えな

魔法の天使 クリィミーマミのえなのレビュー・感想・評価

魔法の天使 クリィミーマミ(1983年製作のアニメ)
4.4
1983年の作品。初見。
2023年にもグッズを見かけるので気になってお試し鑑賞。前情報なし。
1話のSF要素がすごい。宇宙船や四次元の描き方が40年前と思えないクオリティでわくわくしたのだけれど2話からは主人公がアイドルとして忙しく過ごすという内容で困惑。クリーミーマミは悪と戦わないのかな?と思ってたら6話で悪魔みたいなのの封印をとく場面があったので、いよいよ本筋きた!と思ったのにまたそのあとはアイドル業。個人的にはアイドル業が退屈だったけれどところどころ濃いSF回があって、それがとても好きで観続けた。
夢の中で会ったミスタードリーム回はとても好きだった。
洞窟の幽霊回や謎のサーカス団の話も好き。結局、悪と戦うことはなかった。
キャラデザもよくて色もくすみパステルが使われててかわいい。マミの衣装だけでなくめぐみさんの服もおしゃれでデザイナーさんがいたのかもと思った。ヘアアクセとボトムの色を合わせたり、襟がおおきかったり大人のパフスリーブもかわいい。
脇役はのんびり男子のみどり君がとてもいいやつで、モラハラ時代の中で唯一配慮が丁寧。トシオよりみどり君のほうが好きで応援してた。
事務所のめぐみさんもはじめは意地悪だったのにだんだんとライバルという立場のまま事務所視点でマミのことを認めてるっぽい振る舞いが魅力的。社長は典型的なパワハラモラハラ男。社長もうちょっと成長してほしかった。
最終話に期待したけどとくに大きなことは起きず派手なシーンもなかったのだけやや物足りない。
後日談っぽい映像面白かった。
クレープおいしそう。
えな

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