ヤンニョム風チキン

京城クリーチャーのヤンニョム風チキンのレビュー・感想・評価

京城クリーチャー(2023年製作のドラマ)
2.5
内容はハンソヒのセリフにあるように「日本軍が満州でしていた人体実験をここ京城でもやっているわ!」という、事実と作り話を混ぜたものであり、製作陣の思惑は「私たちへの悪行を記憶に刻ませます。ヤツらにずっと思い出させてやり、困らせてやりたい。」というセリフをパクソジュンに言わせたかったのだろう、という印象です。

私は架空の国の話として、単純にクリーチャースリラーとして面白いのか、パクソジュンとハンソヒが極限の状況の中でどんなラブストーリーを見せてくれるのか、という点にだけ着目して観ました。

クリーチャースリラーとしては、どこかで観たような化け物の造形にどこかで聞いたようなストーリーで特に目新しさは感じませんでした。

ラブストーリーとしてもあまり面白くはありませんでした。敵地に潜入中、パクソジュンがハンソヒの顔が近いだけでドギマギするとか、命の危機が迫っている時に股間をうずかせるのはやめていただきたいです。パクソジュンの一目惚れから始まっている時点で、あとは女戦士ソヒちゃんが戦い終えて女に目覚めるの待ち、みたいな展開もキュンキュンしませんでした。

ただ、最後に大きな謎をいくつも残して終わったので、これはシーズン2も観るしかおまへんのか?と葛藤しています。