『サマータイムマシンブルース』『ドロステの果てで僕らは』に続く上田誠による時間SFもの。
まぁ本当に小粒なオムニバスだし、期待し過ぎると肩透かしかも。
ただヨーロッパ企画の作品に豪華な役者陣が参加しているのと、深夜のちょっとした特番という付加価値で楽しく見れちゃいました。
1本目の『リマインド』は王道繰り返しSFという感じで、1番ストレートに面白かった。
上白石萌歌のコメディエンヌっぷりも良かったすね。
2本目の『あいつのミラクルショット』はいわゆる多元宇宙物。
矢作の飄々とした佇まいが作品に合ってたし、小粋なラストも嫌いじゃない。
3本目の『乙女、凛と。』は『ドロステ〜』でも行ったワンカット時間物。
1番地味な作品ながら、ほろ苦いラストの後味とかは結構好み。
作品のブリッジで挟まれる、ムロツヨシとの作品は『ドロステ〜』と同じ舞台だ!くらいの感想。