罪には罰をさんの映画レビュー・感想・評価

罪には罰を

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.0

怪獣・機械・建物すべてがおもちゃみたいな安っぽい質感なのだが、嫌いになれない。少女に通訳させたりせず、怪獣達の意思疎通を動作で示しているのが本来の映画的な表現で良い。出会ったらまずは殴り合いから始まる>>続きを読む

インポッシブル(2012年製作の映画)

4.0

漂流物の危険性をしっかり意識した津波の描写が素晴らしく、その後の家族離散場面もトム・ホランドの人助けやユアン・マクレガーが携帯電話を借りる件などのエピソードの挟み方が抜群に良い。孤独なトム・ホランドの>>続きを読む

ソハの地下水道(2011年製作の映画)

2.5

地下に焦点を当てるコンセプトは良いが、その空間を撮れているかは疑問が残る出来。

異人たち(2023年製作の映画)

3.5

主人公とその家族に関連する場面はスリラー・ホラーの不穏さが纏っていて面白いけど、同性愛の隣人との場面は物足りず。二人しか住んでないタワーマンションでもっと空間的な活用があればなあと。終わり方がダサくて>>続きを読む

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

2.5

シリーズ通して、思ったよりは面白かった。監督がVFX出身だからそういう面は流石に良くて『猿の惑星』でどういう文明が築かれているのか少し期待値が上がった。

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

2.5

ただの終末系ゾンビ映画と化しているが、崩壊した都市の感じは悪くない。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.5

この手の『ハンガーゲーム』系の映画は真相へ近付けば近付く程つまらなくなるね。結局迷路自体が実験の一つに過ぎないので、その空間だけで勝負することもできない。

リンダはチキンがたべたい!(2023年製作の映画)

4.0

今年ベスト候補。少女のささやかな願望がこじれにこじれて混沌としていく様子が荒唐無稽で面白い。大人達によるゼネストよりも生き生きとした子供達を見せんとする感覚も心地良い。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

2.5

服部・和葉の描写があまりに薄過ぎるので、『紺青の拳』の京極・園子のロマンスが全部持って行くような力強さが全くない。どう考えても多過ぎる登場人物達が一つの場所へ集まって行く構成や、その行く末にあるロマン>>続きを読む

16ブロック(2006年製作の映画)

3.5

口から出る言葉はでかませで、ノート・ボイスレコーダー・そして最後の写真といった物理的な証拠だけが真実である点が素晴らしい。

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

プロレス自体には全く興味はないが、家族の方に焦点を当てているので面白かった。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

ユ・テオのじれったさを始め、アジア人の感覚で撮られた映画だと思った。劇作家なだけあって会話が良くて、特に寝言の件が好き。青い服を着続けた彼はきっと過去に囚われているのだろうな。別れ道からNYへの階段の>>続きを読む

オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

3.0

初代より面白かった。ルックの充実度が死霊館ユニバース並だと思う。

オーメン(1976年製作の映画)

2.5

轢かれる!と思ったら首チョンパなのは面白い。

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

再見。トンネルという境界を越えて変身させる律儀なラストに泣く。

名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年製作の映画)

2.5

正直事件はテレビ並のクオリティだが、もう謎解きなんてオマケですと言わんばかりのスペクタクルなクライマックスが良い。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.5

編集と音でゴリ押す180分だけど、鈍重な会話劇に陥っていないだけまだマシと言えるか。

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

2.0

どう考えても多過ぎる登場人物を全く捌けておらず散漫。暴れる幽霊を退治するアクションを真面目に撮ればそれだけで一本の映画になるのに、何故こうも誰かと話したり何かを調べたりする場面が長いのか。狭いガレージ>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

2.5

原作未読。普段は違和感を覚えてしまう(個人的感想)あのの声がアニメだとハマっていて良かった。画面がスタンダードになる過去(?)描写が長いと思う。日常パートの合間で断片的に挟んだ方が興味関心を抱かせるフ>>続きを読む

名探偵ホームズ2 海底の財宝の巻(1984年製作の映画)

3.5

船員達の細やかな蠢きがテレビアニメのクオリティではない。

名探偵ホームズ1 青い紅玉(ルビー)の巻(1984年製作の映画)

3.5

この尺でカーチェイスを二回ねじ込む辺りが流石。さらわれる場面の霧の感じも良い。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

2.5

あまりにフラットなテンション、色彩のない均一化された画面、いよいよモノクロになる場面は無機質極まりけりといった感じで、このあまりに禁欲的な作風は別ジャンルでは輝くと思う。

ミニオンの月世界(2024年製作の映画)

2.5

こういう楽しいだけの同時上映を観る度に、メッセージ性と強烈なオチのあるディズニー・ピクサーの短編アニメがいかに優れているかを思い知らされる。

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