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魔都精兵のスレイブのslowのレビュー・感想・評価

魔都精兵のスレイブ(2024年製作のアニメ)
3.5
幽白序盤の異能バトルが好きな人には楽しめる…と言いたいところだが、半分はどスケベハーレムアニメなので、見るなら一人でみるべし。

周りのキャラが魅力的なので変態要素がなくても充分面白く、CGによるアクションシーンも使い分けが上手。
劇伴もSEも痺れるほどカッコいい。

ただ原作の見どころがバトル部分ではなくスケベ部分らしく、アニメはそのスケベ部分を良くも悪くも継承してしまった結果、人気はイマイチ得てない感じスル。
大人の事情でスケベシーンはリアルに描写できないこともあり、作画のクオリティは戦闘シーンに比べるとやや落ちてるので正直スケベシーンに有り難みを感じられない。
(※モザイク解禁バージョンがあるとしても)

変態アニメとは言っても、ストーリーやドラマ自体は普通に面白く、離ればなれになった姉弟の絆、男をけなしてた女性隊員が男主人公との出会いをキッカケに心を入れ替え、頼しき仲間として接したりするところとか、ドラマ部分はちゃんとしてるので、作者自身は変態ではあるけどその根っこ部分は優しくて真面目な人なんだなと作者の人柄が伝わってくる。

本作でイチオシのキャラは寧ちゃん!
作中唯一スケベシーンがない子で癒し枠兼マスコットキャラ。
彼女が隊員になった理由…
自分の能力名を「プロミス」にした理由…
それを寧ちゃんが口にした場面は穢れた心が洗い流された。

“プロミス──
きっと、みつける。”
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