Omizuさんの映画レビュー・感想・評価 - 103ページ目

Omizu

Omizu

映画(3808)
ドラマ(31)
アニメ(0)

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.2

ありがちなシンデレラストーリーなのにアジアに置き換えるだけでこんなにおもしろくなるのか…!
美術がとにかく華やかで惚れ惚れするし、キャストもこんなに素晴らしい役者がいたのかと驚く。なぜハリウッドはいつ
>>続きを読む

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.5

快作。すごく楽しめた。なんとなく「ヘルボーイ」に近いものを感じた。あっちの方がどろどろしてるけど。
マーベル特有のスカッとする感じが味わいたかったのでちょうどよかった。

横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

素晴らしかった。ある事実が明かされてから、それからの世之介の行動や言葉、またそれまでの言動も愛しく思える。登場人物も大袈裟に泣いたりせず、「あぁ、あいついい奴だったな」って青春の他愛ない出来事と共に思>>続きを読む

ダンボ(1941年製作の映画)

3.0

実写化に向けて予習。
さすがディズニーのアニメ技術はすごい。ピンクの象のシーン、こんなこともできるぞ!とはしゃいでるような感じで面白かった。
でも空が飛べるようになってサーカスのスターになってハリウッ
>>続きを読む

回転(1961年製作の映画)

4.3

ゴシックホラーに加え、心理学的サスペンス、危ういエロティシズムが内包されたすごい一本でした。
草むらに佇む女が遠くに一瞬だけみえるってすごい怖い。
すべて主人公の妄想なのか、それとも怪奇現象は本当にあ
>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

あ、こういうの大好きです。ごちそうさまです。
レディバードに近いけどそれより大分ストーリーはぼんやりしてる。
それ撮る程の話?ってのが続くんだけど確かに通してみると心が暖まる。親子の物語というだけでな
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.7

爆音映画祭で2回目の鑑賞。今みると割とゴリゴリのエンターテイメントだなと。
音楽ってそういうもの?と思いつつも音楽の情熱はこういうものかもとも思う。
キャスティングいいよね。「軟弱なオカマ唇」みたいな
>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.0

やっぱりめちゃくちゃ面白くて一気に最後まで見てしまった。
あの「いきもの」の造形が気持ち悪くてオカルト心を刺激する。
頭だけが蜘蛛みたいになって歩くところは笑っちゃった。でもそれもチャーミングでかわい
>>続きを読む

死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.8

個人的には楽しめた。死霊館シリーズ大好き。初めてScreenXで鑑賞。

いいと思ったところは、まずセット?実際にある建物?なのか分からないけどこの修道院。主役はこの建物といってもいいのでは。
そして
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

とても良かった。テンポもよく、話もよくできてる。
本木雅弘はああいう虚勢はってる役似合うね。
良質な日本映画という感じでよかった。

ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.4

俳優陣と美術をみてるだけで眼福…ではあるんだが、後半急ぎすぎという印象。どちらかというと後半の方が見せ場多いのに駆け足すぎる。

弟とやろうとするシーンとか斬首のシーンとか唐突に感じた。

映像はきれ
>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

4.5

僕は大好きだけど、一般観客から「意味わからない」と言われるのもわかる。
ダーレンアレノフスキーらしいダークな世界観で、主役の二人がとても活きている。特にジェニファー・ローレンスは圧巻の演技。
妻=家=
>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.2

なかなかの傑作。まんまと騙された。
最初は疑ってたんだけど、周囲の言動とか描写に騙され、うわ!というオチだった。(なんのこっちゃ)
でもそのネタバラシして終わりじゃなく、この先どうなっていうかを想像さ
>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

1.0

嫌いでした。
「おもしろさ」と「不快感」がせめぎあったまま終わった感じ。

主演の唐田えりかさんの演技はあれで合ってるんですか??あと、東出くん、亮平はリアルにできてるのに麦の演技がひどいよ。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

1.6

普通。以上でも以下でもない。まあプーの実写化ならこうなるよね。

予告みた時点で懸念してたけど、「プーの実写化」というのが目的化しすぎている気がする。

ただ実写にしましたってだけで、こうしたら新しい
>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.0

リメイク版も好きだけど、こっちはよりノスタルジックな感じでいい!
日本版は全体に光が満ち溢れる感じなんだけど、こっちは寒色が印象的で、特に夜のシーンがいい。
違いといえば娘なんだけど、この映画に関して
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

正直好きかと言われれば好きじゃない映画なんだけど、「ヒーロー映画」という枠を完全に逸脱しているのは確か。人間とは何かを考えさせ、人間の本質に迫ってくる。ジョーカーは他人事じゃなく、誰の心にもある狂気で>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.5

期待通りよかったです!オリジナル版は冒頭20分くらいしかまだみてないけど割とそのままだよね。

大根監督の資質と見事に合っていたこと、キャストがハマっていること、今までありそうでなかった既存の曲を使っ
>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.2

ダメでしょこれ。いや、一つ一つは悪くないと思うところもあるし、演技も悪くないなと思ったところもあった。

でも背後に横たわる問題ってのが気持ち悪すぎる。なんだそれ。アメコミかよ。色々ねじ込みすぎてワケ
>>続きを読む

マリー・アントワネットに別れをつげて(2012年製作の映画)

3.8

レアセドゥは同性愛的な役多いよね。彼女は顔で演技できちゃうタイプなんだよね。ごく自然に。日本だと宮沢りえみたいな。ダイアンクルーガーもすごくいいし、ポリニャック役の人も美しい。マリーアントワネットの意>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

走り続けろ!と応援すると同時に不思議な爽快感があった。ただ、黒人の扱いはよく分かんなかった。大学入学のシーンで黒人差別が描かれてるのに軍隊に入ったら全くなくなるのは急すぎでは??

サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

画面の全て、全ての時間辛かった。こんな大罪を人類は犯してしまったことに激しい憤りを感じる。虐殺される場面や、死体を直接映さないところがまた怖くて、これが彼らにとって普通になってしまったこと、直視できず>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.5

最高!人生で初めて買ったCDがABBAのベスト盤という僕にとってはもう…!
普段はストーリーとか矛盾とか気になるタイプだけどこれに関してはそこはどうでもよく歌と映像を楽しめる。満を持してメリルストリー
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

変な映画だな~サスペンスなのにコメディ。人がバンバン死ぬのに犯人含め登場人物がアホすぎるのがおもしろい!

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

4.5

切なすぎる。これほどまでに悲しいホラー見たことない。潜在的な水への恐怖ってあると思うんだけど、それを具現化したような作品。黒木瞳の演技がすごいなと思った。
突然驚かしてくるというよりも、不気味な出来事
>>続きを読む

ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

3.0

悪い作品ではない。ただ、中途半端という印象。
まず「カニーニとカニーノ」は、うーん。最初の水の描写は流石と思ったが、ストーリーはありきたり。背景と人物の描き方が違うのが気になる。米林監督はマーニー、ア
>>続きを読む

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

4.0

「死霊館」以来の傑作だと思う。「死霊館の人形」では実際に人形が浮いちゃったりしてたし、この人形を選ぶセンスがまず理解できなくてイマイチだったけど、今回はあくまで人形は媒体として登場するし時代設定がこの>>続きを読む

地獄門(1953年製作の映画)

2.5

一時間半かけてやる話じゃない。誰にも共感できないし。ストーリーが雑すぎる。なにが「許してくれー!」だ。
ただやっぱり京マチ子の存在感と妖しさは素晴らしいし色や画がきれい。
まあおすすめはしない。

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

気軽に見られるラブストーリーとして楽しめた。そんなにヤバい女じゃなくない?これくらいみんなあるでしょ。皆がみんな純情だったら怖いよ。オードリーヘプバーンがキュートで魅了された。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

バットマンってbadmanかと思ってた。コウモリなのか。ノーランらしいダークな雰囲気で人間味あふれるバットマンの魅力を堪能できた。ダークナイトも途中までみてるんだけど、このシリーズってやっぱり複雑な心>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.7

どこをとっても「なんだこのセンスは!?」となる。犬が島と共通して割と分かりやすい単純なストーリーなんだけど今作の方が少し入り組んでるかな?美術センスはもちろん、演出もテンポがよくて微笑ましいユーモアを>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.1

これを変な方向で発展させたのが「未来のミライ」なのか?それは置いといて、かなり好き。サマーウォーズより好きかもしれない。普遍的な子供の成長を描いた物語として秀逸。ラストの別れとか、一面雪景色のなか駆け>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

思ってた話と違った。とにかくセンスがいいの一言に尽きる。今からみてもかなり斬新で、一歩間違えたらよく分からないアート系映画になりそうなのに様々な大胆な手法を使いつつ成立させている。社会風刺もあるんでし>>続きを読む

追想(2018年製作の映画)

1.8

久々にハズレひいたなぁ…
何も派手なことは起こらないからとかじゃなくて、描写とか表現が下手だと思うんですよね。二人の間に終始違和感しか感じなくて、愛し合ってるように思えない。こういうのって、境遇も育ち
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

夏のオールスター映画としてすごく楽しかった!作戦自体はさすがよく考えられていてよかったし、衣装・美術もゴージャス!まあやっぱりストーリーは単純で分かりやすくてよかったんだけど、不可解なところがあるっち>>続きを読む

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.3

昨日予習したかいがあった!これは前作超えたのでは??伏線をはりつつ家族の成長を描き、かつジェンダー論やスーパーマンは必要かという命題にまで踏み込むという脚本は見事。難点を言うならば、人々はスーパーマン>>続きを読む