ユーリ!!! on ICEのミウムのネタバレレビュー・内容・結末

正直BL要素が強すぎたりたまに気持ち悪い台詞回しがあったりするのでこの手の作品は苦手なんですが、登場人物のモチベーションなどの心理描写が丁寧に演技で細やかに表現されており、スケートリンクを滑べる音、着地する音、表情や動きも妥協なく本格的に描写されており、ヴィクトルの選手としての時間を奪ってしまった罪悪感を背負いつつも憧れの存在を誰よりも近くで追っていく勇利の成長劇やその他の選手の葛藤もしっかり掘り下げております。
本作を数年ぶりに見返して見るとBL要素などを除けばテンポ良くサクサク見ることができたので好みの作品ではありませんが、高評価をつけざるを得ないです。