都部

不徳のギルドの都部のレビュー・感想・評価

不徳のギルド(2022年製作のアニメ)
4.5
お色気/おっぱい目的で鑑賞したアニメシリーズなのですが、交わされるギャグの切れ味やエピソードの構成が予想以上に秀逸な作品で驚く。

原作序盤の作風の長所を的確に取り上げながら、お色気アニメの名手:金子ひらく氏による肉感溢れる魅力/個性的なヒロイン達の躍動によって物語は見易く豊かなものとなっており、設定の過度な複雑化を避けることで淀みを感じさせない見心地になっています。

本作最大の魅力は何故か女性にのみ性的な攻撃を仕掛けてくるモンスター達による蹂躙の数々で、どのシーンも素晴らしかったですが、特に公式バストサイズ100cm超えの受付嬢:エノメさんに対するアプローチが図られる3.11話は至福の一言でしたね。

胸部の張りと柔らかさが同居した作画の水準の高さは言わずもがな、乳房の揺らし方に拘りを感じさせるそれなのが堪らないですね。乳房を晒された後のグルグル目の反応も可愛らしく、子持ちの母親とは思えない身体の張りようでめちゃ良かったと言わざるを得ないでしょう。
いわゆる男の娘のノマ・ルーンも、属性に応じた美味しい立ち回りを与えられていて印象的。触手型のモンスターに小規模な男性器を包まれコカれるシーンすべてが良い。

各ヒロイン それぞれ別ベクトルに尖った可愛さを保持していますが、単純明快な可愛さという意味では私はノマがお気に入りです。

またヒロイン同士の小粋な掛け合いの数々も物語を潤滑に進める要素の1つとして位置しており、そこに語り部兼突っ込み役であるキクルが介入することで全体の流れに締まりと速度が同時に生じていて、非常にバランスの良い話作りに特化したキャラクターの位置関係なのもアニメ向きでしたね。シリアスな雰囲気を帯びたネームド戦を中盤に差し込むことで、構成における緩急を操作する狙いも上手く機能していました。
かような要因に基づき、しっかり見ても良いし、流し見で見ても良い、何回再生してもサラッと見れてしまう独自の安定性の高さがあるアニメとして優秀なので自分の中での評価はかなり高めです。おっぱいを差し引いても中の上くらいの満足度はあった。
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