むろたさんの映画レビュー・感想・評価

むろた

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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.2

死の気配が溢れてる日常
常に隣り合わせのノイズ=不安がどうやってそれぞれの人生に関わっているのか…
誰を信じればいいの?どの情報が正しいの?
事実だけを求める様はまさに今の私達
その不安要素が世の中を
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.5

静かに淡々と進んでいくストーリーと終始漂う不気味な雰囲気が相まって、いつの間にか引き込まれていた

生かすか殺すかを決めて神様にでもなった気持ちなのだろうか…
サイコパスの心理は一生理解できないわ

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.9

コメディかと思いきや普通に泣く
わかりやすいメッセージ性がよき

大切なことって離れてから初めて気づくもの
やっぱり家族の愛に変えられるモノはないよな

対峙(2021年製作の映画)

4.0

息が詰まるような会話劇
観ているこちらまで感情の行き場がない

修復的司法の存在や可能性を初めて知った
対峙し赦すことで、苦しみから解放されて新たに導かれること、発見や共感に繋がることを思い知らされた

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.9

黒人としてアメリカに生まれて、貧困や犯罪の中で生き抜く術やどうやって成長していけばまともな生活を送れるのか…それがどれだけ難しいことなのか、そのリアルを垣間見ることができた
フューリアスのような教育を
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.2

救急車のカーチェイスって斬新だなと思うし、流石マイケル・ベイって感じの画なんだけども、感情移入がしづらいのとカーチェイスがとにかく長く感じてしまった

アス(2019年製作の映画)

3.7

アメリカ社会が抱える問題の1つ、貧富の差をドッペルゲンガーが襲ってくるってあり得ないストーリーに落とし込むところがすごい

ジョーダン・ピールの作品ってただ単純なホラー作品で怖いってだけじゃなくて、ち
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.8

エルヴィスの成功から破滅までの道のりをわかりやすく、エルヴィスの名曲と関わってきた人たちを交えてストーリーに落とし込んでいて◎

差別や偏見などの隔たりが減ってきた今、生まれる時代が当時でなかったらき
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モービウス(2022年製作の映画)

3.5

エフェクトはすごいな〜と思ったけれど王道のストーリー展開で、、、
マーベルなのにDC的な暗い雰囲気は良きでした

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.7

ラストは想像できちゃうけど、次から次へと起こる災難が古典的なストーリーながらもちゃんと観入ってしまう

ただ虫のくだりがトラウマ並みに気持ち悪い

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

サラ・ポールソンってこういう役柄を上手に演じるよな〜と毎回感心してしまう…

手に汗握る脱走劇
過去と現実を重ねてしまうとことか行き過ぎた愛に狂気を感じた

そりゃやり返してやりたいよなと最後は主人公
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

予想していたラストとと違って斜め上からの衝撃
重いストーリーだからこそPOPな映像とか音楽の使い方で印象に残るし観やすい世界観の作り方が◎

性別問わずにとりあえず観て身近に感じるべきだよな〜

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.9

29歳の今、この映画を観られてとてもよかった…

夢っていつまでも続くものじゃ無いからこそ、早く現実にしたい
時間が足早に過ぎていく焦燥感や成功するために割いた努力にすごく共感してしまう

人生って諦
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ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

3.6

ミュンヘン会談の裏側を描くあたりマニアックなストーリーがよき
静かに事実が繰り広げられるなか、ピリッと終始張り詰めた緊張感が伝わってくる

国際的連携で当事者のチェコスロバキアを無視し、戦争っていう手
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

ただただ事実をドキュメンタリーのような撮影スタイルで淡々と伝えてくる
(少し前置きが長い気もしたが…)

主人公3人が実際に経験したことを本人達が演じているってことに一番驚いた

降りかかる運命に立ち
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オアシス(2002年製作の映画)

4.0

題材の重苦しい雰囲気に加えて主演2人の演技力が凄すぎて、ノンフィクション映画を観ているかのような目を背けたくなるような苦しさが終始あったのにも関わらず見入ってしまった

これぞ純愛映画だと思う
ただ1
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.2

淡々と映し出される悲惨な事実
クリアな映像はかなり臨場感があって想像以上に暴力的で生々しく、戦場での行き場のない感情や人間らしさを失わざるを得ない状況から感じられる無常感が本当に恐ろしい
タイトルも皮
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.5

自分の得意な"料理"を通して、どうにかバラバラな家族をひとつにしようと努力する直向きな少年の愛を感じた

宗教の違い、文化の違いをただ受け付けずに突き放すことは簡単
理解することはなかなか時間がかかる
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.6

こんな陰謀説が実話にあったなんて…

会話劇が中心でクスッと笑ってしまうシーンはしっかりとあったが、陰謀説をベースに展開するならもう少し大袈裟に描いても良かったんじゃないかなと思うくらいこじんまりして
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ビフォア・アイ・フォール(2017年製作の映画)

3.4

分かりやすいメッセージ性
人生って一度過ちを犯せばやり直しはきかないし、その時の判断で大きく左右されてしまうからこそ大切に過ごさないといけないよなと改めて思い知らせてくれる

印象的なグレーがかった映
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.6

たまにはいいよね、こんな感じのロードムービー
イーストウッドの渋さとロマンチストな雰囲気が画面からヒシヒシと伝わってくる

マッチョであることの意味、人間の真の強さとか人生幾つになっても再スタートでき
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

前半と後半で違う映画を観ていたんじゃないかというくらいジャンル分けのできないストーリーの持っていき方に拍手

序盤は"未知との遭遇"を彷彿させるUFOベースの話かと思いきや全然真逆のオチ
古典的なアメ
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東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

3.7

1959年とは思えないクオリティの高さに驚いた

民谷伊右衛門の幻覚を見せるかのように怪奇現象が次々に起こるストーリー
分かりやすくスピーディーで且つちゃんと観ている人に恐怖を植え付けるような表現の仕
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女は女である(1961年製作の映画)

3.9

お洒落で可愛い、洗練された世界観
この一言につきる〜
60sの色彩豊かなフランチスタイル(ファッション、ヘアスタイル、メイク、インテリア)とアンナ・カリーナのキュートな表情に終始やられる

踊りそうで
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

ヒトラーの最期、ナチスドイツの終焉をただ忠実に淡々と描いていて分かりやすい

敗戦間近なのが分かっていても降伏することのない信念の強さと国民や部下の多くを扇動して死に追いやっては結局自殺するという無責
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パディントン(2014年製作の映画)

3.7

ベン・ウィショーの声がいい〜
大人も子供も楽しめるストーリーと魅せ方がよき
ロンドンのプラットフォームや街並みがキレイで、また行きたくなる

サグラダ・ファミリア ガウディ、創造の神秘(2012年製作の映画)

3.7

当時実物を目の当たりにした時の衝撃を思い出して、もう一度あの感動をリアルに感じたいなと思っただけじゃなくて、ガウディの才能や意志に魅了された世界中の建築家や彫刻師達が1つの建造物を創り上げていく姿、表>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

予想を超える面白さに拍手
数奇な運命がそれぞれに影響を与え合うことによって、不思議な運命へとつながるストーリー仕立ては全然違うけどドラマのThis is usみたいに運命の繋がりとか偶然や必然について
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オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

3.1

自由に生きる、逆を言えば自分勝手に生きる
責任のない行動、自堕落な生活、自分が何をしたいのか分からずにフラフラ遊び呆けていつの間にか歳をとる…彼の無責任な生き方に終始イライラする
大人になって周りが自
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.7

過去の選択を後悔するよりもこれからの未来をどうやって切り開くか…
全て自分の選択、自分の行動次第なんだな〜と

将来の計画を立てることは大事だけど、その通りに進まないと幸せじゃないとかじゃなくて、どっ
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ウォーク・トゥ・リメンバー(2002年製作の映画)

3.5

マンディ・ムーアがとりあえず可愛い

王道のラブストーリー(ニコラス・スパークスさが全開)で結末は大体序盤からわかってしまう感じだけど2000年代のレトロな感じがあいまって可愛らしくほっこりする内容だ
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

4.0

アメリカの光と影
ドン底から這い上がるただのサクセスストーリーじゃなかった

家族を離れたあらゆる人に自分のルーツを見直させるいい機会を与えてくれる映画だなと思った

もがき苦しみながら前を向いてお互
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