もうやん

deleのもうやんのレビュー・感想・評価

dele(2018年製作のドラマ)
3.9
自分的には、2018年夏クールのドラマでベスト3に入る面白さで、かなりハードボイルドな内容かと思って見始めたが、実はとても人間味のあるドラマだった。
依頼者を詳しく調べていくうちに隠された真実が導き出されていき、主人公の真柴(菅田将暉)とケイ(山田孝之)、ケイの姉の弁護士坂上舞(麻生久美子)の優しさや温かさ、人情味が見えてきて、心が温まるような結末が待っていて、見終わった時にホッと暖かな気持ちになれるところがよかった。
1話完結で非常に見やすく、毎回出演者のキャラが立っていたので見応えがあった。
「dele_end」で静かに締めくくられるエンディングもシブくて好きだった。
特に最終話の真柴の妹と坂上姉弟の父親の死に絡んだストーリーは、かなり自分の心情を逆なでされたし、その憤りの高まったところでの結末は、やはり胸がすく思いがした。
もうやん

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