ライアンさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ライアン

ライアン

映画(596)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ラスト・クリーク(2018年製作の映画)

3.4

この作品もシンプル。主人公がどうなるかわからないおもしろさがあるけれど、深みに欠けて平板な展開になったのが少し残念。でも最後まで楽しめる良作です。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.3

ほんとにシンプルなストーリーと映像なのに、引き込まれてしまった。いろいろと疑問に思う場面もあるけれど、なかなかの作品でした。

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.7

なかなか面白い、見応えある作品です。ニコール・キッドマンが美しい。ショーン・ペンが渋い。特にバスが爆破される手に汗握る緊迫感が印象的。ラストは賛否両論ありますが。

島にて(2019年製作の映画)

3.5

丁寧に作られたドキュメンタリーは映画作品として成立する。生きることの儚さ、輪廻。日日是好日とは行かなかった小さな島の歴史が老女の言葉から痛いほど伝わる。

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.6

主人公のトマシン役のアニャ・テイラーの不思議な魅力に惹かれて鑑賞。ホラーを超えて魔女伝説の恐ろしさが伝わってくる秀作です。

U-571(2000年製作の映画)

4.1

潜水艦映画はいい!密室の中の臨場感は当時の映画としては素晴らしいと思う。潜水艦という装置はもちろん、密室の人間ドラマがよく描かれている秀作です。

わすれな草(2012年製作の映画)

3.9

認知症をテーマにしたドキュメント。自然体で誇張も過度な演出もない素晴らしい作品でした。誰もが避けては通れない現実だけど、なんか覚悟ができました。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.4

孤島に二人の灯台守という設定からの展開が面白い。狂気と妄想と過酷な現実が入り乱れる映像はモノクロだからこそ。訳がわからんけどね。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.4

ミステリアスな始まりから美しい映像に魅せられる。物語の展開に目が離せない。同性愛がテーマでもない、不思議な魅力に溢れた作品でした。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

最初からドキュメントを観ている印象だけど、じわじわと二人の関係が分かり、心に残る素晴らしい作品でした。

モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.9

何のために戦うのか?守るべきものは何だろう。リアルな戦場と激しい銃撃戦に目を奪われる。あっけない人の死が痛い。

桜桃の味(1997年製作の映画)

3.4

賛否両論の作品だと思うけど、生と死を見つめる時間。あらゆるところにあたりまえのようにある死を正視しようとしない私たちの日常。考えるきっかけになる。

カリフォルニア・ダウン(2015年製作の映画)

3.3

SFX満載で展開もスピーディー。怒涛のように押し寄せる映像に食傷気味になります。一つひとつは素晴らしいのだけれど。

不良少女モニカ(1952年製作の映画)

3.6

ベルイマンの作品にしては、内容も展開もわかりやすい作品でした。モニカを演じたハリエット・アンデションの不思議な魅力に惹かれた。

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

3.8

溝口作品はやっぱりいいです。構図や映像が素晴らしい。若い山田五十鈴がいい役を演じている。男に翻弄される芸妓の悲哀が切ない。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.0

久々にいい作品でした。インド映画はあまり観たことがなかったけれど、主役の女優さんが素敵でした。ストーリーはよくある展開なのに、ラストまでずっと良かった。

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.8

気球での展開がリアル感があって良かった。どうやって撮影したのか映像がとても素晴らしい。だだもう少し主役2人の背景の描き方が物足りない気がした。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.1

悲惨で重い作品でした。運命の最悪な巡り合わせで、ラストは結構辛い。世界中で今この時も、殺され、引き裂かれ、悲惨な状況は変わらない。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.1

ホラー?スリラー?映像も音楽もオシャレで展開も面白い。何だろう、こんな作品は観たことがなかったから新鮮でgood! 60年代の楽曲はいいですねー。

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.8

クロエ・グレース・モレッツ最高!グレムリンは何?はさておき与えられた設定からの目が離せなくなる展開が面白い。何もかも忘れて心底楽しめた。

グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.9

クロエ・グレース・モレッツのファンとしてはたまらない作品でした。怖いですねー。最近観たRUNと同じくらい怖い。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.8

映像、脚本、音楽、役者、演出すべてにおいて秀逸な作品。作り手の愛が溢れているから、観客にも伝わるのでしょうね。映像の細部まで素晴らしい作品です。ラストもいい。

ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.8

原作がある作品ですが、主役女優が素晴らしい。現在と過去の回想が複層するカット割が秀逸。人形が何かそしてどうなるのか?不思議と惹かれる作品です。

ディセント(2005年製作の映画)

3.6

イントロから洞窟探検のシーンはとてもいい。閉じ込められる感覚や怪我をして動けなくなる状況は鳥肌もの。怪物が出るまでは秀逸なパニック作品として面白い。

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

RUNというタイトルの作品は多数あるけど、この作品は怖い。まさかの展開でまさにRUNだ。ラストは賛否あるけど。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

最初は民族宗教問題の重い作品かと思ったが、中盤から主人公の少年に惹かれてだんだんと映画の世界に引き込まれた。こんなふうにアイルランド問題を作品にした映画は素晴らしい。

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

4.1

1975年のパリ。自分が大学生の頃の時代の風景。パリも日本も同じ空気感を感じてとてもいい気分になる。NHKの72時間というドキュメントのルーツかな。ジャスミン水の淡いブルーがキレイ。素晴らしい作品です>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.7

イントロから圧倒されるCGの迫力がすごい。劇場で観るべき作品です。途中から登場する中国人?の女性がカッコイイ!こういう軽い気持ちで楽しく観られる作品もいいですね。

ノイズ(1999年製作の映画)

3.3

やっぱりジョニーデップだったんだ、と後半になってわかった。多くを語らないという意味では良かった。シリーズドラマの第一話みたいな終わり方が残念だけど。

スウィート・シング(2020年製作の映画)

4.1

何だろこの世界。ピリーホリデーのオマージュ、モノクロとパートカラー、派手な演出もなく淡々と状況が移り変わる。エンディングも自然に心が温かくなる。久々の秀作を観た。

グッド・ナース(2022年製作の映画)

4.1

チャステインとレッドメイン、どちらも大好きな俳優なので大満足。大口病院の看護師による殺人事件を彷彿とさせる。誰が何がグッドナースなのかはさておき、人の心の闇は深い。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.4

村上春樹原作だから仕方がないけれど、巷の評価との乖離を感じざるを得ません。やはり寅さんを観ることにしました。決定的な違いがわかるから。

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.1

アベンジャーズの一員の生い立ちから手に汗握る展開がすごい。映画館で観る価値がある作品です。面白かった。ハスキーボイス、抜群のプロポーションのヨハンセンがいいですね。

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.0

知らなかった世界。今も世界の至る所で同じことが起きている。平和である日本がいつまで平和でいられるのか?人はまた同じ過ちを繰り返すのだろう。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.3

何というか過剰なほどの映像は想像力を奪ってしまう。劇場で観る価値がありそうですね。息もつかせない展開の速さとCGで圧倒される。余韻のない映像世界は辛いものがあるかも。

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.9

登場人物は3人、ヨットと水面、風、雨。伸びやかに奏でるサキソホンの音色で一変する映像。豊満な肢体が少しエロティック。切り取られた美しい構図で成立する秀逸な作品です。