オクイチさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

オクイチ

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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

1.9

またメイズしてないし、またそれほどランナーもしなかった

思わせぶりなキーワードだけはバラまくけど、知識と視点はトーマス視点に合わせられているから全部がモヤモヤしたまんまで、トーマスがそれを追求もしな
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.1

言うほどメイズでもないし、言うほどランナーでもなかった

「目覚めたらデスゲーム」のCUBEフォーマットはよいとして
あまりにも説明不足が過ぎて不親切の印象が強くなる

視聴側が「察する」には「何で?
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.0

環境に適応できるけど、時代に適応できてなかった悪い職場の先輩の言うことは程々に聞いておけばいいよね映画

マッチョ感が正義とか、大悪を前にするならちっさい悪は見逃してよしな点とか、ローカルルール絶対主
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非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

脇ポケットは家で入れてこんかい

モガディシュでもあった「危機からの脱出〜しかし前半後半で危機のフェーズが変化する映画」として最後まで仕掛けを止めず、ダレないで走りきったのはお見事

自衛隊の描写に眉
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

2.5

マブリーは腕力チートにちゃんと説得力があるところが良いよね

がこの映画の良いところで

あとはドラマのSPECIAL版で、全体的に間延びしまくってたなあ

ドラマ版はちゃんとメンバーの個性のバランス
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神の一手(2014年製作の映画)

2.5

ウソンのGOはグーパンとデコピンと長ドスサクサクで構成されていた。囲碁してねえ

ヤクザも味方も碁で負けたら最後は力技やし囲碁打つ意味が無くね?と思うけどこれくらいのいいかげんさを見たいのよ、という点
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.3

ゆるさとガチアクションの緩急差に旨味があるように見えて、実は「有りそうだけど少し違和感」の薄い層を重ね続けて構成されているのが阪元裕吾作品なのかも。

だから、アガるメーターが一定値を超えたら緩に戻し
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泣く男(2014年製作の映画)

2.2

きっかけからオチまでずっと主人公がデキる顔してデキないコだったのであんまりハマれなかったなー

子供に水芸してなかったら、こんなことにもなってないし
殺し屋が顔覚えさせちゃダメじゃない?

ケジメの付
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

4.2

構成でここまでやれるのか!と脱帽の一本

章立て構成ここまでちゃんと活用できてる映画もなかなか見ないかも

説明セリフはなくても見てる側に「あー、こういう時系列ねー」と納得させられることが見てる側にち
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.0

フラストレーションをギリギリまで溜めて、一気に開放する。高低差で耳キーンてなるくらいの落差で悪党が転げ落ちるのを知っていて、その期待値のちょい上までやってくれる制作陣は信頼しかない

マッコールが悪党
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フィスト・オブ・レジェンド(2013年製作の映画)

3.8

現在、過去パートをどっちも丁寧に描いていて、キャラクターを全員置いていかない。そら150分かかるわーい

汗にまみれるファン・ジョンミンものとしても平均点以上で

こんな親子関係いいよね的な父性がだだ
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

2.7

普通の映画と見れば55点
リーアム・ニーソン映画としては75点

よくも悪くもバカ丁寧にやるもんだから「そんなヒマあったらもっと急げよ」と毎回思ってしまう

元ネタが恐怖の報酬なんだろうけど、それより
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.9

クズしかいなくて、そこがいい

リメイクするなら岡田准一よりも我が家坪倉の方が、見た目と不可解に襲われる小動物感が出たかも

チョ・ジヌンは韓国ノワールでは珍しいマッチョ型サイコで、かつキャラ描写が説
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.9

怖さほぼゼロ、家族みんなで安心して見れるエンタメ系ゾンビムービー

前作が神過ぎるだけに比較すると厳しいところもある

前作は巻き込まれてるけど
今作は自ら状況に飛び込んでる点が感情移入しにくい

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PMC ザ・バンカー(2018年製作の映画)

2.4

予算は掛かってるハズなんだけど良くない方のVシネ感を強く感じる

ハ・ジョンウの場所がどこまでセーフティゾーンやねん、っていうくらい前線と司令部状況が離れすぎてる

ハ・ジョンウパートでごにゃごにゃや
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カオス(2005年製作の映画)

2.6

「ぼくのかんがえた知的犯罪」感がすごく漂う映画

どんでん返ししてる風で話があちこち散ってるから、よくよく見ると「上手いか?」って感じだし

ステイサムvsスナイプスでシンプルに蹴り合ってくれた方がよ
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.5

警察をクソ体質に描く韓国映画はハズレがない

そして、余裕のないソン・ヒョンジュもハズレがない

マブリーが人外の強さではなく、知性と人柄を立ててきたことが意外

最初にタクシー運転手に殺されてたらこ
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ビースト(2018年製作の映画)

3.6

つかれた
体力ごっそり持ってかれる映画

登場人物全員が何かしらのドツボにハマる容赦なさが素晴らしい

ハンスの人ならざる感がアシュラのファン・ジョンミンに通じる感じがした。
あっちは陽の人外のマック
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DENGEKI 電撃(2001年製作の映画)

3.0

ちゃんと視聴に耐えうる方に振り分けられるセガールムービー

ジョエル・シルバーとバートコウィアクのマーシャルアーツ×ヒップホップのチャンポンシリーズはジェット・リーと並べて見ても、どっちもそれなりに面
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.3

こっち側は「大味な所もまた良し」と言うけど
厨房も「大味の方がウケルやろ」で作ってしまうのはちょっとなあ…という感じで2.8点

ただ、みんなで打上げが復活してたので+0.5

エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

2.6

やることはちゃんとしてるのに、「2はファンムービー」から抜けられなかったなー、という印象。
出だしが一番面白くて、後ろに行くほどテンポが悪くなっていった

筋に期待してないけど、大御所カードをテンポも
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エクスペンダブルズ エクステンデッド・ディレクターズ・カット(2010年製作の映画)

4.2

高校の部室の延長線上をTVに持ち込んだのがオードリーなら

そのキャッキャウフフを戦場にまで持ち込んだのがスタローン
それがすげえ尊いの

・ラングレンたん萌え映画
・ノゲイラ兄弟がどこにいたのかよく
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ハード・ターゲット(1993年製作の映画)

3.6

今の中高生は、ヴァン・ダムを木村奈保子に薦められていない世界線に生きてると思うと涙が止まらない。

ジョン・ウーの作法に則ったヴァン・ダムは所作が美しい

クソ野郎爆散映画の教科書

今でもこのフォー
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

音楽表現から逃げずに真っ向で受け止めたことが一番の勝因

玉田と雪祈の成長に軸を立てたことで、大の異質性も際立つし、2人の成長と大からの卒業が見れるのも気持ちいい良作

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.7

このゲームがあったら絶対に買う

タランティーノやロバート・ロドリゲスの系譜に見えるけどフィンランドのジョン・ウィックという方が正解

死にそうで死なないジジイが無言でナチスを殺して回る塩梅がちょうど
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.5

CG車内ぶち抜き演出や、本バリケード4車列走行などカーアクションぶちアゲ映画

アルゴ的ポリティカル脱出シチュに南北のベースを乗っけたドラマパートもハズレなし

とにかく後半のギアチェンジがおみごと

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

筋は過去最高レベルに雑
スカイミッション並みに雑
でも、ちゃんとワイスピはしてたから満足はしてる

もう、魂のピントが合ってたら許される映画にはなってたけど
意味のないバトルパートとか、殺せるけど殺さ
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借王(シャッキング)(1997年製作の映画)

3.7

胡散臭さと外連味を撮らせたらハズレなしの和泉聖治節が盛り盛りに効いてる名作

シナリオ含めて、原作の再現度が完璧すぎる

哀川翔、志賀勝、夏樹陽子が噛み合えば当たると見越してたキャスティングが天才

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.1

どうしようもないクソみたいな話をポップに仕上げたアダム・マッケイは天才

ベタとは思いながらも第4の壁も話の邪魔もしないし、常時誰かの話が動いているので130分も長く感じなかった

ただ、実話ベースだ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

タランティーノ定番のブロンド美女にめちゃくちゃにされたいムービーの中でも上位に面白かった

クリストフ・ヴァルツの出来る軍人感が最の高
これはさすがにオスカー取るな、と納得

相変わらずよく喋るけども
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フォーエバー・フィーバー(1998年製作の映画)

5.0

間違いなくオールタイムベストの中の1つ

全部が5段階中3.0の仕上がりなのにまとめて喰らうと、思わず5点と言いたくなるとてつもない満足感

アクション、コメディ、青春など全ジャンルを踏んでいるだけで
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8

音ハメがおしゃれ
カーチェイスがかっこよ
パルクールシーンのある映画好き
選曲が神
ケビン・スペイシーこんなにいいのに、もう出てこないのかな
ジェイミー・フォックスはいい役者

もう、色々満足

壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.2

佐藤浩市のツンデレを尊みながら拝む映画

佐藤浩市の左構えがサマになってるのと
佐藤浩市の毛量がすごくて「あれで刀止めそうやな」ってくらいずっと毛量

中井貴一、こんなに早く特攻掛けて大丈夫?と思った
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

ミクロな舞台でマクロな奥行きを出す
ワンシチュエーションのお手本の様な映画

話自体は上手いし、引き込まれる要素もあるし
見せ方も上手

唯一、あまりにもアスガー1人で出来る範疇を超えてるし
本来、本
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.2

バディ+1の組み合わせなんて面白くなるに決まってて、実際に面白かったという貴重な映画

ラッセル・クロウがぽっちゃりおじさんなのになぜかカッコよに見えるのも良いけども

巻き添えで撃たれる人もひっくる
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

こういう超局地的で超個人的なタイムループものは大好き

舞台でやっても成立しそう

ループの抜け方は強引な気もするけども、チームとしての絆が深まっていく流れが見える方に視線が引かれるので、そこまで気に
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