自主制作感満載の内容ながら、鉄男同様、画面から伝わる勢いと熱量による力技にねじ伏せられてしまった。まさに作家性の爆発。
原作未読なので原作再現の度合いは良く分からなかったけど、邦画の枠の中ではアクションが良く出来た作品だった。
ただちょっと演技が二次元臭すぎる登場人物がいたのは気になってしまった。
低予算で荒削りだけど、後の作品にも繋がるロバートロドリゲスらしさが随所に。
ラストがなかなか良かった覚えがある。
「何事も気の持ちようだよ」と優しく包み込むような雰囲気のラスト。
コメディ俳優のするシリアスな演技ってなんだか印象に残りやすい気がする。
あるあるな恋愛物語に美しい映像と山崎まさよしの楽曲を合わせた結果、なんかいい感じにまとまった、というような作品。良い意味でも悪い意味でも雰囲気映画だなぁという印象。
主人公の女々しさが限界突破していて>>続きを読む
青みがかった映像に黒沢あすかさんの美しさがマッチしてて良い。
終盤にかけて変態性が暴走気味でかなり唖然とした記憶。
ひたすら荒削りだった前作と比べるとかなりまとまった内容になっているが、前作をカルト作たらしめた得体の知れないエネルギーみたいなものがごっそり抜け落ちてしまったような気がするのは少し残念に思う。
それで>>続きを読む
画面から伝わってくる熱量というかエネルギーがとんでもなく強烈。
硬質的な金属と生々しい肉体のぶつかり合いがひたすらにカオス。そしてラストシーンの突き抜けるような謎の爽快感。
これはまごうことなきカルト>>続きを読む
時々出てくる小パンチ連打みたいな攻撃が、パチパチという小気味良い効果音も相まってめちゃくちゃ気持ちいい。爽快感のあるアクションシーンがたくさんあって最高です。
SFではあるものの、心理的描写を淡々と積み重ねていく演出はある意味人間ドラマであるようにも思えた。ただ近い将来、AIが人間を超える瞬間が来たとしても、こんな劇的なものでは無いだろうと思う。
ボケーっと観てると置いて行かれてしまうちょっとややこしい展開のサスペンス。メリーとドブスの会話を軸に話が進んでいくので、ちょっとセリフを聞き逃したりして展開についていけなくなると、登場人物の行動の目的>>続きを読む
特徴的な衣装や美術で豪華な映像を作り上げたアート系作品。
精神世界の描写なんかはいかにもサイコホラーチック。そしてエログロ描写も容赦無し。ストーリー展開をほっといても映像演出だけで十分楽しめるという変>>続きを読む
シリーズ四作の中では最も異質な内容となっている今作。学校も妖怪もほとんど出てこないというまさかのタイトルに偽りありという形に。ホラー要素にミステリー要素も加わり、子供向けというよりは大人向けの作品とい>>続きを読む
ホラー描写が前二作は可愛げのある怖さだったのに対し、今作は不気味さを感じさせる怖さになっており、対象年齢が少し上がったような印象。
鏡の中の世界の薄気味悪い雰囲気なんかは、大人になった今見てもイヤーな>>続きを読む
岸田さんのろくろ首が素晴らしいぐらいにハマり役。人のものを勝手にとっちゃダメだね。そして祖父母に感謝。
テケテケ、人体模型、クマヒゲさん、記憶に残ってるキャラクターがいっぱい。ちょっと切ないラストからの自己紹介シーンが眩しいのなんの。
永遠に語り継いでもらいたいジュブナイル作品。
ガル姉美しい!カッコいい!それだけで二時間持たす感じのノリです。いや好きだけどね。
官能的、変態的、そして美しい。全編通して荒唐無稽な描写だらけなので、カタコトの日本語でさえも演出の一環のように感じてしまった。
原作未読なので再現度がどうこうとかは良く分からないけど、アクション部分は結構頑張ってるのでは?と思った。そこはさすがの三池祟史の腕の見せ所だなと。ただそれ以外の部分はパッとせずな印象。
ひょんなことから刑務所の同じ房に入れられた三人がおりなす脱獄劇。そしてそこからの思いもよらぬ展開。終始オフビートなノリが続くも、それが段々とクセになってくる不思議な感覚はジャームッシュ特有だなぁと関心>>続きを読む
ことごとく普通のヒーローの逆を行く感じで、王道アンチヒーローものという印象。作中散りばめられた伏線をしっかり回収していくので、その点に関しては気分良く見ていけます。有能助手の正体が分かるラストは最高。
トムクルーズと言えば、の代名詞になりつつあるシリーズの記念すべき第一作。二転三転するシナリオに加えて派手なアクションシーン目白押し、しかも監督はデパルマとくれば面白くない訳がない。
宙吊り潜入シーンや>>続きを読む