Tomさんの映画レビュー・感想・評価

Tom

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都市とモードのビデオノート(1989年製作の映画)

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『ベルリン・天使の詩』の黒のコートをヨウジが手がけたということを聞いて鑑賞。

「完璧なシンメトリーは醜く感じる」は私の感性とは真逆で面白い

軽蔑(1963年製作の映画)

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「シレンシオ」という言葉はつい最近鑑賞したデヴィッドリンチの『マルホランド・ドライブ』でも出てきたので驚いた。リンチはここから引用したのか?

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

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後半40分の幻覚感&浮遊感が耐えられない私は、ロストハイウェイのclipをそっと外し、おとなしく初期2作品のみのリンチアンとしての道を行くことを決意した。

大列車強盗(1903年製作の映画)

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ラストの観客に向かって発砲するシーンは、1990年の『グッドフェローズ』にてオマージュされている。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

5.0

久しぶりに星5を付けざるを得ない映画に出会った。

最初に感銘を受けたのはビビッドな色の対比。特に後半の、トラビスとハンターが車を降りて駐車場でやり取りするシーンの赤(二人のトップス)と青(トラビスの
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.0

主人公が霊として永遠に揺蕩っているよりも、限りがあって間違いを起こすこともある人間として在ることを選択したプロットに、人間賛歌のメッセージを観た。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

白人社会が黒人コミュニティに対して上辺だけの寄り添いをしている現状をコメディチックに批判した良作。世間から求められているのは黒人のステレオタイプから外れない猥雑的な物語で、白人文化を切り裂くようなクリ>>続きを読む

ストーカー(1979年製作の映画)

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「どこかのバカに罵られて傷つき、別のバカに褒められまた傷つく。みんな私の魂も心も食いつくそうとする。恥まで引きずり出し貪る。ジャーナリストや編集者、批評家、女どもが騒ぐ、"早く書け"と。私が死ねば忘れ>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

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私がこういう超スローテンポな作品を楽しむために必要なのは、『ノスタルジア』や『2001年宇宙の旅』のような"美しさ"。本作にはそれを感じなかった。今回4回寝落ちするという自己記録を達成した。

「人は
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アマデウス(1984年製作の映画)

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アマデウスはラテン語で「神に愛された者」らしい

サリエリはモーツァルトの音楽が理解できるだけで天才。モーツァルトが神の次元にいたというだけ。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

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ジム・ジャームッシュはやはりモノクロですよ

第三者から見れば気まずい空間て笑えるよね

お気に入りはGZA、RZA、ビル・マーレイのパートです

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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チェインスモーキンガールが優勝でした

私は
1.LA
2.NY
3.パリ
4.ヘルシンキ
5.ローマ
です。

ローマ編さえなければより好きになっていたであろう作品

アメリカ出身の監督だからか、ア
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

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大人と社会は判ってくれない

誰にでも模範とすべきロールモデルは必要だ

少年ならではの清々しさが眩しい

アメリカの影(1959年製作の映画)

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即興ならではのアフリカンアメリカンのリアルなやり取りが見える

長い間タブー視されてきた人種問題に触れたということ以外に、あまり価値を見出せなかった。主人公たちが抱える人種に関する複雑な感情も、内向き
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(1954年製作の映画)

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飯が美味そうな映画に駄作はないと確信している

メトロポリス(1927年製作の映画)

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ディストピアSF映画の元祖といえるであろう大作

エキストラの数が膨大

群衆はスケープゴートへの攻撃に夢中になるよう仕向けられたり、神にすがるよう仕組まれるなど、踊らされるに過ぎないということか

小さな兵隊(1960年製作の映画)

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「寡黙」と「沈黙」という言葉が好きだと言った後、スーパーロング一人語りを始める主人公に笑った

IDブレスレットはいつか買わなければ

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

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監視社会への皮肉と批判を込めたユーモアが随所に散りばめられている

登場人物に語らせるのではなく、背景にあるデザイン性の高いポスターで意見を主張している点がスマート

デニーロが全く役にハマっていない
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サイコ(1998年製作の映画)

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これほどまでオリジナルに忠実にリメイクするのは珍しいだろう

当時興行的には大失敗したそうな

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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女の瞬きが忘れられない

jetée(ジュテ)とは空港のボーディング・ブリッジを意味するらしい

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

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ラスト10分前ぐらいまでは「グロさだけに磨きをかけたB級劣化版エイリアンじゃねえか」ぐらいに思っていたけど、ラストが自分好みだと許してしまうね。

本作のMVPはハスキーです。

優秀な指導者であって
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

1.0

過去鑑賞作

日本人俳優らの大根演技に不快感しか覚えなかった記憶

サイコ(1960年製作の映画)

4.6

瞬きしない“眼”は息の詰まるような緊張感を与える。例えば『時計じかけのオレンジ』(1971)が思い浮かんだけど、他にもたくさんあるはず。

ターミネーター(1984年製作の映画)

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取ってつけたようなMake Loveのシーンがお粗末でいいね

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

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The Uglyがugly過ぎてなぁ....

The GoodとThe Bad の直接対決も少ないし、見どころに欠ける

俺はbad全開のThe Badが見てえんだよ!
uglyな野郎を長時間見せる
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.5

いいえ、この映画の主人公はリー・ヴァン・クリーフです。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

3.8

前半は一時間はこれまでの2作に比べると見劣りしたが、後半ボブの登場から一気に巻き上げた。

ジムジャームッシュの作品は終わり方が本当に良い。

脱獄方法ののディテールをあえて細かく描かないところが好き
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.2

前作パーマネントバケーションと同じく、主人公らは「あそこは素敵な場所だ。」と言って居場所を転々とする。どこに行っても同じだと薄々気づいているのに。

始まり方と終わり方が秀逸。

おばあさんがベストキ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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この映画を一回で全て理解できたあなたは天才。特にトリニティ実験後は展開のスピードが早いのでかなり集中しないと置いていかれる。

必ずしもIMAXで鑑賞する必要がないため、この映画を見返す時に金銭的に助
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アインシュタインと原爆(2024年製作の映画)

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オッペンハイマー予習

アインシュタインの知性、創造性、ユーモア、慈愛を垣間見れた。

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