初回２時間という大盤振る舞いが、世界観と感情の移入を促すと同時に、制作の盤石さも表しているようで、終始安心して観られた。
全体として原作よりふっくら感の増したビジュアルが可愛らしく、緩くも粛々とした作品のトーンにマイルドな印象を加えていてとても良かった。
また魔法にしろ斧にしろ、派手なバトルシーンの見応えが凄まじく、作風として正直「らしくない」ほどの熱量の籠ったアニメーションの数々にはしっかり圧倒された。
Evan call音楽の力も甚大で、日常の悠然とした雰囲気はもちろん、オケの入った重厚な戦闘曲の迫力もめちゃくちゃカッコ良かった。
『Angel Beats!』みたいな予告もシンプルでやっぱ好き。
