zkty1006さんの映画レビュー・感想・評価

zkty1006

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8番目の男(2018年製作の映画)

4.1

想像した以上に面白かった。
コンパクトな法廷劇かと思いきや。。

演出の視点の作り方が豊かで客観的、主観的、喜劇、悲劇、いろんなアプローチが感じられて映像作品としても満足度が高かった。

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

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以前鑑賞
また観たい!
ディカプリオがやばかった記憶

カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)

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以前鑑賞
また観たい!

カミーユクローデルに心酔してた時期があったなあ

軍中楽園(2014年製作の映画)

3.0

予告編に魅せられてDVD久々に買いました。
このジャケットの美しさ!フォントも洗練されてて!編集協力に侯孝賢!これは期待値あがるでしょう!

映像は超お好み。主人公の女性も超美しい。
哀しくも切ない話
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

死んだ成人の身体に無垢な赤子の脳を移植された女性が、世界を獲得していく話。
衣装、美術を筆頭に造形美が凄まじく美しい。美術作品をみているような陶酔感。
チャプタータイトルバックのモノクロ映像がカッコよ
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デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング(2020年製作の映画)

4.1

配信にて映像の世紀バタフライエフェクト「我が心のテレサテン」を鑑賞。そこで知った少年のような美しい女性。香港の雨傘運動のデモで声を上げ逮捕されたデニス・ホー。香港の世界的有名なミュージシャンだと初めて>>続きを読む

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.4

NHKBSドキュメンタリーにて鑑賞。
どんなホラーより恐ろしい。

Zとペイントされた戦車が市街地に侵入。最後の砦の病院を包囲された緊迫感。編集がはいるとはいえニュースで見る映像だけでは伝えることがで
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スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

ようやく鑑賞。
類い稀なる頭脳明晰さと正義感を持ち合わせた稀有な人。
現代の英雄。

それにしても大衆とはなんぞや。自分も含めて。
命懸けの暴露に私たちは値するのだろうかとふと、、、
何か、ことがあっ
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.7

あっという間に見終わった。なんかスッキリするんだな。これ系のバイオレンス、かなり好きかも。ってことはマーベル系もいけるってことなのかしらん。
アジアの湿り気とマーベル系バイオレンスとちょっと謎解きがい
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シャーリー・チザム(2024年製作の映画)

4.0

大統領を目指した黒人女性教師。かなり進歩的。この時代にこんな進歩的な人がいたなんて知りませんでした。リーダーとは孤独の中で決断し責任を請負う。そして誰のせいにもしない。言い訳がないんだよなあ。かっこい>>続きを読む

ティル(2022年製作の映画)

3.6

いちばん恐ろしかったのが法廷に入る直前に白人の子供が銃を撃つふりをして嘲笑した場面。そして犯人たちの行く末。
アメリカという国の深度と多面性を感じてこわい。結局どこの国でも大なり小なり同じことやってる
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オールド(2021年製作の映画)

3.7

久しぶりのシャラマン監督!

またどんなどんでん返しや箴言が含まれているのか、と期待。
時間について、今について、私たちはどう向き合ってるのか。
からの、、、そういうサスペンスときたかと。
これらをち
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

生の力強さ、に圧倒される。
生きてる実感が押し寄せてきた。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

恋愛しちゃダメっていうとしたくなるし、しなきゃダメっていわれるとしたくなくなる。純度高く愛し愛されたい。運命の出会いなどをどこかで求めていたり。けどいざそういう相手に出会って純度を求めていくと、、、言>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.2

事実と真実は違うということ。
しあわせは他人が測ることができないこと。

謎めいた坂元裕二脚本が、是枝監督の子供の無垢さを描かせたら天下一品演出と見事な相乗効果。子供の世界にも、大人の世界にも、どこに
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.5

リアル周囲の評価が高く、自身もライカート監督の「WENDY AND LUCY」がかなりのお気に入りだったので見なくちゃ見なくちゃと前のめりで鑑賞。時間の流れが止まったのかのようなゆっくりとした丁寧な展>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

何のために生まれてきたのか。

このセリフがフィクションなのかノンフィクションなのかわからないけどそう言いながら殺されていく若者。この世の不条理と無念さが凝縮されている。そして、最後に瑛太が発した普遍
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デリシュ!(2021年製作の映画)

3.8

単純に、美味しいもの見て幸せな気持ちになりたくて選択。笑
けれど想像してたよりずっと面白かった!

フランス革命直前の、価値観が大きく変わろうとしていた時代が背景にあって、貴族のために仕える職業である
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運命の女(2002年製作の映画)

4.0

実はかなり何度も見ているお気に入り映画。不倫とかサスペンスとかドロッとした要素いろいろあるんですけど、私にとってこの映画の最大の魅力は、ダイアンレインの美しさに尽きるのです。恋に抗えなくなってしまう女>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

そうか20年前の作品だったんだ。実は今回が初見。しかも劇場。
知人に勧められて、リバイバル上映にいざ出陣。

ファッションと音楽や世界観、とても20年前だなんて思わなかった。みなさんが普遍的とおっしゃ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

2017年のノーマークの映画だったけど、このオバケのキャラが可愛くいいのと、主演がケイシーアフレックとルーニーマーラーだったので興味をひかれて鑑賞。わりかし片手間で見たにもかかわらず、かなり自分の好き>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.4

劇場にて鑑賞。それほど期待値が高かった。
杉咲花さんの一つ一つの表情が見どころでした。

物語はといえば、2時間でまとめるには盛りだくさん過ぎた印象。他、気になったのが幼少期と成人期のキャラクターが違
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.5

ボーダーの監督ということで鑑賞。
レビューの中に中東の特異性だけではないとのさらに深まる考察を拝読。
社会のパワーバランスというか、ストレスバランスというか、因果律を感じずにはいられない。

峠 最後のサムライ(2020年製作の映画)

3.4

美しい人が見たくて鑑賞。美しかったのですがやはり2時間では描ききれなかったのでしょうね。幕末から明治維新にかけての時代。やっぱ好きなんですよね。いちばん好きな人物は吉田松陰は不動なのですが、年を重ねる>>続きを読む

アポカリプト(2006年製作の映画)

3.6

コテンラジオでマヤ文明聴く。メソアメリカ文明のひとつ。1万4千年まえにロシアとアラスカの陸続きを渡ってきた人類が祖先と言われている。メソアメリカは砂漠とジャングルに挟まれて陸の孤島の状態で人の出入りが>>続きを読む

彼方に(2023年製作の映画)

3.5

失うということは、自分の一部をもがれるということなのか、
その一瞬がもたらす破壊力について

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.5

配信当日に待ち構えて鑑賞。
期待しすぎちゃたのかな、思てたんとちがう的な印象。

だけど!そこはデビッドフィンチャー。
かっちょよかったです。
キャラクターもいい塩梅。
マイケルファスベンダー。

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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.1

あの入浴シーンの写真。
個人的にフォトジャーナルに興味があった時期にものすごく影響を受けた作品で、映画の中でふたたび触れて改めてそのパワーに圧倒されました。
取り急ぎまた更新します

大河への道(2022年製作の映画)

3.7

セリフと間にクスっとさせられる心地いい脚本、立川志の輔氏だったんだ。という驚き。それと、作品の構成が現代と過去の二重構造になっているのだけれど、そのキャストの使い方が斬新だったなあ。

それより何より
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

とっても主人公すきだったわ
ええ顔してる
まあ1時間半なんでいろいろあるけど
好きなところもいろいろあったので良かったです

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.9

お盆の映画館はほぼ満席。
前半で早くも睡魔に襲われてしまった。。
序章から本編に差し掛かった割と重要なあたりで。。

解説Vを見てみるが、引用の嵐。
また、じっくり読み込んでみます。。

アンジュール(2012年製作の映画)

5.0

人間の身勝手さ、
孤独、
温もりの愛おしさ

シンプルな線の表現力に圧倒される

スピルバーグ!(2017年製作の映画)

4.8

やばいみてしまった!

若かりし頃の無名の映画仲間たち。
スピルバーグ、スコセッシ、ルーカス、コッポラ、デパルマ、なんという壮々たるメンツ!仲間全員が著名な映画監督になってるなんて!デパルマ監督スカー
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遙かなる帰郷(1997年製作の映画)

4.1

プリーモ・レーヴィ
アウシュビッツを生き抜きその収容生活を詳細に書き残した化学者。のちに作家。随分前のNHKのドキュメンタリーでその名と本の存在を知り「溺れるものと救われるもの」「アウシュヴィッツは終
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.8

あまりにも映像が美しすぎるのでどうにか最後まで観れた。観てしまうとなんとなく世界が少しわかって復習しながらもう一度観た。という作品。
で、結局、結構好きやんという映画。

つーか、深すぎ。しかも「エヴ
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