地球に落ちて来たタカアキさんの映画レビュー・感想・評価

地球に落ちて来たタカアキ

地球に落ちて来たタカアキ

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13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.0

Meat Is Murder
屠殺の描写とか、マジで辞めてほしい。

それ以外は面白かった。どちらにも後戻りができない閉塞感や狂気が巧みに表現されてて、とても良かったです。

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

3.3

なかなかシブイ100分間。
なんとか寝落ちせずに観れた。

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.8

大体ストーリーが予測できてしまうんですが、酒飲みながら観てたら案の定号泣。
子供✕貧乏はヤバイよ。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.3

ケン・リュウインスパイア系人情モノ中華SF。
数100年後の設定で、ただでさえ無機質で体温が感じにくい背景。
その中で、アンドロイドの過去の記録から人間的な愛情や死生観を呼び起こされる。
無機質だから
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

3.7

終始ワチャワチャしてる、とにかくごきげんな戦争コメディ。
ダラダラしてるけど、観ていて楽しくなる映画。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

品格の塊のようなケイト様による、権威と品格の象徴ともいえるベルリン・フィルのマエストロ役。どハマリ役。そして素晴らしい演技!!
ミステリー映画と思わせておいてのストーリー展開と結末はとても良かった。
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

子供との心の交流という鉄板の流れがありながら、それぞれに複雑な心理描写があって、なかなか深い作品でした。
とても良かったです。

ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.9

なかなか良かったです。
でも、犬出すのは反則だよ。泣いちゃうから。

RRR(2022年製作の映画)

3.6

ノリにノッてるインドを象徴するような、お金と時間を惜しみなく費やした超大作。
・・・くどい。お腹いっぱです。

スパルタンX(1984年製作の映画)

2.6

ジャッキーのベストバウトにもあげられるベニー・ユキーデとの戦い!最高!!
体も相当仕上がってる。

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

4.2

最近見めっきり映画に対する情熱がなくなり、原点回帰。
たまにこういう映画を挿まないと映画が嫌いになってしまう…

やっぱ死ぬほど面白い!カンフー・アクションの頂点と言って良いでしょう!アクションの概念
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バビロン(2021年製作の映画)

3.4

長い。
3時間終始ハイテンションで、ハリウッドらしい猥雑な内容。
タイトル通り「悪徳の街」感はだいぶででたけど、ちょっと好みではない映画。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

重苦しい閉塞感が漂よう作品ですが、後半の展開は面白かった。
そして、ワンちゃんも可愛くて良かった。
映画なので人は何人死のうがどうでもいいが、イヌはあかん!

アムステルダム(2022年製作の映画)

3.8

めっちゃ面白かったです。
大半が実話って紹介されてましたけど、ぶっ飛びすぎでしょ!
今回もクリスチャン・ベールはいい演技してましたね。超好き!
あと、一瞬だけテーラー・スウィフトが出てて笑った。

デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.1

グラム期中心のしょーもないドキュメンタリーだったらどうしようと、観るのを躊躇ってましたが、観て本当によかった。鳥肌立ちっぱなしですよ!
コラージュ的な映像に合わせ、ボウイの芸術(=人生)哲学を語り尽く
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近松物語(1954年製作の映画)

3.9

予備知識ゼロで鑑賞。
なかなか面白かったです。
美しい所作と三味線の伴奏が何とも言えない世界観を作り出してます。

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白い!!
まず、犯行のトリックが痺れる!
そして、細い糸を手繰り寄せるような警察の執念が凄まじい!
全編に張り詰める緊迫感がめちゃくちゃスリリングで最高!!

赤ひげ(1965年製作の映画)

4.4

大傑作!!胸熱系医療ヒューマンドラマ!!
あっという間3時間。めちゃくちゃ面白かった。
三船敏郎の凄まじい存在感と人間臭さが本当に素晴らしい!
若さ爆発の加山雄三も最高にイカしてます!

生きる(1952年製作の映画)

4.2

だいぶお休みしてました。久しぶりの映画鑑賞がこの大作。
前半のコメディタッチな流れから、後半50分の会話劇の流れがとても素晴らしい。
すごく面白かったです。

(1985年製作の映画)

4.0

壮大な戦乱スペクタクル。とにかく映像が圧倒的。色彩の豊かさが絢爛さを際立たせ、引き画の効果がダイナミックな印象を与えます。
最後はシェイクスピア悲劇の鉄板エンド。

切腹(1962年製作の映画)

4.3

大傑作!!
切腹という象徴的な武家の因習をストーリーの中核に置き、上辺の武士道を暴き、本当の誇り高さとは何かをエグる作品。
大半を同じスポットで展開するエキサイティングな会話劇!
めちゃくちゃ面白い!
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

あらためての観賞ですが、大人になってから観ると沁みますね。
とにかく脚本が素晴らしい。
核家族化が進んで疎遠になる親子。哀愁や優しさを語り過ぎずに表現するところは、流石です。

晩春(1949年製作の映画)

3.8

ほぼ同じキャストで同じような設定なのですが、丹念に練られた脚本と構図は流石です。
平和な日常に漂う不安や哀愁、優しさを巧みに表現してます。ラストの笠智衆の名台詞も素晴らしい!!

東京暮色(1957年製作の映画)

3.8

思ってたよりもだいぶ重たい内容。
おなじみの父娘関係をベースに、3つの母子関係が絡み合う緻密な脚本。見応えありです。

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.3

巧みなカメラワークと台詞の行間から読み取れる哀愁や優しさが胸を打つ素晴らしい作品です。
そして、なんといっても岩下志麻が超絶かわいい!ちょっとモノが違うね!
ツンツンしたところがたまらん!!

浮草(1959年製作の映画)

3.9

独特の間で発する独特の関西弁。途中からめっちゃ面白くなってくる。感情が昂ぶってくると、2〜3ワードくらいしか出てこないのがとても新鮮😆
音楽も効果的でめちゃくちゃノスタルジー。最高!!

シングルス(1992年製作の映画)

3.7

独身アパート、超楽しそう!
内容はとっても平和な恋愛コメディ。シアトルの街も素敵。
アリスとサウンドガーデンがライブシーンで登場して超豪華!クリス・コーネルの貴重映像。
そして、曲は知らないのに、歌が
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燃えつきた地図(1968年製作の映画)

3.7

安部公房、失踪3部作の3本目。
原作をかなりしっかりめに再現しながらも、効果音やカメラワークが現代社会の不安や孤独感を巧みに表現。映像は素晴らしい。
しかし肝心の現代社会からの逃避というテーマが読み取
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アメリカの影(1959年製作の映画)

4.1

50'sのニューヨークの空気がビシビシ伝わってくる、超好みの映画でした。挿入されるチャールズ・ミンガスのベースがめちゃくちゃカッコイイ!
まさにジャズ絶頂期。インプロヴィゼーションを映画に取り入れたっ
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.9

かなり壊れちゃってる女を演じるジーナ・ローランズの演技が凄まじい!!
情緒のUp&Downを見事に演じ切ってます!圧巻です。
全員ブロークンのカオス的状況から、バチッとキマるラストも最高!
観ていて疲
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.6

大傑作!!
大女優が役作りの苦悩のなかで、若く美しい自分の幻影を作り出し、若さとの決別で役をものにしていく。
老いていく現実の自分と、若くて美しいままの内面との葛藤がとてもダイナミックに描かれています
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