「感冒は恐ろしいな。この心の中の醜い部分がね…全部炙り出された」
「でも踏みとどまった。そうでしょう?何もかも病のせいにして心を棄てる事も出来たけど、生憎と人はそう簡単には負けないんです。繋ぎ止める…
4K放送の時に観た。
今のご時世だから、っていうのが大きいのだろうけど、ウイルスの恐ろしさよりもウイルスが露わにする人間の悪い部分に着目していて面白かったなあ。普段は親しくても、こういう窮地の時の…
文豪・志賀直哉が千葉県我孫子時代に著した小説が原作。当時の感染症不安を反映し現代にも通ずる作品として、この頃にわかに話題となっているらしい。
さてこのドラマ、とくに大事件が起こるわけでも強いカタル…
このレビューはネタバレを含みます
原作未読なのでどれだけ脚色されているのかわからないけど、今に通じる場面もちょいちょいあってさらさら観られた。
ほっこりストーリーだとは思わなかったけど、短編だしまあこんなもんかという感じ。
個人的…
スペイン風邪の流行をテーマにした志賀直哉の小説をこの春、ドラマ化したもの
今の世の中に重なる部分が多くて、驚きつつ、何とも言えない緊張感とともに観ていたけど、終わり方はホッと出来るものだった
一…
志賀直哉原作。スペイン風邪が流行した100年前の家庭のありさま。白湯を1日10杯飲めば罹らないとかいう嘘のような本当のような噂話、周囲との温度差、行楽の我慢、差別とか、心の醜い部分まで共感の嵐。しか…
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