最初に見始めた時は、どうしようもない男たちの世話に追われる女の話に思えてちょっと引いたが、
会話の面白さ、展開の意外さにつられて離脱せずにいたら、最後には続編があればいいのに、と思えるようになっていた。
相変わらず男たちは情けないし女が世話する負担が大きいのは気にはなるのだが、それを超える登場人物それぞれの多様なあり方、人生や感情の独特な面白さがあって、たくさんあるドラマの中でも唯一無二の存在感だった。
なかでも吉岡秀隆の楽しげなダメっぷりが新鮮で、一番印象が変わっていった役柄だった、が、もちろん小池栄子の存在があればこそ。
ゴングが鳴るとワクワクするこの感じ、まだまだ見続けたいと思った。
