りょーこ

三毛猫ホームズの黄昏ホテルのりょーこのレビュー・感想・評価

三毛猫ホームズの黄昏ホテル(1998年製作のドラマ)
3.5
大林宣彦監督による赤川次郎原作三毛猫ホームズシリーズの映像化第2弾

前作未見ですが、こちらは大好きな佐藤允兄貴が出ているとのことでポチったよ♪

三毛猫ホームズは小学生時代に読み漁ってた記憶!
が、もうなんも覚えてませんw

だからとっても新鮮でした(*‘ω‘ *)

そもそも大林監督なので、普通には撮りません!

イマジナリーラインがんがん越えてくるし、鏡のようにシーンをパタパタと切り替える、視点なんて全然合わない、なんとも不思議な見せ方です!

OP曲からしてヘンテコ過ぎて異様に耳に残ったwww



ホテル金倉。
10年前に少女が毒殺された未解決事件の現場である。

そんなホテルが閉鎖することとなり、オーナー(宝田明)が馴染み客を招待した。

そこへやって来た片山刑事(陣内孝則)、妹・晴美(宮沢りえ)、三毛猫ホームズ、石津刑事(竹内力)。

やいのやいのしていると、オーナーが殺されてしまい……



血が苦手な陣内孝則
滅茶苦茶キュートな宮沢りえ
はらぺこが過ぎる竹内力

そしてにゃんこ(ФωФ)

さらに
怪しさ満点の嶋田久作
死神博士より怖い天本英世
きゃるんきゃるんしまくり南野陽子

そして何より我らが兄貴!佐藤允!
だぶだぶ革ジャンが可愛い警視役でした♪
おヒゲと帽子でマンダム感アップ!!


人間ドラマ、心理描写がとにかく独特で、10年前の事件も今回の犯人もどーでもよくなってしまいました(笑)

が、形ばかりの愛や憎しみとかではなく、相手を思いやり優しくしたからこそのあれやこれやで。

単純な犯人探しではない、人間を掘り下げた見せ方なのが面白かったです!


特典には監督や陣内孝則のインタビューもあり☆

監督は駄洒落が好きとか、宮沢りえは都こんぶ食べまくってたとか、佐藤允兄貴とは競馬の話ばっかしてたとかw

監督による赤川次郎作品への思い、映像化するための本のあり方、そしてそれを映像化する意義なども大変イイお話でした!!

前作も観てみたいなぁ(〃ω〃)
りょーこ

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