なんだそいつぶっ飛ばせさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

なんだそいつぶっ飛ばせ

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

傑作中の傑作。この手の作品にたった数年で古いファンダムを壊して新しいファンダムを創り上げてしまったタランティーノに感心することすら烏滸がましい。だからこそ昔のタランティーノファンの落胆も滑稽に見えてし>>続きを読む

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.6

今泉力哉の脚本家という一種の職人の仕事を見た。自分の味は適度に抑えつつも、遊び心と情熱を静かな画面から感じられた。

もちろん出演している俳優陣は文句のつけようはなく、名演技と名演技のぶつかり合い。
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

タイムリープ物は非常に好みのジャンル。今作は一つの「キー」を用いて狭いオフィスの中に奥行きを作ったのは素晴らしい。

こういう作品にありがちな「なんでこいつ納得したんやろ」という疑問をしっかり説明して
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.0

直哉もそうだし、優実の友達もそうだけど会話の内容や行動の解像度が高すぎる。さらに時系列を効果的にちりばめて(近年は無駄が多い)そうすることで客はどっぷりと浸かれるし、地獄を体験できる。

後半はずっと
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

松岡茉優をもっと好きになった。万引き家族でも名優に負けじと光放っていたが、ドラマ女優とは言わせない、この役を完璧に演じきっていた。

音楽との融合の部分ではどこかミュージカルとは違う、主演にスポットを
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.3

既視感と都合主義に嫌悪感はありつつも、やっぱりベン・アフレックは最高である。そしてアクションをメインにすれば続編もなかなか嘘では無いのかなとも思う。

面白いなあと思う場面ももちろんあって、それでも設
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

実話を元にした作品で、しかも有名すぎるマイケル・ジョーダンの話なので作るにあたって難しいところは沢山あったと思う。それを踏まえてジョーダンの顔を移さないところは、もちろんリアルさの追求と言えばそれまで>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

終始地獄でテンションが低い映画だが、SF技術と演出力、そして音楽が素晴らしい。既視感のあるストーリーで軸もありがちな「愛」というテーマなのだが、それでも飽きずに見ることが出来る。
映画館で見るべき映画
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街の上で(2019年製作の映画)

4.1

猛烈に鼻につく。大作で面白いのは間違いない。

恋愛観においてとにかくしんどい部分なんだけど、愛がなんだよりもどっぷり浸からずに遠い目で見てるからポジティブに見れる。

だからこそ辛い部分もあり、本当
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.4

金ローでやるから予習したが、サム・ライミ初代には勝らないもののしっかり面白かった。

もちろん原作に忠実なのは知ってるが、糸は体から出るほうが好き

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.3

まあ1が良すぎたからこんなもんだろうと言う感想。

無理やり因果関係をつけさせたいらしい…

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.4

これは群像スポーツ映画なのかもしれない。圧倒的完成度の長編邦画として大変満足。

「声が出ない」ことにスポットを当てて見てしまうと、ノイズが気になってアイナジエンドの演技や表情にハマりきれない。

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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

ここまでちゃんと見てきた人に対してのボーナスステージのような映画
登場人物全員かっこいいし、アクションはやばいし、音はでかいし。
ジョンウィックここにあり。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.9

恋は独りよがりで、愛ってなんだろう。全員が被害者で加害者で、見てる人を困惑させる。でもそれが…
自分は恐らくハマりきらなかったけど、映画としては充分楽しませて貰った。

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.3

いやあ、面白かった。アクションシーンもさながらアアタミのことを応援したくなる。

RRRのフィンランド版とかランボー、マッドマックスに通ずる部分があるとか前触れがあったけど、シスはシスだよなと。

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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.5

期待しないで見たからか分からないが思ったよりも面白かった。戦艦の音や迫力が魅力と思いきや、序盤中盤劇伴がうるさくて嫌悪感。

終盤になるにつれて本格的な「音」を振動で感じられるようになり、次第に興奮さ
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.1

名作のくせに面白い。どんでん返し映画と意識しすぎると序盤で展開を予想出来てしまうが、それをもってしても映画として素晴らしい。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.7

短いながらにルパン特有の洋画的なカットや街並み、次元の臭いセリフ、エロティックな芸術を楽しめるお得な作品。

自分は特にルパン三世作品を網羅してる訳では無いので、一概には言えないがコアファンも知識のな
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.2

試写会にて、
平凡な脚本にガイ・リッチーのスパイスを無理やり、かけたような作品。小粋なジョークやオシャレなキャラクターはガイ・リッチー節と言うべきか。その辺は充分楽しめたし、決して駄作ではない。

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.8

ベネディクト・カンバーバッチ最高。
人間として難しい天才の描き方に棘もあって優しさもあって、心が洗われる。
戦争の面をもっと見たかったかも

ほつれる(2023年製作の映画)

4.0

絶対に主人公に感情移入出来ないはずなのに、急に固定になるカメラワークや会話の相手の顔を見せないカット割りなど凝った演出で「自分が責められたり追い詰められてる」という意識になり、社会的には正当な人間に対>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

ジョンウィックの世界観にハマってる人はハマるよね。俺もその1人だから楽しい。

アクションは相変わらず飽きずに見れるし、他のところの駆け引きはよく分からん。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

改めて鑑賞。やっぱり面白い。コメディアクション映画として邦画の1つの到達点だ。

ネットの中のような低俗かつ鋭利な会話、浅い人間に対するアイロニーなど本筋から逸れたところも充実しているので見ている人間
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.6

藤原季節特集で鑑賞。僕はこの映画を忘れない……
サブスクで見たことがあったので内容は頭に入っていたが、やはり映画館で見るのはひと味もふた味も違う。
上映後に藤原季節、細川岳が登場。「俺たちこの映画から
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

ベネチアおしゃれ。と思ったら屋敷という名の孤島へ。もちろんアガサですから。

亡霊と言うだけあって、ワクワクドキドキびっくり。ホラー要素ちゃんとあり。意外とバリエーションは少なめ


ポアロは落ち着き
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.8

物語としてちゃんとしてる。インド映画を教えてくれてありがとう。RRR見た後に見るとまた印象が変わるのだろうか

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

なんじゃこりゃあ。厨二病心をくすぐってきますな。ターゲットというかニーズは伝わってくる。

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.5

アクションと言うよりはストーリーに全振りした感じがある。確かにこうすれば前作と比較されることはないし、大コケもしないだろう。でも勝負して欲しかった

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.2

好きなシリーズの1作目。アクションの1ページを最初に教えてくれた作品。足がガラスで痛そうなのがずっと嫌だった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

見てると自然と体が動く。映画密度の高い映画と言える。サブカルぅ!!

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.7

好きな2人だからそりゃ高評価ですよ。たしかにドラマ版の方が面白い

ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

俺が生まれた年の映画を悪くいうなあ!!好きだあー!