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マーベル インヒューマンズ シーズン1のtakagimashのレビュー・感想・評価

3.4
アベンジャーズ、X-MENに続くMARVEL第三勢力のインヒューマンズ。

随分前に一話の冒頭を途中で観るのやめてたけど、昨今MCUでもインヒューマンズの話題が続くので、あらためてトライ。

ストーリー自体はブラックボルト、マクシマス兄弟を中心としたお家騒動が発端ということもあり、同テーマかつ質の高いソーあるいはブラックパンサーなどに見劣りするのは致し方ないとはいえ…やっぱり全体的に今ひとつではあった。

ただ、王家インヒューマンズのお芝居は良くて、特に1話でイマイチかと思っていたメデューサとカーナックは回を追うごとに好きになっていった好キャラ。

高飛車なメデューサがテランとの出会いを経て友情を深めたり、王を追っていたはずなのに美女の誘惑に負けてフラフラしつつも何故か成長を遂げるカーナックの不思議なかわいさにやられた。

ブラックボルトは純粋な出力こそキャプテンマーベルに匹敵する最強格の一人だけど、力の解放までに制約やハードルが多過ぎて、難しいキャラクターだなと改めて感じた。アンソン・マウントはベン・アフレックとシュワちゃん足して割ったような感じで重厚感のあるイケメンって感じで良かったです。
最後までスーツが出てこなかったのは、アメコミ作品としては大きくマイナス。

結局、自身の立場を回復、あるいは地位を求めるマクシマスの掘り下げが中途半端だったのと、
どうしようもなく予算の少なさによる端役インヒューマンのクオリティの低さが勿体なかった。トライトンと目からレーザー出すやつ、もうちょいなんとかならんかったんか。

ハワイのロケーションは良かったです。
(ハワイ繋がりでスミレさんもカメオ!)
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