プリオさんの映画レビュー・感想・評価

プリオ

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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

2.5

エンディングに流れる「カメレオン」のおかげで、なんとか上手く収まった感じだが、一つのミステリー映画としては、微妙。

全体的にヌルく、テレビドラマの範疇を越えることもできず、ノリも寒く感じた(特に前半
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

映画は何かしらの葛藤を抱いた主人公が、障害を乗り越えることでメッセージを投げかけてくるもの。あるいは、ある欲望を抱えた主人公が、クライマックスにおいて目的を果たすことで感動させにくるもの。

しかし。
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

2.5

アクションもミステリーも中途半端で、コメディとしても性に合わなかった。キャストが豪華なだけに残念だった。

EXIT(2019年製作の映画)

3.0

毒ガスパニックムービー。

無職な主人公が、元山岳部のスキルを使って活躍するのが、良かった。

コメディ寄りなので、軽〜い感じで見れます。

ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

3.0

大赤字映画らしいけど、そこまで悪くない。映像は素晴らしいし、ストーリー展開も普通に面白い。

でも、確かに物足りなさも感じる。

子供向けに作り過ぎてしまい、シリアス味とか緊張感が薄いせいだろうか。
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市子(2023年製作の映画)

4.5

【その女は天使か、悪魔か?】

本来こういう映えるキャッチフレーズをつけてもいいが、そうしてないところに今作の心意気が伺える。「市子」というタイトル、杉咲花の顔面ドアップのキービジュアルも、シンプルで
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.5

主人公だと思った奴が死んでいく展開は斬新だった。

でも途中からどっかで見た事ある話に収まってしまい、残念。

ブラムハウスの作品の中では、合わない部類の映画でした。

リービング・ラスベガス(1995年製作の映画)

3.5

アル中男と娼婦の破滅的ラブストーリー。

ニコラス・ケイジが浴びるほどに酒を飲み死の匂いを纏っていく感じは、もはやそのまんまのケイジって感じで、演技の範疇を超えている。

ケイジはこの映画でアカデミー
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

4.0

モンスターパニック映画は、幼い頃に山ほど見ていたが、久々に見るとやはり面白い。

映画は、頂点捕食者(apex predator)と言われるワニとの生存競争を、スポーツにおける順位競争と掛けていて、そ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.5

タイトルは、「スイス・アーミー・ナイフ」というスイス軍御用達の多機能ナイフをもじった造語。

つまり「スイス・アーミー・マン」とは多機能人間という意味合いで、無人島で生き延びていくために役立つ死体のこ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

1960年代70年代のフリーセックス的な世界観と、19世紀のヴィクトリア朝時代における女性の性が縛られていた世界観を掛け合わし、そこにスチームパンク的ファンタジー要素を取り入れた、なんともカオスな映画>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

現実世界にやってくるプーさん。

現実世界で仕事人間となったクリストファー・ロビン。

二人の久々の再会を通して、大人になって忘れていた大切なことを教えてくれる。

物語構造は「バービー」と似てる。
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ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(2009年製作の映画)

2.5

可愛い顔した女の子が、バチボコに男をやっつける話。

良く言えば、それだけで、いい。
悪く言えば、それだけで、つまらん。

ちなみに、ストリートファイターというゲームはやったことありません。

ジャンパー(2008年製作の映画)

2.5

パッケージといい、予告編といい、アクションといい、何やらカッコよさげなので見たけど、悪い意味で設定ありきな映画だった。

瞬間移動を使ったアクションも、ロケ地が豪華なだけに、逆に物足りなさが増すという
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.5

仕事辞めたい時に、見た。

同じように悩める者を見て安心するというヒーリング効果あり。

見る人によったら背中を押してくれるし、勇気も貰えるだろう。

実際、僕もこの映画を見て、しばらくして、仕事を辞
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

サムライミ版のスパイダーマンが大好きで、どうしても比較してしまうわけだが、今見ると悪くなかった。

スタイリッシュなアクションやポップで明るい雰囲気も、当時は受けつけなかったんたが、今見ると普通に楽し
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紀元前1万年(2008年製作の映画)

1.5

映画というより、CG技術が高い再現VTR。マンモスの生態系とか、ピラミッドの謎とか、民族の生活に迫ったドキュメンタリー番組のようで、肝心のストーリーが薄い。ありきたり過ぎる。盛り上がりがない。つまらな>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.0

殺人鬼モノ×ボディスイッチという、既存のモチーフを掛け合わせたことで、新しいものが生まれるパターン。

女子高生と殺人鬼の体が入れ替わるという設定だけで、かなり強いなと。

可愛い女子高生が人殺しを楽
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

殺し屋が一般人になろうとする、というシンプルな話で面白い。

軽めのエログロ、シュールな笑いも好みだった。

それに群像劇バトルものとしても優秀かと。

普通こんだけキャラが多いと、とっ散らかりそうな
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.5

ホラ吹き親父が語る冒険物語。

物語的にも映像的にも美しく、現実と虚構の境目が揺らいだ世界観に引き込まれます。

映画というフィクションが好きな自分にとっては、フィクション(嘘)の持つ力、そしてその是
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unknown アンノウン(2006年製作の映画)

2.5

記憶を失った5人の男たちの生き残りを賭けた密室劇。

「誰が誘拐犯で、誰が人質なのか?」という設定自体は面白いはずのに、イマイチ緊迫感に欠けるし引き込まれないタイプの映画。

おそらく、オチに至るまで
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.5

トニー・スタークのキャラ像が好き。

スカヨハ参戦。

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.5

「アバター」と「スターウォーズ」をかき混ぜて薄めた感じ。その一方で、ヒロインのカーラ・デルヴィーニュの眉毛が劇的に濃ゆくて、映画の中身より彼女の眉毛の方が印象に残っている。

映像は確かに凄いんだけど
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.5

戦争映画でも久々に見るか、という軽い気持ちで観賞。

結論、久々なのもあってもか、かなり楽しめた。

戦争映画って、苦手意識というか、あまり得意じゃないジャンルだけど、今作はかなりエンタメ寄りに作られ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

2.5

天国と地獄、悪魔祓い、聖水、十字架、など馴染みのない世界観においていかれた感じで、キリスト教の知識があればもっと楽しめたかもしれないと思った。

とは言いつつ、物語の展開や戦闘シーンがあまりに中二病的
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.0

「ネバーランド」「チャリチョコ」「シザーハンズ」 を超えて、ジョニーデップが最も白い映画。

白くなりたい願望が彼にもあるのだろうか・・・。

アレックス(2002年製作の映画)

3.0

最悪のラストから始まる映画で、時間軸が逆でストーリーは展開されていく。

時の無常さを痛感するともに、生きていることに感謝。人生一寸先も分からないけど、分からないからこそ、今生きてるこの瞬間を大事にし
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この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.0

暇を持て余した孤独な女の悲劇なのか喜劇なのか、その過程が描かれている。

前半は主人公の女に感情移入できないばかりか、ノロいストーリー展開も相まって、少々イライラ。

でも、後半の展開で盛り返した。
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#生きている(2020年製作の映画)

3.5

主な登場人物は、男女二人。

後は、ゾンビ。

コロナ禍をモチーフに超特急で作ったのか、政府からの外出禁止命令とか、長期間の巣篭もりの弊害とか、緊急事態宣言時の生活を想起させる内容だった。

韓国って
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.0

バビエルバルデムの気持ち悪さ、懐かしのキャラの登場、老けないジョニーデップ、冒険心をくすぐる音楽と金のかかった迫力の映像美、とそれなりに楽しめる。

でも、もうシリーズ初期の「あの頃の感動」はないかな
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.5

「ベイビーわるきゅーれ」の阪元裕吾監督作品。

1時間でサクッと見れるけど、かなり長く感じた。

でもそれは面白くないって訳ではなくて、濃度が濃いのが要因かと。

いろいろやり過ぎてます。笑

阪元監
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

結婚における出会いって実際こうゆう側面あるよな。

誰かと繋がりたいという欲望が相手の了承を得ない策略を生み出し、そこから始まる結婚生活。

それは少し怖い。

結婚は「相手の人生を奪うもの」ともいえ
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.0

超能力を手にした青年たちの映画。

ハンディカメラ主体で展開されるので、青年たちの関係性の変化やエスカレートする行動は、妙にリアリティがあるなー、と思った。

でも、一長一短あるな、とも・・・。

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モールス(2010年製作の映画)

3.5

クロエちゃんが演じるミステリアス美女がたまらん!終始その美しい顔に惚れ惚れすると供に「こんな彼女欲しかったな〜」となってました。

映画の大筋としては、秘密を抱えた少女とイジメを受けている少年が惹かれ
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ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.0

クロアチアの街並みが綺麗なので、それでなんとか見れた節はあるかも。

テンポの良い展開はいいけど、ちょっと雑で色々ツッコミを入れたくなる感じ。

なんか全体的に入り込めなかった。

とはいえ、「誰が犯
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.5

久々にこんな引き込まれるスリラー見た!

ワンシチュエーションものだけど、カメラワークや舞台となる屋敷の使い方が超絶優秀なだけに、全く退屈しない。

個人的に、フィンチャー監督の「パニックルーム」に引
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