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誘拐の日のkurumiのレビュー・感想・評価

誘拐の日(2023年製作のドラマ)
4.1
娘の病院代捻出の為、元妻にそそのかされて、裕福な病院長の娘ロヒ(ユナ)を誘拐することにしたミョンジュン(ユンゲサン)。
気絶したロヒを連れ帰ると、何と記憶喪失になっていて、さらに彼女の両親は何者かに殺されていた…

サスペンスですがヒューマンドラマ的な要素もあり、面白かった‼️
初めから展開が早くてグイグイ引き込まれ、あっという間の12話でした。

慌て者で、間が抜けている誘拐犯&愛情深くて純粋な父親という役柄のユンゲサン。すごくリアルに演じていて、ホントにこういうアッパいるよね、と思わせられました😆

特殊な環境で育った天才少女ロヒ役ユナちゃん。さすが、天才らしいきつい物言いが上手かったです✨

ハキハキのロヒとオロオロするミョンジュンのやり取りが絶妙すぎて、深刻な部分もあるドラマですが、笑えたところもたくさんあったのが良かった👍

そして、最近あちこちのドラマで見かけるキムシンロクさん(ミョンジュンの元妻役)。
1度見たら忘れられない雰囲気をお持ちの役者さん…ここでもインパクトはなかなか大きかったです。
ド派手な衣装は、役柄の精神的なバックグラウンドを表しているように思った。
これが着こなせる?のも彼女ならでは、かもしれないです。

そして、どんなに上から圧力かけられても屈しない刑事役パクソンフン、カッコよかったです👍
刑事はやっぱりこうであってほしい!
残酷で不気味な側面もあるドラマなので、こういう真っ直ぐな刑事がいると、ドラマに一本、筋が通る感じがします。

終盤、ロヒが感情を爆発させて泣き叫ぶ場面では、辛くて一緒に泣けて仕方なかったです😭

エンドロール後の衝撃映像…‼️
大人の果てしない利己的な欲望が生む結末なのかも、と思いゾッとしました😨
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