安易なキャラクター設定などいろいろと古いおじさん感覚が散見されるせいで、北海道という広域の小児治療活動(今回広域についての話はほぼなかったが)についての志の高いドラマにノイズが。
新人たちの極端な思慮のなさはリアルではなく(後でスカッとしたいだけの設定に思える)、男性に非はないのに責められるという現実ではそうないセクハラのケース(おじさんが生きづらい時代になった、とは今まで気遣わずに暮らしてこれて楽だったのにという意味だ)、(健気すぎるほどに)自分を責める子供たち、男の子ってこういうものだというさりげない決めつけセリフや母親の献身の美談、育児放棄についても責められのは母親で父親の話はいっさいないなど。。
死に直面し頑張る子供や赤ん坊そしてその子たちに直にたずさわる医療の人たち、それだけでなんにしろ泣ける深い話になるのに、昔ながらのあざとさのようなものが目について残念。
