人生の陳腐さにはときどきとても耐え難い、でも些細なことに感動する権利はある。
久しぶりに旅行行こっかな…
このレビューはネタバレを含みます
生者とわかりあえない闇の中で、詩と死によって痛みを引き受けられることが光になるのか…ラストの詩がすごく良かった。
確かにこれは90年代のトレンディドラマ…と思ったけど、当時の雰囲気をフラットに描いているからか今見ても面白い。画面構成はさすがだし最後の方の展開はなんか普通に感動してしまった。
夢と理想を語りながら現実に足をつけて皮肉を入れてくるバランス感覚、グレタ・ガーウィグやっぱり素晴らしいしとても誠実だなと…
Dolby Cinema
わかったつもりになってるだけかもしれない、だからといってわかろうとすることを放棄すべきではない、そんなスタンスの映画に思えた。