Fermさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

前提知識とか何も入れずにふらっとオッペンハイマーを見に来たことはちょっと失敗したなと思いつつもストーリーを予習しなかったからこそ新鮮な気持ちで見れてよかったなーとも思った。

実際、物理学のいろんな専
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

不安と日常が入り混じる怒涛の前章から続く今回の後章。

まずは要素をつらつらと書き連ねると、大学入学、友達の政治的思想、小比類巻の革命前夜、大葉との再会、サークルで合宿、過去編での真相究明、母艦からエ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から侵略者の母艦が現れSF味を存分にかました後、シーンが変わって女子高生たちの日常が送られるその緩急を存分に喰らい、その2つが徐々に一つの画面に混ざり合って収まっていく異色さを楽しめた。

もちろ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームの影響をもろに受けて鑑賞。

オープニングのシーンは物語の大きな外枠となる部分。思ったよりも野球場設営までが早くて驚いたが全体のバランスを見るとあれでちょ
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

2.5

かなり専門的な用語が乱発するため理解がワンテンポ遅れてストーリーが薄れてしまった印象。

事実を元にしているためストーリーの大きな路線変更はできないだろうが、勝ったのに代償がデカいというなんとも歯がゆ
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.7

物語が二転三転して徐々に真実が明らかになっていく「ストーリー」としての面白さをとても感じた。

着地点も胸糞でも出来すぎでもなくちょうどいいところに落ちていってそこまでの持っていき方として前述の二転三
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

洋風な画から和風な画にがらっと転換していくのには驚いたが、本編を一貫する不気味さがよかった。ジョジョを知らない人でも十分楽しめそうだった。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今までのマトリックストリロジーを感じさせる演出がたくさん盛り込まれていて明らかなファン向け興奮演出感を感じた。
実際、そういう演出のお陰でおおお!となるシーンも多々有り良かったのだが元来のマトリックス
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

今作はとにかくアクションしまくりのジョンウィックが観れる。過去3作品以上にずっと戦ってた印象。

初っ端のジョンが殴った音だけが響くシーンではシンプルに脅かされた。

正直ストーリーはシンプル、単純明
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

大きい本筋は理解できても、それを構成する情景描写だったりキャラクターの行動の意味を理解しようとすると途端にその奥行きが無限に広がっていくような作品でした。

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

4.0

3部作のクライマックス、レボリューションズ。
名前からもわかるように変革。もしくは革命。これが人類のことなのか、はたまたマトリックスのことなのか。

今作は前2作品のようなクールでカッコいいマトリック
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

3部作の真ん中、ストーリーとしても色々と動きが出てくる今作。

そして、いろいろな真実が次々に明かされていくのでその一つ一つをなるほどと腑に落としていく中でやっぱり一度じゃよくわからないみたいな部分も
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

マトリックス3部作の1作目。
マトリックスの世界観をアンダーソンと同じ目線で理解していく流れ。

現実に生きる我々にとって馴染みの深い仮想世界と機械に支配された現実とはかけ離れた世界の切り替わりがスピ
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

海中、砂漠、空港、水の街、クラブパーティ、山、空といろいろなステージが盛り込まれてる中でそのどれにも見所があるようなイーサンハントのカッコよさ。

大筋は、VS 謎のAIというのがありつつ今作はそのA
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

開始早々、動いてるオコナーが観られると思ってなかったのとMEGAMAXから繋がるんだというので結構テンションが上がった。

ファイアブースト名打つだけあって演出は炎をふんだんに使ったザ・ワイスピらしい
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

真面目そうなレース
若いドム!?今でも着てるおなじみのシャツ
トレットファミリー(ほんとうの意味での)
父炎上
ローマン最高かって
腹違いの子だから比較的レティはミッションに行きやすいか
ドム来るのは
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.3

マーベルのブラックパンサーみたいな敵
ホブスとショーの横並びアツい
どっちも違うベクトルで強いんよな
今作は完全にスパイアクションに振ってる
ホブス脳筋すぎるやろw
デッカードのマクラーレン
ニュース
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.7

ドムが悪の手に渡ってしまうというまさかのストーリー。
ストーリーの規模感がどんどん大きくなっていきその上でワイスピ感が変わっていき自分もワイスピに求めるものが変わっていくべきなんだろうがどうしても初期
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イルミネーションの質感とマリオの世界観がとてもあっていて自然に観れた。

ストーリーは正統派中の正統派で子どもから大人まで十分に楽しめる内容。クッパのシーンの扱い方もただ怖い存在にさせすぎずピーチの愛
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.5

数々の有名な名シーンがある今作。
初っ端のデッカードショウの登場からブライアンと家族、そしてオーラスのドムとブライアンまでどのシーンの完成度も高かった。
メガマックスからのド派手ミッション路線は継続し
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

4.0

時系列上はMEGAMAXへの橋渡し的な位置でありながらストーリーとしては独立した部分が大きいため、一見話がとっちらかってしまいそうだがスムーズにそれぞれが繋がっているためとても良かった。
公開順的には
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

4.5

ストーリーとしてクルマとミッションの要素がありつつも比重はまだミッションの部分がストーリーの本筋を作りながらもメリハリが効いていてその分クルマのシーンを多く見せてくれてとても満足感は高かった。

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.5

とうとうファミリーも守るべきものができてきて今までのイケイケだけでは済まなくなってきたなかでどうするかという複雑さがストーリーに奥行きを持たせる一方でファミリーのアウトロー感は薄れて行ってしまっている>>続きを読む

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.5

ミッション遂行感が強くなり始めたこの作品。
ワイスピ感がかっこいいストリートカーレースからど派手なカーアクションに変わっていく予感には寂しさを感じたがそれでもど派手に金庫をぶん回していくのには爽快感を
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

4.0

ブライアンとローマン。
登場人物とストーリーがシンプルだからこそ二人の気持ちの変化や友情が際立っていておもしろかった。
追記:ワイスピ2にドムは出てこない。ブライアン主人公。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.0

これぞクルマの映画と言うほど存分に日本車、アメ車のカッコいいが詰まった映画。
ストーリーはそれなりで、キャラクター同士の事情や葛藤の絡みあいで面白かったし、中盤のいろんなガレージ潜入シーンやドラッグレ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

初っ端IMFとCIA、MI6そしてシンジケート、アポストルと組織が雪崩れ込んできてそこに前作からのキャラと今作からのキャラが入り混じって登場するので混乱しかけた。

また、ソロモンレーンが長い間拘束さ
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の予習なしで観たので映画そのものの感想として、

導入でいきなりガラスを割って入ってくるスカーレットヨハンソンに纏うガラス片の映像美だったり舞妓ロボの滑らかな動きの気持ち悪さだったりとクオリティー
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

基本的にジョンウィック的なカッコよさがありつつもコメディ感も程よく散りばめられていて良かった。
物語の終盤、一番重要な場面でファブルは誰も殺せないため、小島と殺し屋コンビは生かされたままなのかなーと思
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劇場版 ATARU(2013年製作の映画)

2.5

基本的なストーリーラインはしっかりしていてサスペンス的な要素が大きくありつつコミカルな要素が細かく散りばめられていていい意味で映画っぽい重厚感を感じずにライトな感じで楽しめた。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

4.0

容疑者Xの献身に続いて真夏の方程式を観た。

本作は前作の時に抱いた湯川学の学者的な探偵シーンの少なさがなくなっていて、恭平との実験シーンを始め、緑岩荘での探査シーンなど学者というか探偵ガリレオを感じ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ドラマのガリレオの内容が薄くなってる中で久々にガリレオ観てみるかと思ったがこの映画は想像していた「湯川学が物理学からミステリーや事件を解明するという要素」はあまりなく、最初のガウス加速機が申し訳程度に>>続きを読む