YangShawさんの映画レビュー・感想・評価

YangShaw

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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.5

自然という、社会から切り離され逸脱した世界に身を投じることで、一時だけでも全ての悩みや問題から逃避できることを証明しようとする73分。その刹那的で官能的な輝き。これが映画だ🥹🥹
ケリーライカート大好き
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裏窓(1954年製作の映画)

2.7

トリュフォーはこれと汚名が好きなのか。そしてその他批評家筋からも傑作として評価されている。
「見る」「見られる」という映画的題材を簡潔に描いて、映画についての映画を見事に撮っている。うーん、そうなのか
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私は告白する(1953年製作の映画)

3.1

ちょっと途中だれ過ぎかな。回想シーンのあまりのどうでもよさとその天丼加減に思わず笑っちゃった。
ラストの流れはさすが、だけどヒッチコックのこうゆう最後の最後だけキレ増すやつあんま好きじゃないよ。

舞台恐怖症(1950年製作の映画)

4.1

???
傑作ですやん!
「山羊座のもとに」が傑作発言は冗談だとして笑、これは紛うことなき傑作じゃん!
ちょっと過小評価されすぎじゃないか。

山羊座のもとに(1949年製作の映画)

3.7

え、傑作じゃん!(言い過ぎかな。)時間が経つ度に評価を下げてる笑。
ヒッチコックが気に入らない理由もわかる。ちょっと長回し多すぎ。登場人物が逆に、生き生きとしてないもんね。ショットでみせるってとこが他
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

-

途中でトイレしたすぎて、デヴィッドバーンみたいに顔こわばらせながら踊ってた。
トムトムクラブ出てきた時、「終わった…」って思った。

第七の封印(1956年製作の映画)

4.3

酒場の場面が秀逸。役者が許しを乞いて、逆立ちするまでのシーン。画面の上手外からナイフが出てきて、転んで下手に捌けるこのアクションがスマート。
その後のテーブルで踊るシーンはトラウマ級に頭にこびり付く。
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父、帰る(2003年製作の映画)

4.3

古典的な「父殺し」による通過儀礼の話を、こんな真っ直ぐに描いて傑作を作れる監督の手腕がすごい。とにかく傑作です。

ラブレス(2017年製作の映画)

4.0

「ミツバチのささやき」の変奏曲のように感じた。
同じく「悪は存在しない」に共通するモチーフが数多くある。
最初と最後が同じ真下から木々を撮るショットであったり、スマホのマップを見ながら北へ向かう演出で
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バーバー(2001年製作の映画)

4.2

最近自分の中で「不条理」であることがキてる。

オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

-

三谷幸喜がめちゃくちゃ影響受けてることがわかった。劇伴やショット、カットの割り方、編集、演技のさせ方もそっくり。
オチはあまりに有名すぎて知ってたんだけど、ラストの回想シーンの独特のまがまがしさを堪能
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スポーン(1997年製作の映画)

1.9

心底どうでもいい。だって自分の生活圏や社会、はたまたこの世界とはなんら関係のない話なんだもん。別に彼らに感情移入とかさせる気もないし。強いて言えばヴァイオレーターだけが好きだったな。

栄光のル・マン(1971年製作の映画)

2.5

この作品は、アクションはあってもサスペンスがない(あるいはそう見せる目配せや創意工夫がなさすぎる)ため、本当にどうでもいい時間が続く映画だった。凪状態。
音楽はよかった。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.8

僕は悪とは、「因果」のことであると観終わって思いました。つまりこの世には原因と結果(悪)は存在せず、ただ意味もなく物事は起きるし、世界は動いていくんだということです。我々は自然を、現象を、他者を、映画>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

何度号泣したかわからない笑
観た直後ってのもあるけど、今まで観た映画で一番好きです。

誰だって人同士で絶対にズレってものがあって、山添くんはそのズレに自覚的。だけど彼はそれを壁にして人との関わり合い
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