むろたさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

むろた

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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.7

画面越しから、あらゆる香りが本当に漂ってくるような撮影の仕方がすごい…
"パフューム"のもつ独特な官能さや魅力が存分に味わえる内容だった

ベン・ウィショーの暗闇の中でギラギラ光る怪しい瞳が印象的
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.0

pay it forwardって素敵な考え方だな〜
世界を少しでも良い方向に変えたいピュアな気持ちが、気づかないところで広がっていたっていうのも心が温かくなる

ラストは衝撃で涙だったが、渡した善意が
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

3.7

ラストシーンの華やかさ(まさかのペンタトニックス登場)が観てるこっちまで楽しくなった

さらに磨きのかかったゲスジョークがよき

チームによって歌い方だけじゃなく、見せ方とか曲のチョイスが違ってて面白
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

白夜の明るさとか村に住む人々の不自然なくらいの笑顔、シンメトリーの構図や不協和音がアクセントとなって儀式の異常さへの恐怖や不安を駆り立てる

世界がぐるっと回るようなカメラワークが印象的
衣装と壁画の
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.8

今まで見た映画の中で最も変な髪型で変な武器を使った殺し方をする殺し屋で、かつサイコパス加減(前触れも理由もなく殺したり、コイントスで人の生死を決めるとことか)が異常すぎ

コーエン兄弟の、相変わらず観
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レミニセンス(2021年製作の映画)

3.7

宣伝の仕方間違えててこの作品の良さが半減してしまってた気がする…
SF恋愛映画として観れば、新しい切り口で私は好きだったな〜

過去の彼女のメッセージは未来への彼へのメッセージだったのか…とわかった瞬
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.6

前作と比べるとストーリーとしてまとまりと面白みに劣るかな…もっと復讐とか葛藤の心情を描くことにフォーカスしてくれた方が入り込めた気がする

だけど心も体も傷だらけのジェームズボンドが過去の苦しみから解
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ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.5

色味のない映像で荒廃した世界とか砂埃のザラっとした感じがダイレクトに伝わってくる

デンゼル・ワシントンの渋さがいい味出してたな〜

宗教って捉え方によって良い方にも悪い方にも人をコントロールできてし
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.9

冷血に人を殺して、絶対隙を見せない氷のハートを持っているのかと思いきや…
全て完璧じゃないところとか人間臭くて、かつ色気ムンムンのジェームズボンド最高

激しいアクションシーンは手に汗握るわ、ポーカー
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.9

グザヴィエ・ドランの描く母親と息子の関係性ってどの作品見ても好きだな…というより彼の経験が映画にしっかり反映されてるからびしびし心に刺さってくる

あとは相変わらずセンスのいい音楽、光と影の使い方、映
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ライフ(2017年製作の映画)

3.8

今までのSF映画とかサバイバル映画とは完璧に差別化された衝撃的なラストが忘れられない

近い将来実際に起こりそうなリアルさ
人間側に都合がいいようなストーリーではない構成だからこそ生まれる恐怖とか緊張
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

今まで観た映画の中で1番印象に残るオープニングに圧倒される


送られてきた小説は復讐のためでもあり、報われなかった2人の愛のためでもあったんだろうな…
徐々に小説と現在、過去の境界線がぼんやり曖昧に
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

3.7

他のストーリーと比べると少し印象弱いかも…と思ったが、船が崩れてくところとか、アクションシーンはしっかり迫力あって見ものだった〜

キャプテンのバイク乗りからのテレポートはカッコよすぎだろうよ

続編
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

DCだからこそ出せるグロさとブラックコメディの感覚がジェームズ・ガン監督と相性やばすぎて拍手

前作と違って登場人物増やしすぎてごちゃごちゃしてないところとか、主要キャラクター1人1人のストーリーにフ
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グリース(1978年製作の映画)

3.5

ダンス、ファッション、ミュージックを楽しむ映画
50'sの雰囲気とか魅力が存分に詰まってたな〜

若い時って何であんな風に素直になれないんだろね

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.5

猫は逃げるし、家も金もない、音楽で有名になる夢が終わってく感じとか、、、とことん不幸な人生が逆に滑稽に感じる

自分が辛い時、彼を思い出して冷静になって物事が考えられるな〜と思った笑

なんといっても
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.0

ザカリー・クイント観たさでに1に続けて…

スポックとジムの唯一無二の関係性が最高
2人が先頭に立って命がけでクルー達を守る姿にやっぱり泣いちゃうよね

スポックが「カーーーン!!!」って叫ぶ時一緒に
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スター・トレック(2009年製作の映画)

3.8

分かりやすいストーリーとCG映像だけじゃなくてメイクや衣装、セットにも細かなとこまで世界観が表現されてて一気に引き込まれる

あと1人1人のキャラクターが確立されてるとことか、宇宙空間だからこそ活きて
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.7

メメントとかテネットのように
繰り返し見ないと理解できない映画だった

大切な人たちを救うための犠牲だったのかな?切ない…と思ったけど、何で?どうして?が後から後から出てくる…
(後、考察と解説みて理
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スパイキッズ(2001年製作の映画)

3.6

とにかく可愛い
いちいち小道具とかキャラクターとか色の使い方とかが独特で観てて飽きない

シュールでいい意味で変な世界観最高

アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

記憶を失う前と後の人間性が全く変わってしまってそっちだったか〜とあのオチに騙された…

設定が無茶だからこそ意外性を感じたし、面白かった

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

予想を超える面白さ

単なるゲーム内のファンタジー映画かと思いきや…しっかり現実世界にもドラマがあって、且つどちらの世界を行き来してても違和感を感じない構成に拍手

笑いあり涙ありで万人が楽しめるスト
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.9

夢を持って行動に移すのって年齢とか実力とか関係ないんだなと可能性を感じさせてくれる映画だった

ダメ元でも当たって砕けろ精神カッコいいよね

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.5

とにかくアクションシーンに拍手
ハーレイクイーンの戦闘シーンはすごく彼女らしくてよかったな〜
狙撃したときにでてくるラメやカラースモークの使い方とか、ローラースケートでトドメを指すとことか。。。

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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.2

言葉が通じなくてもタップダンスの掛け合いと情熱があれば分かり合える関係性が素敵

タップダンス=束の間の自由を思いっきり楽しむダンスシーンは圧巻
また、日常の音がリズムのように聞こえるところとか脚元に
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.6

古き良きミュージカル映画

この映画の魅力ってなんと言ってもオードリー・ヘップバーンの美しさに華やかな衣装だろうね〜
特にアスコット競馬場でのシーン、上流階級の人達のモノトーンなドレスコードが最高だっ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

"情熱を持って生きる"ってまさにこういうことだよね
逆境に立ち向かって夢とか自分の居場所を探していくストーリーがラテン音楽とダンスで相乗効果になってて最高


なかなか日本人だと移民問題って接点のない
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.8

POV撮影とハンドカメラを使い分けた映像が、現場のリアルをドキュメンタリー風に表現していて臨場感と迫力がやばい

ジェイク・ギレンホールの自然な演技がリアリティーを引き立てていて見応え抜群

銃社会の
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.9

アイスランドの壮大な風景の中で紡がれるきらきら青春映画と思いきや…
空全体を覆う厚い雲、閉塞的な村の環境、自然の中に散らばる死の匂いが、思春期に感じる息苦しさや苛立ち、心の葛藤を際立たせていてすごくよ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

いつの間にか時間は過ぎて大人になってく
泣いたり、笑ったり、喜んだり、怒ったり、悩んだり、後悔したり…
そんな中で自分らしく生きて行こうともがく主人公の姿に強さを感じたし、私自身もそうありたいなと思え
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

stylish,sexy,gorgeousの言葉に限る

それぞれのキャラクターに合わせたファッションが個性をしっかり捉えてて好きだったな〜

お金を盗むんじゃなくて宝石を盗むってところが女性らしくて
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.8

広大なアメリカの道をハーレーに乗ってひたすら突き進む男臭さ全開なところが最高

一度は真似したいスタイルが頭から離れない(フリンジのレザーシャツにヘアバンドとジャラジャラ首飾り、レザーのフレアパンツ、
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

"聞こえないということ"を観ている人に体感させるような表現の仕方に拍手、と同時に主人公の不安や絶望、恐怖がドッと押し寄せてきて胸が苦しくなる…

あれだけ求めていた音が
手術後に響くのは不快な金属音の
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氷の微笑(1992年製作の映画)

3.4

全体的にサイコパスで危ない謎に包まれた雰囲気がシャロン・ストーンの魅力を100%に引き立てていて◎

女の魅力にやられて欲望に負ける男
それを手玉に取って心を操る女
すごく滑稽に感じたけど人間の本質に
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彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)

3.7

文学的で知的な会話劇
青春や友情、恋愛にしがみつく姿が印象的

スローモーションの映像で
回想場面に切り替わる構成とか
ジェーンがマウスピース外す動作とか
いいアクセントになってて好き


モラトリア
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