いぬやしきのミウムのネタバレレビュー・内容・結末

原作者がGANTZの奥浩哉先生なので非常に尖っていて好みが別れますが、ハマれば最高に面白いSFアクションアニメです。
主人公の犬屋敷さんは人を助ける事に生きる意味を見出す見た目は完全におじいさんという主人公としてはかなり斬新です。
もう一人の主人公である獅子神という男の第一印象は嫌になる程胸糞な奴ですが、気に入らない人間は容赦なく撃ち殺すこのキャラクター性が一周回って見てて痛快な気分になります。特に宮根が獅子神に撃ち殺されるシーンは思わず爆笑してしまいました。
この作品は犬屋敷さんと獅子神の対比的な関係が面白いポイントなので、この2人が協力関係を築き全体的に駆け足だった最終回が微妙という意見も分かります。
それでも10話までの面白さは名作の多いノイタミナの中でも上位を争うレベルの作品だと思います。