日常生活では、もっとも悲惨な状況でも、おかしなことが起きるものだ。そういう状況に出くわしたとき、たいていの人は戸惑い、笑いを我慢する。でも、そういう事態に直面したら笑ったほうがいいし、そのほうがずっと>>続きを読む
今作がシリーズの中で異質に感じられる所以はジェームズ・ボンドが殺しのライセンスを受け継ぎ、冷徹で誰にも真に心を開かないという「誰もが知るジェームズ・ボンド」になるまでを描く前日譚、リブート作であるから>>続きを読む
主演のイザベル・ユペールの誰もが認める美しさと、彼女が見せる「攻めの姿勢」が痛快でした。彼女が、灰皿でレイプ犯を逆に殴り殺す、という妄想をして思わず笑みを浮かべるシーンがミシェルという女性を上手く捉え>>続きを読む
『ラッシュ プライドと友情』(こちらはF1世界選手権)という映画がありましたが、ドライバーに着目したものでした。『フォードvsフェラーリ』は企業が前面に出ているのがユニークです。それと同時にフォード側>>続きを読む
人ひとりの人生は、なんて重くて深いんだろう
きっと何気なくすれちがう道行く人にも、夜の家の灯り一軒一軒にも、知られざるドラマがあるのだという事を思い知らされる。
背景そのままに、あのあたりは娼婦、水商>>続きを読む
「冷酷な殺しを遂行していくギョンチョルの行動」と「そのギョンチョルに復讐を加えるスヒョン」を観てて、理性では「ああ、こういうことするのって最低。考えられない。」という表面上の体裁は保っているものの、>>続きを読む
若き日の、私たちの知らないジョン・レノン。
複雑な生い立ちを持ち、けっしてお行儀の良い生活を送っては居ないジョン。
世界中の不幸を、自分だけが背負ったような気持ちになっている甘えん坊の坊です。
で>>続きを読む
いきなりの被弾、MI6からのクビ宣告、狙われるM、本部襲撃。ショッキングな序盤と、元MI6のエージェントである敵の強烈なインパクトと彼の生家だったスカイフォールでの勝ち目の少ない中での戦い、そして、M>>続きを読む
9.11で父を亡くした少年を主軸に、ドレスデンで爆撃を受けた祖父母の人生が絡まりながら進んでいく。 様々な人の話が散りばめられているのが印象的で、並行して読んでいたオースターの「サンセット・パーク」よ>>続きを読む
3Dで2回鑑賞。
生きている実感、もしくは自己の存在証明と言ってしまえば簡単ですが、それを我々観客にも疑似体験させる3Dアトラクション。もはや映画は「観る」ものではなく、「体感」する娯楽となってしまっ>>続きを読む
主人公の二人は抗うことを決め、ボクシングにひたむきに打ち込んでいくわけですが、周囲の人物たちは思うようにはいかず、黙って死を待つ老人たちや、生きていく上で自分に危害を加えたものに縋るしかない現状、血の>>続きを読む
誰でもトシを取る。腹が出て顔がたるみ、時間がなくなる。だから今やるしかない。
音楽は永遠に残る。借金も残るかもしれないがな。
—スティーヴ・”リップス”・クドロー
自分にはこういう生き方はできないけ>>続きを読む
ベストオブ・ジュード•ロウ。
ベストオブ・エド・ハリス。
ベストオブ・レイチェル・ワイズ。
面白くて当時友達と映画館帰りにUターンして
もう一回観に行った!
実話ベースです。
ソ連にとって特別な地スタ>>続きを読む
ノーラン作品なのでどうしても騙されないように構えて観てしまいますが、それでも引き込まれてしまう監督の力、セリフ、人物、設定、コスチューム、そして舞台の仕掛けに至るまで、巧妙に僕らが騙されるように導いて>>続きを読む
ルックスもストーリーもWが好き。
大人も楽しめる」と言いつつ大人”しか”楽しめないアニメ、特撮が多い中、間違いなく大人も子供も楽しめるライダー映画です。 W&アクセルの全フォームに見せ場がありつつ、>>続きを読む
35ミリフィルムのモノクロームのシネスコの映像は美しい。しかし、その美しい映像が照らし出すものはひたすらに残虐で醜い。一回でいいかな。
父と子の不器用さ。
後半にかけての展開は苦しく、切ない。
いい作品だった。
2014ベスト1に選んでました!
F1知らなくても楽しめます。
KinKi Kids吹替もあなどるなかれ
良いです。