Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

フリック・ストーリー(1975年製作の映画)

4.0

エディット・ピアフ

アラン・ドロンとトラティニャン
時代背景が60・70年代でなくとも彼らのスタイルは💯
彼ら以外のファッションもほぼ皆素晴らしい
ポール・クローシェのシングル?ピークド(アラン・ド
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修道女(1966年製作の映画)

4.0

航海術を知らぬ者が
水先案内人を連れずに船出する愚行と同様
指針としての召命を受けずに
修道生活へ入る者もまた愚かである
ジャック=ベニーニュ・ボシュエ

恍惚(2003年製作の映画)

4.0

サラ・マクラクランの「I Love You」からジョイ・ディヴィジョンの「Atmosphere」の流れがなんとも言えない

エマニュエル・べアールのニュアンスカラーニット(Vネック、タートル、クルーネ
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潮騒(1972年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ミシェル・コロンビエ

町に出ると根拠のない暴力が
伝染病のように蔓延している

"絶望的な事態を理解しながらそれを変える決意もする"
S・フィッツジェラルド

"昨夜私は安らぎを与えあなたは情熱をく
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モア(1969年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ネストール・アルメンドロスの芸術

ファム・ファタール、、、

"脳は1850年のアフリカの地図に似た
未知の世界である その未知の部分が
高度の理性や創造力を養う働きをしている"

これ(水タバコ)
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女性上位時代(1968年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

美術を担当したフラヴィオ・モゲリーニが素晴らしい
アルマンド・トロヴァヨーリ

「変態性欲心理」

勘違いしないで あなたが私を誘惑したわけじゃない
したと思うけど
違うわ 私があなたを誘惑したの
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ラ・ファミリア(1987年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ルイス・ブセナール
「若いパリジャンの周遊」

知識人は慢性的に不満を抱えている

マリリン・モンローとアーサー・ミラーの結婚

"孤独が怖ければ結婚するな"
チェーホフ

寝て運をつかむ女を何と呼ぶ
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ウィークエンド・チャンピオン 〜モンテカルロ 1971〜(2012年製作の映画)

-

ジャック・マリー・マージュのグランプリ

トレードマークのタータン・チェック

フランソワ・セベールの死

ラストポランスキーが着てたリネン(混?)のシャツが良い

狂った果実(1956年製作の映画)

4.6

「いとこ同志」つながりで
ぐるぐるとか

ラスト津川雅彦氏の表情、とくに目に注目

Blue Sky
焼酎ア・ル?

男性のお洒落=不良

いとこ同志(1959年製作の映画)

4.5

久しぶりのアンリ・ドカエ

本屋とのやり取りが心地いい

普通の人は?
推理ものだ 隣の連中もね
"ゴリオ爺さん"を出せば投げつけられる
推理小説とポルノだけ
〰︎
奴らにドストエフスキーを読めと言っ
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夜の訪問者(1970年製作の映画)

3.9

ベクトルの変化

ブロンソンのデッキシューズにフレアのボトムス、そしておそらくリーのデニムジャケット
コンスタンタンのニュアンスカラースーツ
ピスティッリのイエローペーングレンチェックジャケット(hu
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(1960年製作の映画)

4.7

男臭さの中に繊細さが滲み出てる
顔、心理、行動、慣習ひとつひとつの描写が丁寧
最高の心理劇

男性陣はもちろんカトリーヌ・スパーク💯

ソーセージ
ウナギの燻製
バニラ味の米菓子

コーヒーと砂糖とビ
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.0

その人が有名でもなく財産もなかったら
状況は100倍悪くなります(高齢者)

いぬ(1963年製作の映画)

4.5

伊カルロ・ポンティと仏ジョルジュ・ド・ボールガール

メルヴィル美学の始まり
メルヴィルにしてはセリフ多め

本作のベルモンドは顔のショットが非常に良い

尋問ワンカット

"デュロス"は隠語で"帽子
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

小説形式

詩集の112ページを読んで
僕の気持ちだ
112ページだよ
"あなたの何気ない視線で私が開かれていく
花びらをめくるように まるで春が秘めやかにバラを開くように あなたの何が私を開かせるの
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

-

自分が敬愛するテーラーの方や、ある海外雑誌の編集長もドリスを尊敬している
自分は直接会ったことがないので、近い未来会って話がしたい

"ファッション"は虚しい言葉だ

テオレマ(1968年製作の映画)

4.9

圧倒的映像美
どのショットも額装したい

顔顔顔(とくにテレンス・スタンプの妖しさ全開)

性と宗教

"ランボー詩集"
"トルストイ短編集"

ベーコン画集

ニュートラルカラーニュアンスカラーをス
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ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

4.1

SMとメタとコメディ(コメディ強)

実話は退屈だ

「いつか見た青い空」、「007 ロシアより愛をこめて」、ベルモンド、マックイーン等のポスター

ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

4.6

甘くないライアン・オニールに痺れる
憎たらしいが悪とも言えないディテクティブを演じるブルース・ダーンが欠かせない

カウボーイ
ジョン・フォードを敬愛するが故の西部劇的な善悪の対立ではない意志と意志の
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

シルエットにおいて僕が大事にしたのは
肩と靴だ
そこから間を埋めていく
肩はアティチュードを決め靴はもちろん動きを加える

日本人デザイナーに夢中など、美的感覚が似たジェニー・メレンズとの出会いとブラ
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赤い天使(1966年製作の映画)

4.5

生々しさの極致

60,70のばあさんがさくらじゃおかしい
さくらはぱっと咲いてぱっと散るのがいいじゃぁないか
好きな名前です 名前にふさわしい生き方をしたいと思います

軍隊では命令を部下に納得させ
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カトマンズの男(1965年製作の映画)

3.7

どんな局面でも靴磨きは欠かさない

ジャケットにおいて好みのディテールではないが、色味が良い
細身のストレートパンツのシルエットもどれも良い
ホワイトのラコステポロシャツ
真紅のクルーネックニット

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

4.5

ジェリー・フィッシャー

アラン・ドロンという人間の表情、佇まい

3つボタンもダブルも着てくれたドロン
コートも3種類ですべて魅せてくれる
マイケル・ロンズデールのダブルのスタイルが半端なく格好いい
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.1

牛とマッコリ

チョン・ソン

楽しむには老けすぎた

しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.4

日本が誇るファム・ファタールぶり
若尾文子さんの魅力が半端でない

人間はな カァーとなったらいかんよ
大きな声出したほうが負けなんだから

山茶花究氏のオレンジポロ含めたスタイルが⭕️

まわり道(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

作家になろうと思ったら
ゆううつと不安感は失わないほうがいいの

孤独とは 演劇的な状況だ
自分を演技者と意識する時の状態だと言える
しかし その恐ろしい状態にありながら
私は生まれ変わったように感じ
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夏の妹(1972年製作の映画)

4.2

いねぇなぁ いねぇもんだ
人を殺しそうな奴はひとりもいねぇよ
ふやけたツラばっかりだ

笑わないでください
あなた 人が泣いたり笑ったりするのをとめる権利どこで手に入れてらしたの? 東京?

リネンっ
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狼は天使の匂い(1972年製作の映画)

4.7

いとしき人よ  
我々は眠りに就く前にむずかる年老いた子供にすぎない 
ルイス・キャロル

フロッギー

ピエール・クレマンティにみえるトラティニャン
ダブルのベロアジャケット含め、本作のトラティニャ
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

4.4

なごり雪

【高倉健】
G-1?にチノ

【武田鉄矢】
ウエスタンシャツにバンダナ
ラングラーのグリーンコットンパンツ
ボルドーのチープなカウボーイハット

【桃井かおり】
デニムオーバーオールとピン
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