だすぷーちん

真珠郎のだすぷーちんのレビュー・感想・評価

真珠郎(1978年製作のドラマ)
3.5
昭和23年、貧乏学者椎名くん。ささくれた心を癒す為、親友乙骨くんと信州に旅行に行くが、恐ろしい連続殺人事件に関わり、いやすどころかいやなもの見て酷い目に遭う!

   ※ ※

あの、横溝正史先生の中でもかなりとんがった作品のドラマ化です。

視聴者サービスなのか、原作には出てこない古谷金田一耕助が謎に挑みます。

横溝作品なので、グロいです。

横溝作品なので、生き血ぶーの連発です。

横溝作品なので、犠牲者は必ず首をちょんぎられたり、カミソリで顔をすだれにされたり、わやくちゃにされてしまいます。

横溝作品なので、頭のおかしい変なおじさんが綺麗な女の人にのしかかって、あうあうあーしちゃいます。

横溝作品なので、事件に関わってくる奴らの中でまともな奴は1人もいません!

横溝作品なので、いや、それはねーだろと思わず口走りたくなるようなハゲしいツッコミどころも満載です。

でもそれが、横溝正史シリーズのいいところでもあると思います!
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