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負けて、勝つ ~戦後を創った男・吉田茂~のkecojiのレビュー・感想・評価

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ちょっとくさいところもあって長くも感じるが、後半になるほど面白い。
独立に向けてたぬきじじいっぷりが増してくるにつれて渡辺謙が吉田茂になってくる。
良きにしろ悪きにしろ、日本の矛盾を抱えた独立は吉田茂以外にはなしえなかったと思わせられる。
鳩山一郎とすれ違うとこがいい。
複雑怪奇な政治の話とみせて、実はラストのこりんさんのセリフを言わせたいがための物語だったのかという、良いラストシーンだった。
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