割と古典なジャンプラブコメ。
真っ直ぐな変態性（いちごパンツ）の衝動、不純な心から、それらをかなぐり捨てた純粋な気持ちに辿り着くジャンプらしい作風という感じ。
とはいえ主人公はやはりどこまでいってもナチュラルボーンの「魔性の」男ぶり。
ありがちだが序盤は意外と中学から高校という、終わりと始まりの大事な季節を経ることによって、展開的には退屈せず観られた。
東城cv能登麻美子は眼鏡を取って化けるオールドタイプなヒロインで、弱気なだけでない表情を見せるのが魅力的だった。
北大路cv小林沙苗や唯cv水樹奈々もまたいわゆるありがちな幼馴染系、妹系だったけれど意外と最後まで絡んで来るのが印象的だった。特に北大路さつき積極性と女子力は脅威。
ただやはり西野つかさcv豊口めぐみの扱いが特別な印象で、ラストの展開と決断に行き着くのも頷けるような描かれ方だったように感じる。
そりゃ最初に付き合った子があれじゃ忘れらんねぇだろうな。
エンディングの「IKE IKE☆」が耳にこびりつく。
