yurikaさんの映画レビュー・感想・評価

yurika

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

展開が早いし退屈な場面は一瞬も無いけどなんせめちゃくちゃ長いので途中でまぶたが重くなって危ない時があった…
映画らしい派手さはないシンプルなアクションシーン、見せ場で流れる抑揚のない謎BGM、Part
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

初見スターウォーズのオープニングロールにある固有名詞が一個も分からなくて結局最後まで置いてけぼり食らったままだった時のこと思い出したな。情報量が多過ぎたので早々に理解を諦めてぼーっと観てたけど、設定が>>続きを読む

7号室(2017年製作の映画)

4.5

運が悪い一般人のドタバタ犯罪とモヤモヤの残る曖昧なエンディング、めっっっちゃ好みだった。店が無茶苦茶になってるのにいまいち緊迫感の無い乱闘シーンが二人の喧嘩慣れしてなさと行き当たりばったり感出てて良か>>続きを読む

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

4.0

突拍子もなくて馬鹿馬鹿しいけどいちいち笑える。ゴリラが防犯カメラを盗んで逃げるシーンで声出して笑った。韓国のこういうあり得ない設定の気楽に見れる映画でしか得られない栄養がある。
エクストリーム・ジョブ
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国際捜査!(2020年製作の映画)

3.5

タイトルとサムネ見ただけでも既にしょーもないけどキム・ヒウォンの悪役観たさで。そうそうこういうのでいいんだよ!って感じの冴えない犯罪者で大満足。
特に見所がある訳でも最後が特別スカッとするわけでもない
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.5

軽い気持ちで観たけど対峙する犯罪者たちがなかなかえげつなくて描写が結構しんどい。序盤の垢抜けない学生二人の芋臭いやり取りが可愛かっただけに、中盤以降の温度差が凄くて一瞬遠い目してる人になってしまった…>>続きを読む

恋愛の抜けたロマンス(2021年製作の映画)

4.5

ジャヨンは第一印象ほど強い女の子ではないし、ウリもちょこちょこ軽率で無神経だし、アプリ開いたらいくらでも出てきそうな素敵過ぎない等身大の男女なのめちゃくちゃ良かったな。
最近は狂犬のようなソン・ソック
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ジャンルだけロマンス(2021年製作の映画)

5.0

リュ・スンリョン目当てであらすじもろくに読まずにレンタルしたけどめちゃくちゃ好きなタイプの映画だった!普段ラブストーリーはあんまり楽しめないけどこういうカオスなのは大好き。
普通だけどマトモじゃない大
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.0

怖いとかグロいとかではないんだけど社会風刺が鋭利過ぎてキツい。可哀想で泣きそうになったけど、見たくないものを見ずに済んでいるだけでわたしもあれの末端にいる消費者のうちの一人だし、大抵の人間はパレード会>>続きを読む

サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃくだらないし全体的に雑でツッコミどころ満載だし苦労が美徳な苦手なタイプのストーリーなんだけど、頼りなくてカッコ悪いけどボロボロになっても戦うリュ・スンリョンをひたすら拝めたので満足です。リ>>続きを読む

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.0

1のふざけたチンピラからヤバい奴までバリエーション豊かな犯罪者がごろごろいるカオスっぷり、2のソン・ソックのどう見ても話通じないイカれっぷり、正直ヴィランたちのインパクトではどっちも越えてこなかったけ>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.0

難しいわこれは… 坊主頭だけが唯一の救いのようで、秘密にしたのは優しさとも受け取りにくいんだよね。長閑な田舎風景、呑気なBGMと救いのないストーリーのギャップがキツかったな。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.5

描写がなかなかキツくて開始割とすぐこれを二度観ることはないかな…と思ったけどキャラクターも良いし推理も面白いし、しんどかったこと忘れて最後にはまた観よ〜と思ってしまった。2時間半あってやや長めなのでも>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

観終わった後あまりにもしんど過ぎてレビュー付けるの忘れてた…
ツッコミどころ満載の捜査はさておき、こういう結末を使える事件は今でもあるんだろうなと思うと心底嫌な気分になる。起承転結全てしんどいので二度
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セブン(1995年製作の映画)

3.0

現場はどこも暗くて気持ち悪いし後味も悪いしでストーリーの面白さよりも早く終わって欲しさが勝ってしまった。荷物が届いた時に思い付いた一番嫌な予想が当たってしまって最悪だった。面白さは理解出来るけどわたし>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

きっと大人になる前に殆どの事がぼんやりとした思い出になってしまうんだろうな。代わりに覚えていて思い出を共有できる相手がいることの暖かさよ…
月に一度も会わない家族と会う時でさえどうでもいいことにイライ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

前2作の華やかさや奇抜さはないものの、キャストがまるっと変わってもキングスマンはキングスマンだった!決して完全無欠じゃないし計画通りにいかずヒヤヒヤするシーンも多いけど、一作目のエグジーの成長とはまた>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

数年前に眠気に耐えながら初めて観て、もう二度と観ることはないだろうなと思ってたけど結局また観てしまった…。初めて見た時の意味不明さ、先が読めない故の怖さは無いにしてもやっぱり独特だなあ。
現代人の感覚
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.5

リュ・スンリョン主演でずっと気になってたけどあらすじ読んだ印象の何倍もしょーもなくて良かった。しんどい展開もなくて気楽に観れるけど見どころはちゃんとある良い塩梅のコメディだったな。最近観た中で一番好き>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

ずっと観たいと思いつつ、同じ芸人モノの火花がかなりしんどかったのでずっと先送りにしてたけど杞憂だったな… もっと早く観たら良かった。舞台に立つ人間じゃなくても、誰もがいつか何かしらで世代交代する時が来>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

「ソン・ガンホ主演、擬似家族」で想像したオチを良い意味で裏切られたな。
ソヨンがどういうつもりで捨てたのか、迎えに来る気はあったのかが論点になりがちだったけど、ソヨンがウソンを手放さなければならない理
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

ループ系って段々ウンザリしてきちゃうんだけど、テンポが良いし周りにループを気付かせる手段も工夫が効いてて全く飽きない。何ならもっと観たかった。部長役がマキタスポーツだし完全にギャグのつもりで観てたけど>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.5

重い。藤原季節だけが救い。
自覚と喪失感って遅れてやってくることあるけど、ヤンチャそうな職人に焼き鳥弁当の話された時の店長がまさにそれに見えた。たった一言「放っておいて」さえ言えなくて辛そうだったな。

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.5

思い出の品を捨てる寂しさって、誰かのことを忘れて前進するときの痛みと近いものがある。一度捨ててしまえば思い出すこともそうないのに、捨てる瞬間の罪悪感だけはどうにもならないんだよね。身勝手だけどそうやっ>>続きを読む

声もなく(2020年製作の映画)

4.5

あらすじ読んで韓国版レオンかと思ったけど全然暗いししんどかったな。クスッとくるやり取りや微笑ましいシーンもあるけど、序盤から終着点が見えている。全て虚しい夢だけど、本当の家族のようだった瞬間が一瞬だけ>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

4.5

韓国語版アルゴみたいな感じかな〜と思ったけどアルゴより全然重いし怖い。舞台は内戦中のソマリアだけど主に南と北の話で、日本人の感覚ではどうしても100%は理解できない部分はありつつも国や文化や思想が違っ>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

ずっと暗い。晴天とかは無い。
どうしてもダークナイトシリーズの計画的な演出とガジェット感を期待して観てしまうけど、見所は全然違うのにめちゃくちゃ面白かったな〜。アクション以外にもバットマンの恐怖や心の
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

4.0

マ・ドンソク主演でこのタイトル、観る前から無条件に面白いじゃん…
冒頭からキャストがめちゃくちゃ犯罪都市なのに平和な空気で始まって、無双するまではやや長めだけど最終的には韓国版96時間みたいになる。
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ブラザー(2017年製作の映画)

4.0

コメディで始まりホラーを挟んで感動エンドで終わる散らかりっぷり。ありがちな家族愛・兄弟愛の話だけど、キャラがやたら濃くて設定も独特なので物凄く好みが分かれそうな映画だった。
マブリー演じるソクポンのス
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.0

初めて見るタイプのサイコパスだった。自分の犯罪歴を自慢気に語る一方で、大変だったとキレるシーンが意味分かんなさすぎて怖かった… 何が怖いってこの映画が実話を元にしてるのが一番怖い…
演出の派手さはなく
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ファイティン!(2018年製作の映画)

3.5

原題のチャンピオンも邦題のファイティンもどっちもアリ。予定調和だけどマブリーがあだ名の通りラブリー全開なので退屈はしなかったな。子役のあざとさに胸焼けしないか心配だったけどお兄ちゃんも妹もただただかわ>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.0

TWICEを踊り、半目で眠り、年下の不良男子を"オッパ"と呼ぶおかっぱ頭のマブリーはめちゃくちゃかわいかったけど、やっぱり返り血を浴びながら無限の体力で人を殴り飛ばし続けるマ・ドンソクが一番素敵だと再>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

今まで観たフィクションの死体遺棄の中で最悪の発想だった。刑事だからこそ思い付く隠蔽の手口と行き当たりばったり感のバランスがちょうど良くて展開が読めない。タイトルの"끝까지 간다"が良いなと思って観たけ>>続きを読む

アンダードッグ 二人の男(2016年製作の映画)

3.5

Amazon Primeにあるマ・ドンソク出演作品の中で一番面白くなさそうなやつから観ようと思って選んだけど案外良かったな。感情移入するどころかマトモな判断力もある登場人物は出てこないし後味の悪い終わ>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

5.0

犯罪都市、神と共にと来てついにカタギではないマ・ドンソクに辿り着いたけど本当に最高だった…
ヤクザと刑事が手を組んで連続殺人鬼を探すタッグ系映画ではあるんだけど、タッグと呼ぶにはあまりにも二人の関係が
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.0

一作目のラスト数十秒でようやく登場して何かしらの神ということだけが判明したマブリー、当然のように破壊神系だと思って楽しみにしてたら人を傷付けられない非戦闘要員の座敷童子だった… あの筋肉で…?そんなこ>>続きを読む

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