このレビューはネタバレを含みます
井上荒野さんの小説、「照子と瑠衣」の元になった?オマージュ元?というので、本を読む前に見てみようと思った。
夫に逆らえない主婦テルマが、友人のルイーズと気晴らしの休暇に出かける。それがトラブルにあっ>>続きを読む
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冒頭とラストのダンスシーンが綺麗だった。
LGBTQの活動家の娘が、母にしつこく口論をふっかけて、母は売り言葉に買い言葉で、カミングアウトの言葉を口にする。この場面が開いたクローゼットの前で行われて>>続きを読む
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面白かった。
リポーターによって女性の権利の問題として取り上げられるが、ネットや世論に大きな反響を与えて、その結果勝利を勝ち取る、というサクセスストーリーではない。
単なる闘争と勝利の物語というので>>続きを読む
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ボーイスカウトの隊長で、威厳があり、かつフランクな、家族を愛する父が、シリアルキラーかもしれない、と気がつく息子。徐々に疑惑が確信に迫っていくのがとても怖くていい。
家族の留守に秘密の趣味に没頭する>>続きを読む
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ラストがちょっと意外だった。リリーもアナベルに心開いてるシーンがあったから、助かる展開でもよかったな。赤ちゃんの骨投げ捨ててしまうし。
リリーにとっては本当にママを母親だと認識しているなら、仕方がない>>続きを読む
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電気が消えたら現れる恐怖。母親の見えない友達ダイアナ。
でも付いている電気を消されちゃうのはなんだか腑に落ちない気も。いや、電線とかを物理的に切断したりブレーカー落としたりをやってるのなら筋は通ってる>>続きを読む
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段々と追い詰められていく終盤の展開が好きだった。そしてラストの髪留めのくだりで、あー、と感嘆。しこりを残したままではあるが、人間ドラマとして綺麗に終わったように思う。
誰もいない荒野で、絶望に座り込>>続きを読む
水から突き出る廃ビルの景色や、生活感の色濃く残る廃墟などの映像がとても好きな感じだった。漂着するゴミや、残った物を利用して日々の営みを繰り返している。息をひそめて見つからないように、さまざまな知恵を凝>>続きを読む