ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

郊遊 ピクニック(2013年製作の映画)

3.6

とにかく寄るべない、哀しい気持ちになる映画だった。
リー・カンションは本当に寂しい役がよく似合う…

初期先品+これのBlu-rayBOXは『河』以外は繰り返し観る気がする。
『河』は向こう10年くら
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ウェイクアップ!ネッド(1998年製作の映画)

3.4

オチがブラックユーモア。
協調性ないと狭い村では生きていけないっていう教訓だなあ…

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

妻にも母親にもバチが当たったようなもんなんだから、家福もみさきも一切気にしなくて良いのに…と思った。ああいう風に考えこんじゃう人って芯から優しい人なんだろうな…私は、亡くなってこの世に存在しない人間よ>>続きを読む

ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!(1993年製作の映画)

3.5

普通に長編に出来そうなストーリーだった。
セワシの友達ちゃんと見たの初めてかも。
ミエ吉って名前、わかりやすいけどひどいなw

ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?(1996年製作の映画)

3.4

親友テレカに時代を感じる…
ドラミとドラ・ザ・キッドで無理やり恋愛ものにしなくていいのになあと思った。

タカダワタル的(2003年製作の映画)

3.5

タナダユキ監督だったので観てみた。
高田渡の曲はこれまで意識して聴いたことがなかったけれど、結構聴いたことある曲があった。「ごあいさつ」とか「値上げ」とか。聴いたことない曲だと「ブラザー軒」が好きだっ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.5

ロボトミー手術が出ると聞いて。

婦長が一番怖い。正直、しねばいいのにと思った。
主人公は普通に悪いやつだったから同情はしなかったけれど、みんなでわいわい船乗って釣りするシーンは楽しいし、チーフとの友
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.5

ミニオンズのキャラ造形が好みじゃなくて敬遠していたのだけれど、Netflixにあったのでせっかくなので観てみた。

ミニオンズ完全に克服した…めっちゃかわいい…喋りと口尖らせた時の顔かわいい…あと3姉
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.5

隣人との関係が良い感じになるのがよかった。
障害持ってる人が生きていく上で近隣の人との関係性って大事だよな…
加賀まりこの役が自分が亡くなったら…と思うのはわかるけれど、亡くなった時こそグループホーム
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

3.7

ハマーショルド暗殺の謎を解き明かそうとしたら、サイマー(南アフリカ海洋研究所)の存在に辿り着き、「予防接種に見せかけてエイズに感染させていた」っていう説に行き着くのがゾッとした。人間はいくらでも残酷な>>続きを読む

(1997年製作の映画)

3.5

ずっと首痛いムービー。
観ていてついつい自分の首が気になった…

『愛情萬歳』のブルーレイに収録されていた出演者インタビューでネタバレを食らっていたのだけれど、食らっていても尚「何でそんなことさせちゃ
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愛情萬歳(1994年製作の映画)

3.6

良かった。これはたぶん繰り返し観る。
本っ当、人間の寂しさを撮らせたらツァイ・ミンリャンの右に出るものいないな…
不動産見学のパネルを必死に貼ってるシーンと、男二人で鍋つついてるシーンが好きだった。鍋
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

完全なる脇役だと思ってた高校生カップルが実は大事な役だったのが良かった。香住が2人に急に話しかけに行くシーンとスナックのシーンが好き。
結局、先生がちゃんと香住のことを見て理解していたのが素敵だった。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.6

男ばっかりなのに不思議とむさ苦しくなく、ニコニコしながら観ていた。
人生の最後をあんな風に仲間たちに演出してもらえるのとても良いなあ…

全編通して太賀の演技が良い。真顔で踊る若葉竜也も良かった。

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.3

小松菜奈と宮沢氷魚の顔がいい。
弟と弟の彼女と4人でピタゴラ装置作って遊んだり和気藹々としているシーンとか食べ物が出てくるシーンは良かったけれど、ストーリーがつまらなかった。短編小説を無理くり映画にす
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ビッグバグ(2022年製作の映画)

3.0

娘のニーナがかわいかった。
しっかしストーリーはつまんなかったなあ…ジュネは『ミックマック』の頃がピークで、どんどんつまらなくなってる気がする。

我々の父親(2022年製作の映画)

3.6

ドナルド・クラインまじでキモすぎ。
法的に罰せられなかったとしても、こういう形でばっちり残したことで未来永劫恥を晒し続けることになったから良かった。
やってること全部酷いんだけど、患者さんが夫の精子持
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

血縁に縛られない人間関係を築く登場人物たちに癒された。
ちひろとチヒロ、ちひろと多恵、ちひろとホームレスのおじさん、ちひろと内海、ちひろとオカジ、オカジとマコト、オカジとべっちんの関係性が好き。

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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

カンバーバッチだから観たけど、カンバーバッチめちゃくちゃ気持ち悪かった…上手いからこその気持ち悪さなんだけど…でもこういう役のカンバーバッチはもう観なくてもいいや…

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.7

ちょっと寒いな…クサいな…と思った演出が後々どんどん効いてきてグッと来たし、私の同級生が30代前半で2人亡くなっているので感じるところがあった。吉尾がネジの家に泊まったシーンが好きだった。ああいうなん>>続きを読む

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.5

アニメだから最後まで観られたけれど、実写だったら途中でやめたかも。あまりにも過酷で…こういう国は一生内戦やってると思うから、生まれついてしまった人はどうにかして別の国に行った方がいい。

『パピチャ
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.5

ビーニー・フェルドスタインが好きなので楽しめた。ファッション見てるだけで楽しいし、どんどんはっちゃけていくのもうきうきしたし、アルフィー・アレンも良かった。
ただ家族がなあ…主人公が途中で説教するけど
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.6

ゲイリー・オールドマンの演技が良すぎてずっと観ていられるし、マンクに肩入れしちゃう。美!って感じのアマンダ・セイフライドも良かったし、リリー・コリンズも良かった。全編通して女性陣のたくましさが効いてる>>続きを読む

かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル(2021年製作の映画)

3.4

とにかく主演二人の顔が良い。眼福。
白銀の文化祭の演出は面白かったけど、どちらかといえば前作の方が好みかな…

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.5

ユージン・スミスを中心にした話なので、チッソという企業がいかに酷かったか、被害者の人たちがどれだけ辛い思いをしたかという部分は割と柔らかく表現されていた。こういう問題を題材にした場合、やはりドキュメン>>続きを読む

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.4

コメディってなってるけど、コメディはコメディでもナンセンスコメディって感じだった。めちゃくちゃ変な映画。観ていて一番楽しかったのはエンドロールかな…本編で唯一面白かったのはアダム・ドライバーが「僕は死>>続きを読む

となりの井戸(2021年製作の映画)

2.5

上京するか否かって今となっては一昔前の悩みのような気がしてしまった。道行く人々がマスクしている中、主要人物だけマスクしてないのは違和感ある。コロナ渦で撮ってるから仕方ないのかもしれないけど…

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.6

公開当時に映画館で観た。
オマール・シーが余計な気使わないのがよかった。

THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

すごかった…
武器のカタログとか、武器工場の土地のゲットの仕方とか、観ていて心配になるくらいめちゃくちゃ詳しく描かれていて、国連からの制裁をどういう形でかいくぐっているのかがよくわかるドキュメンタリー
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.4

フジヤマさんの回想シーンが良かった。
落書き行為を感動に結び付けていたので、そこだけ別の形にできなかったかなと思った。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

つまんなかった…出た俳優が誰一人として得しない映画だった…
特に渡辺大知と永瀬正敏は断ってよかったよ…
永瀬正敏と伊藤歩が本土から来た刑事なんだけれど、島民を見下しきっていてプライドを傷つけるような行
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バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

3.0

橋本環奈、馬場ふみか、箭内夢菜かわいい。
ハシカンアクション頑張ってたし、キック・アスみたいな映画にしたいっていう製作者側の気持ちも伝わってきたけれど、ストーリーがいまいち面白くなかった…

邦画で女
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

3.6

サシャの幸せを願わずにはいられないドキュメンタリーだった。サシャを尊重して守ろうとする家族がとても良い。

一方、教師が専門医に言われないとスカート履く許可出せないとか、いかに自分の頭で考えていないか
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.3

ひと回り以上上の世代だからなのかピンと来ないカルチャーばっかりだった。都民じゃないのも大きいかも。文通から始まるのは良いなあと思ったけれど、同じ系統の作品だったら『ちょっと思い出しただけ』の方が面白か>>続きを読む

女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

3.0

これくらい穏やかで可愛げのあるおばあちゃんだったらボケてても耐えられるかな…と思った。私の祖母はこういう感じではないのでちょっと比べてしまった。

短編ドキュメンタリーとしては可もなく不可もなくと言っ
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パリ・ルーヴル美術館の秘密(1990年製作の映画)

3.7

淡々と職員の仕事を映し出していて、ずっと観ていられるドキュメンタリーだった。拳銃撃って響きを計測しているシーン、時計のネジ回してるシーン、制服の試着してるシーンが特に好き。職員の人たちはルーヴルで働い>>続きを読む