ>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.2

楽しい!ラルフとヴァネロペかわいそう!そしてかわいい!それからフィリックス、最初はただの嫌な奴なのかと思ったら、なんというか甘やかされて育った世間知らずのボンクラ臭がプンプンで妙に憎めない!ただ、ラル>>続きを読む

空飛ぶゆうれい船(1969年製作の映画)

3.0

小さい頃、夏休みの午前中に放映していたアニメ劇場のようなプログラムで偶然観て以来、ずっと頭を離れなかった作品。タイトルや物語の筋はまったく覚えていなかったが、「ごっくりごっくりボアジュース」という奇妙>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

1.5

ガッカリ映画ナンバーワン!良かったところもあるが、良くなかったところが多すぎて、、。ベインのビジュアルを予告編で見た時は期待が膨れ上がったのだが、見事に裏切ってくれた。革命を起こすのかと思いきや、蓋を>>続きを読む

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.5

全編美しくて、毛穴全開で痺れっ放し。物語はボンドの存在証明、光と影、マザコン。白眉はオープニング→アバンタイトル(アデルのテーマ曲含む)。トムフォードによる青みがかったグレーのスーツに身を包んだボンド>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.5

個人的な鑑賞体験を申し上げると、本作は小学校高学年のころに当時絶賛ブレイク中のブラピが出ているというだけでなんとなく借りてみた。それから今まで再鑑賞していない。いや、なんとなくできなかった。それくらい>>続きを読む

ゴーストライター(2010年製作の映画)

4.5

正直、気になるところは多い。みなさん指摘されるだろうが、ググッて悪い奴を特定するとこ(諜報部員ってネットに情報のってるの?危なくない?)や、隠された真実の伝達方法(口で伝えればよかったんじゃないかなあ>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

1.5

正直、まったく乗れなかったです。まず、テッドって失礼で嫌な奴じゃないですか?いくら小さな頃からの友人だとしても、付き合いを辞めた方が良い場合は確実にあって、彼がそれ。まあ、マークウォールバーグ演じる主>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

5.0

素晴らしい脚本!主要人物はじめ、チョイ役のマリサトメイまで俳優陣はみんな最高!保護者面談シーン最高!中盤の全員大集合シーンは、びっくりで、楽しくてほんと最高!ラストシーンのスティーブカレルとジュリアン>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.5

ただの雰囲気オシャレ映画と高を括って観てないのならもったいなさすぎる傑作。神経質でいつもイライラでキレやすく、その上泣き言ばかりのヴィンセントギャロが、かわいい彼女作って、気持ちの良い幸せな奴になる映>>続きを読む

WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々(2011年製作の映画)

3.5

なんといってもポールジアマッティ!泣くのを我慢して我慢して、でもやっぱり泣いちゃうジアマッティ!個人的にはサイドウェイ、アメリカンスプレンダーに次ぐジアマッティ映画!ストーリーは、温かい再起映画。俳優>>続きを読む

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

5.0

笑えるけどどうでもいい、どうでもいいけど笑える一晩がタラタラと映し出された後のショッピングモール。エスカレーターの向こうに消えていく友達を見つめるジョナ・ヒルの表情に不覚にも心を揺さぶられた。大学入学>>続きを読む

ブルース・オールマイティ(2003年製作の映画)

1.0

大嫌いな映画。本当に不快。死ぬほど説教くさい....エラそーに宣ってんじゃねーようるせーよバカ死ね。
主人公が本当に嫌な奴。しかも、そいつを正当化する視点で描く、、ただの害悪でしかない。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

2.8

人物のアップばかりを3時間は疲れる。世界的な大不況の今、人々の心を打ったのだろうか、、
個人的には、マリウスというキャラクターに憤慨しました。これは原作の問題だが。歌はすごい、、けど、やはり疲れる。

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

1.0

最低。これが原爆を落とした国の認識か、、タチが悪すぎる。まあラストデイというタイトルだし、マクレーンはあの後死ぬのでしょうね。というか、もはやファンが愛しているマクレーンではありません。好き好んで危険>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.0

ウェスアンダーソンのファンだが、本作はイマイチ。なんというか、甘ったるすぎて。ブルースウィリス、エドワードノートンらのコメディ演技はそれなりに楽しかったが、、とはいえ、偏愛を生む作品なのは理解できる。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.3

マチズモをこじらせた馬鹿を、女性に成敗させる復讐映画。ゾーイベルが鉄パイプを装備し雄叫びをあげるシーン、そしてラストの切れ味にガッツポーズ!

ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.8

画が綺麗。特に、ホアキンフェニックスが畑を全力で逃走するシーンにうっとり♡
ストーリーは、説明が少なく、話を理解、把握しずらいが、これはこれでありなのでは。個人的には、ホアキンフェニックスより、エイミ
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