進学校から転校してきた男子中学生が、ヤングケアラーの同級生女子との出会いを皮切りに、生活保護制度と向き合うことになる社会派なNHKドラマ。
今年ベスト国内ドラマといっても過言ではないくらい良かった。ヤングケアラーの女子中学生ではなく、男子中学生を主人公に据えることで、様々な視点で社会の"ケア"について考えられるように出来ていた気がする。
メインの2人はこれからも役者として伸びていきそう。山下リオも良かった。渋川清彦大先生は相変わらず味があった。
ヤングケアラー家庭への保護や保障は、次世代(未来)への投資なんだという視座は今までの自分にはなくて目から鱗だった。
制度を熟知してないと損する仕組み(教えてくれない)になっている社会というもののの容赦なさも印象的だった。
「居場所」は誰にとっても大切
現実はきっとこのドラマみたいに上手く行かないことの方がが多いんだろうけど、それでもこのテーマのドラマがこのクオリティで観れたのは価値のあることだと思った
