はるちゃん

ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪えのはるちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
韓国のクライム系作品は、何重にも組まれたストーリーの巧さとか疾走感が気持ち良い。
当然ながらスペイン版とは別物で、寄せ集め集団の数々のしくじりの回収の仕方、教授の正体に行き着くかの諸々も、ツッコまなければ韓国のペーパーハウスとして完璧に成立している。
しかも国自体が、分断国家、統一、脱北、収容所などなど、こういう作品の制作に良いネタを沢山持ってるのは強い。集団心理を操る場面や心の機微の表現が、イカゲーム同様に巧すぎる。

またそれ?って感じのトーキョーの由来は、これもお約束なんだろうけどやっぱり反応してしまう。
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