色々と現実的ではないツッコミどころはあるものの、スリリングな展開の連続とユーモアでなかなか面白かった。
木村多江扮する妻の歌仙さんが特に戸惑うことも躊躇することもなく殺しを受け入れているのがめちゃくちゃ面白い。
家族で共謀。
主人公の父親の鳥栖哲雄が、ミステリーオタクで作家もしてるから、死体の処理の知識や手際が良いのも面白い。
娘のためにズブズブに犯罪にハマっていく。
吉田栄作扮する麻取が最高。
底知れぬ不気味さと狂気が上手い。
最後は、何か哀愁あって、息子の死んだ部屋で、という切なさがあった。
恭一役の高橋恭平は雰囲気合ってて良かった。
綺麗な顔でやっぱりイケメン。
気になった点は、窪の方が麻取を半グレ集団に誘ってんのに、窪が麻取の言いなりになってるのは、やや違和感。
また、娘が恭一とのメールで、両親のことをアイツら呼ばわりしてのも何で?