どんよりとして陰鬱な気持ちにさせる作品ではあるが、内容が濃密で世界感に引き込まれた。
阿部サダヲの独特な容貌を活かしたこの役どころは見事にハマっていて、ちょっと言い過ぎかもしれないが「羊たちの沈黙」>>続きを読む
これ、アマゾンプライムでもう配信されてるんだね。いくらなんでも早すぎない??まあ会員としては嬉しい限りなんだけど。
ここ二年くらいのにわかプロ野球ファンとしては、東京五輪同様に今回のWBCも、それこ>>続きを読む
U-NEXTのジャケ写だと、もっとホラー寄りのテイストだったので、そういう作品かと思いきや、かなり骨太な心理サスペンススリラー。主人公が見る悪夢の描写はホラーテイスト満載だったりするが、それは「模倣霊>>続きを読む
「新感染 ファイナル・エクスプレス」の監督ヨン・サンホが脚本を手掛けているということで鑑賞。
アクションエンタテインメントの大作としてなかなかの出来映えで流石だなあ。ゾンビと謳ってはいるものの、「新>>続きを読む
確かにタイトルに'THE END’と入っている通り、もうこれ以上の続編の製作は無いだろうと予想(希望?)させる結末。
一応、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督のリブート版三部作の最終編ということだが>>続きを読む
1993年製作のオリジナル版の雰囲気がとても好きだったので、17年もの歳月を経て、同じ石井隆監督の手で正統続編が製作されていたと知り、U-NEXTで早速鑑賞。
ディレクターズカット版・・すなわち、上>>続きを読む
久々の途中離脱作品。よって評価は無し。二回トライしたんだけど、同じようなキャラ設定の浅~く描かれた人物が複数登場し、人間関係が複雑で、韓国ノワール作品は沢山見てきた自負はあるものの、途中で置いてけぼり>>続きを読む
ジャケ写のイメージよりも随分と重いストーリーなのに驚いたが、三姉妹をそれぞれ演じた女優陣が、各々の個性をしっかりと出しており、見応え大。韓国のいくつかの映画祭で主演女優、助演女優賞を獲得しただけのこと>>続きを読む
ビッグスターが出演しているからといって、必ずしも見応えある良作ばかりではない・・というお手本のような作品。
ファン・ジョンミンの名前に釣られてレンタルしてみたが、オープニングタイトルから10分くらい>>続きを読む
なかなかの佳作。
時代はソウル五輪を二年後に控えた1986年、舞台となるのは国道が通らず、おまけに駅すらないため、住民たちは最寄り駅まで危険を覚悟で線路を歩かざるを得ない小さな田舎町。そこで暮らす一>>続きを読む
以前から見たかった石井隆監督作品。
邦画ではなかなか難しいハードボイルドな雰囲気が見事に出ていて個人的に好きな作品。
主演の竹中直人は、「シコふんじゃった」や、最近では「翔んで埼玉」のようなコミカ>>続きを読む
「ビー・デビル」「シークレット・ミッション」という全くテイストが異なる二作品のチャン・チョルス監督作品だが、これまた違う作風で、なかなか見応えがあった。
時代と舞台は1970年代の北朝鮮と思われると>>続きを読む
原則、映画鑑賞の際は、なるべく事前情報を仕入れないようにしているのだが、本作に関しては裏目に出た。まさか、150分もの上映時間をもってしても話が完結しないとは・・。幸い、来年には続編が公開されそうなの>>続きを読む
事前情報無しで鑑賞したら、ぶっちゃけ、軽く本作の倍以上の制作費を掛けているかと思われる「非常宣言」より、ずっと面白かった!やっぱり脚本が作品の命だね。
ここまで巧妙で大規模なの?と思わせる韓国におけ>>続きを読む
ルイ・マル監督作品「五月のミル」の後に続けて見ると、やはり、ホン・サンス監督作品ってフランス映画のテイストに凄く近いと実感する。
まあ、本作は「アバンチュールはパリで」に続いての、ほぼ全編フランスロ>>続きを読む
学生時代にVHSレンタルで鑑賞して以来。HD版DVDが存在したのでレンタル。
1968年にフランスで起きた「五月革命」を時代背景に、平穏な田舎町を舞台に、亡くなった老女の葬式のために集まった個性豊か>>続きを読む
金田一耕助物の映画群の中では、唯一、サブスクでは視聴が叶わなかったこの作品。ゲオの旧作55円キャンペーンに乗っかり、やっとレンタル。
横溝正史の原作は未読だが、テレビ版は視聴していたので犯人や大体の>>続きを読む
え、前作で綺麗に完結していたと思っていたのに、いつの間にかこんな新作がシレッと製作されていたとは!!
タイトルに「6」と付いている通り、この作品は前作のヒロインが引き続き登板となるので、出来れば前作>>続きを読む
韓国映画界のオールスター豪華競演というエンタメ作品。最近では「白頭山大噴火」なんかも凄いメンツが揃っていたが、正直、内容的には個人的にはかなりつまらなかったので、本作もそこまで期待値上げずに鑑賞。>>続きを読む
製作国はアメリカではあるが、イギリス人監督らしい陰鬱さと適度な難解さで鑑賞後までミステリアスな印象が強く残る作品。
ホラーのジャンルに入っているが、怖さは無く、イギリスの田舎ならではの青々とした草原>>続きを読む
映画館で見た予告編が一番良かった・・。
感心したのはCGの緻密さだけ。ライオンのたてがみのフサフサした感じまで今は明るいシーンでも破綻なく製作できるんね。
それ以外は、これ、劇場公開したのが不思議>>続きを読む
信友直子さんは、自身が乳がんに罹患した際のドキュメンタリーをフジテレビの「ザ・ノンフィクション」で拝見して以来、ずっと好きな映像作家さん。
お母様が痴呆症を患った本シリーズもテレビ版はもちろん、前作>>続きを読む
アマゾンプライムのお勧めで出て来たので・・。
多くのレビュアーさんたちが書いている通り、湖底に沈んだお化け屋敷の設定は面白いし、水中セットも美しい。
ただ、個人的に全くもって怖くもないし、意表を突>>続きを読む
今から10年以上前に実際に韓国で行われた、加湿器の殺菌剤による薬害訴訟の裁判を題材に映画化。
邦題で若干ネタバレしているのが気にはなるが、悪徳大手企業×庶民の被害者たち×結局金でしか動かない官僚や議>>続きを読む
韓国オリジナル版がDVD所有するほど好きなので、どうしても辛口になってしまう。
それでも中国版リメイクよりは面白かったし、オリジナル版の薬物密造の設定は、さすがに日本の警察組織では有り得ないと宗教法>>続きを読む
何度も書いている事だが、ディザスタームービーのジャンルでは、今は韓国映画のほうが下手にCGに頼りまくるハリウッド映画なんかよりも、よほど出来はいい。「TSUNAMI」[FLU」「ザ・タワー」なんかを視>>続きを読む
アマプラのお勧めで出てきたので・・
てっきり、あの「クリフハンガー」のリメイクなり、関連作品かと思いきや・・正真正銘のB級スリラーでした。
名は体を表す・・の通り、ヒロインは岩に張り付き、悪役キャ>>続きを読む
羽田⇔新千歳のJAL便内で鑑賞。何故、往復矢印になっているかというと、106分の上映時間が片道だけだと、ちょこちょこ機内アナウンスが入る度に止まり、クライマックス(しかも、重要なチーズバーガーのくだり>>続きを読む
これは、凄いぞ!
フランソワ・オゾン監督作品の中でも個人的にはかなり好み。
初老の男、思春期の少年、一見幸せに見える妻が抱える危うい心の闇が徐々に顕在化していく表現が実にお見事。
少年が書く小説の>>続きを読む
こういうSFアクションヒーロー物は最近あまり見なくなってしまったが、素直に楽しめた!
アマゾンプライムのオリジナル映画って初めてだが、さすがにNetflixに負けじと金かけてるなあ。「アベンジャーズ>>続きを読む
「ジョーズ」再見時以来のアニマルパニック物。
こういうジャンルも嫌いではないんだが、本作は微妙だなあ。
オーストラリアの巨大ワニの恐怖を描いた作品では、ラダ・ミッチェルやサム・ワーシントンといった>>続きを読む
「ハングオーバーⅡ」で好演を見せたメイソン・リー(名匠アン・リーのご子息)が他にどんな作品に出演しているのかU-NEXTで検索したら引っかかってきたので・・。
いやはや、かなりサスペンスミステリー作>>続きを読む
シリーズ三作の中では、この最終章だけは劇場げ見たのに、何故だか全く内容が記憶に残っていない。
再鑑賞して、納得。全くもって面白くない内容だったから・・。
“ハングオーバー”をタイトルに冠している以>>続きを読む
前作の大ヒットですぐに製作が決定した第二弾。
ラスベガスから舞台をバンコクに移して、今ならコンプライアンスに引っかかっても不思議ではないギリギリのお下劣さに溢れたコメディーながら、そこにド派手なカー>>続きを読む
“お下劣”か否かのギリギリのラインを攻めた、こういった作品は、ハリウッド映画ならではの遊び心に溢れていて楽しい。
バッチェラー・パーティーをテーマにしたコメディ映画は数あれど、本作は、B級テイストが>>続きを読む
第69回ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作。
カトリックの神父による少年虐待がテーマと聞くと、真っ先にハリウッド映画「スポットライト 世紀のスクープ」が頭に浮かぶが、こんな最近でも、フランスにおいてこの>>続きを読む