ねっしー

十二大戦のねっしーのレビュー・感想・評価

十二大戦(2017年製作のアニメ)
3.0
西尾維新原作。
キャラクターものなのに、設定の紹介だけで深堀がないのでつまらないです。
それから、残りの時間尺でインパクトがある展開はこんな感じかな、という感覚で流れが予想できてしまうのも残念。
予想できる=インパクトはありませんから寒々しく感じます。

最後のオチは割と良かったと思います。
戦いの意味を全てなくす願いをさせて、こんなサバイバルありえないしほんと無意味なフィクションだよねと。
ある種自虐的に、読者も突き放すように終わらせるのが、作者の捻くれた根性を表していて面白いです。

他の参加者の願いを再提示してからの結末なので作為的でしょうしね。









猿にパートナーがいるって描写はなんの意味があったのだろう?
孫娘の代わりに参加とか、残虐な性格を表現するために妹を登場させるとか、他の参加者の身内には多少の意味付けがあった気がするんだけど……
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