いずみさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

ファウンドフッテージホラーの歴史を更新するような出来栄えだが、『REC』や『パラノーマルアクティビティ』を意識し過ぎ。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

テニスに夢中の観客に紛れて、"あいつ"だけこちらを見ているシーンがマジで怖い。
その辺のホラー描写より全然怖い。

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.2

素晴らしい出来。
ガソリンスタンドのラストシーンが上手く出来すぎ。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.2

ガイリッチーにはブリティッシュクライムだけを作らせる法律をイギリス政府は作るべき。

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.2

『イノセント』が良かったので監督の代表作を見てみたが、やはりオリオルパウロのミステリーは面白い。脚本がとにかく上手いね。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

この作品は新約聖書だ。そうとしか思えない。
文はイエスキリスト、更紗はマグダラのマリア、亮はキリスト教徒を迫害していた頃のパウロでありユダ、文が捕まったT字の橋(更紗が立つと十字になる)はゴルゴダの丘
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リフレクション(2021年製作の映画)

3.0

全編ワンカットがウケるなら、全編One-Point Perspactiveもいけるんじゃねぇかってそんな訳もなく。ただただ退屈な2時間が過ぎ去っていった。教訓も感動も怒りも何も得られなかった。

恋は光(2022年製作の映画)

4.4

遅ればせながら本作をU-NEXT見たが、年ベス級の大大大傑作だった。映画を見ながらこんなにニヤニヤしたのはいつぶりだろうか。主要人物4人が魅力たっぷりに描かれていて中でも平祐奈演じる東雲さんが可愛すぎ>>続きを読む

ポゼッサー(2020年製作の映画)

4.0

ラストシーンはブランドンクローネンバーグが父デヴィッドクローネンバーグからの遺伝子レベルの影響を今一度自覚し、ボディーホラーの後継となる高らかな宣言のように思えてビリビリきた。

激突!(1971年製作の映画)

4.0

脚本がリチャードマシスンということに驚いた。

ドリーム(2016年製作の映画)

4.2

万人にお勧めできる良い映画だった。
アルが白人用トイレの標識を叩き壊すシーンやアルからキャサリンにチョークが渡されるシーン等象徴的なシーンが多かった。

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

4.4

邦画ミステリーの傑作。
岸惠子が見事。これぞファムファタール。

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.2

下手なホラーよりよっぽどこちらの方が怖い。
こんなに怖いティムロビンスを見たことがない。

DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

4.2

晩年のギーガーを映した作品は貴重。
いつかスイスのギーガー美術館に行きたいものだ。

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

3.6

ヴァンパイア軍団vsオスマン帝国が見れるのはこれだけ!

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.6

遅ればせながら『NOPE』を見てきたが大傑作SFホラークトゥルフ神話だった。
ジョーダン・ピールは社会批評と娯楽性を高次元で両立させることのできる稀有な作家。