基本原作のゲームはガン無視で作られてるんだけど、ところどころみんなが忘れてたような原作の設定が拾われていて面白い。
でもまぁビジュアルが違いすぎる。
「E.T.」等の友好的な宇宙人が定着した社会に、本来の宇宙人はこうだろって見せつけてくる映画。
知らないものを悪と決めつける差別はよくないが、勝手に仲良くできると決めつけるのも同じくらい危ない。
ヴィランの目的がよく分からず感情移入できない。宇宙を無に帰すって、それをして何が嬉しいねん。
敗戦国としては複雑な気持ちになるアメリカの国粋ヒーロー。
とはいえスティーブ・ロジャースの正義は本物で、この後共闘していくアベンジャーズの中でもダントツで真っ直ぐ正義のために戦っているヤツ。このクソ真>>続きを読む
スーツケースが変形してアイアンマン・スーツになるシーンは、歴代スーツの中で1,2を争うカッコよさ。
ヒーローを国連が管理する「ソコヴィア協定」。ずっと体制側に所属して戦ってきたキャプテン・アメリカが反対、体制に反発してきたアイアンマンが賛成。
お互いの経験と反省から至った結論で、立場が逆になって対立>>続きを読む
80年代音楽に合わせて宇宙で戦うって、考えた人大天才。
そりゃ、ヒーロー集合させたらみんな興奮する訳だが、そのためにそれぞれの単独作をつくって何年もかけて伏線を張り続けていたのが素晴らしい。
長くて全く理解不能だった。観賞当時中3だった自分には早かったのかも。もう少し大人になったらまた観よう。
毎度毎度ギリギリ帰れなさそうな状況に追い込んでいくのが、ものすごく上手い。
「1」とのリンクが美しい。そして本作を観ると「3」がたまらなく観たくなる。
美しい伏線回収でキレイにまとまった映画の完成形。何度観ても今回こそは未来へ帰れないのではないかとヒヤヒヤする。
「12パーセク」とか、今までずっと謎で、ファンがこじつけで解釈していた設定を正史で説明してくれたのは有難い。
シリーズ最高傑作。
スピンオフということで、これまでの“善”と“悪”にはっきりと分かれていたスター・ウォーズの作風とは全く違う。
にも関わらず、終わり方は「新たなる希望」に見事に繋がるようになってい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「フォースの覚醒」でJ・J・エイブラムス監督のもと、象徴的なマスクのカイロ・レンが登場し、レイ、フィン、ポーの物語を始め、レイの出自の謎を強調した。
「最後のジェダイ」ではライアン・ジョンソン監督に>>続きを読む
“善”と“悪”をはっきり分けてきたこれまでのスター・ウォーズの決まりや前作「フォースの覚醒」で張ってきた伏線を全て否定していった。
この後どう整合性を取るのか、きっと次作「スカイウォーカーの夜明け」で>>続きを読む
「新たなる希望」をなぞるように進んでいくストーリー。リアルタイムに映画館でスター・ウォーズを観ているという感動を毎秒噛み締めていた。
あぁ、こうやって人は堕ちていくんだなぁ。ってなる。
ジェダイが大集合して無数のライトセイバーが振られるバトルシーンは圧巻。
ジャー・ジャー・ビンクスが好き。時代が進んだからこそできた、フルCGのキャラクター。
「遠い昔、遥か彼方の銀河系で…」
この一言で観客を遠い銀河に連れて行き、現実世界と完全に切り離すことで、自由な世界観をつくることができている。ある部分はファンタジーで、ある部分は現実的。都合よく使い分>>続きを読む